アニメ2017年度上半期総括
え、もう2017年?
第1四半期予定
ヒロアカ2期。
アニメ「タイムボカン24」(タツノコプロ、2017)
#05:
TVP「アメリカ横断ウルトラクイズ」(日本テレビ、1977-1998)の、福澤朗さん担当回#15-16(1991-1992)をリスペクトした意欲作です。ちなみに、#16は専門チャンネル「ファミリー劇場」にて2017年06月に再放映。
特筆すべきはサウンド。おそらくオリジナル音源ではなく打ち込み直しですが オリジナル音源にて、オープニング『Theme From Star Trek』、勝ち抜けジングルの起用、さらに「ジャストミート!」もガンガン放つ。
(上記「オリジナル音源にて」と修正。
基本的にテレビ曲はJASRACと包括契約を結んでいるので、JASRACに登録されている曲は放送上は問題なく使える 永井幸治、アニメ「タイムボカン24」(タツノコプロ、2017)プロデューサー
セブンデイズウォー『QUIZ JAPAN vol.7』(ほるぷ出版、2017)P.233/上Ll.24-26
)
決勝、砂浜に横たわるシーンはオリジナルにもあったような……未調査。
さぁはたしてリアルタイム視聴者はついてこれるのか。とはいえアニメ「タイムボカン」(タツノコプロ、1975)は1975年、ほぼほぼ同級生ということを考えると、これはもうTV史を振り返る1作品となっているのはなかろうか。ちなみにメカバトルは野球ネタ。福澤さんのキャリアを考えると、シロート的にはプロレスにしてほしかったが。
#24:
最終回。
後番組がヒロアカ二期なので、アクダーマのメンバーがパロってますね。オヤダーマ様の言及「主人公は個性のない少年」を受けて、「私たちも個性がないから出られるかも……」と呟くも、オヤダーマ様お約束のツッコミ「お前たち個性ありすぎ」。さらにスズッキーが「私が来た!」「スマッシュ」と発言、というかCV:三宅健太なのでご本人。
アニメ「僕のヒーローアカデミア」(第二期、ボンズ、2017)
#14:新OPは米津玄師。
- 口田は青山との対話シーンがありましたが、セリフなしスタッフロールなし。まだ声優決まってない?
#18「騎馬戦決着」まで:
とこやみくんがかわいい。
騎馬戦の決着ってあんなん(緑谷轟爆豪の三つ巴未遂)だっけか。コミック版よく覚えてないや。とこやみくんがかわいい。
アニメ「デジモンユニバース アプリモンスターズ」(東映アニメーション、2016)
第2四半期予定
201705:どちらかというと春より夏クールが忙しくて、グルグル、ナナマル、メイドインアビスが待っているのでっしゃ。
アニメ「ナナマル サンバツ」(TMS/だぶるいーぐる、2017)
#01:とりあえず、続きは観なくてもいいかな……マンガで十分だな……
これから話数を重ねるにつれ、クイズは高難度化していって、早押しの描写もシャープになっていくんだろうけど、すでに#01の時点で、「早押しクイズをアニメ化するってタイヘンなんだなぁ」感が見えてしまって、期待が薄れちゃった。
アニメ「魔法陣グルグル」(Production I.G、2017)
#01:
早い早い展開早いって。もうリコの花ククリに買ってあげたとこだよ。
はたして新OP:
全人類が待望する中。『MAGIC OF LOVE』『晴れてハレルヤ』『ダイナマイトヘブン』の次に切られたカードは『Trip Trip Trip』でありました。
さて、「良い悪い」というよりも「許せる許せない」で語ったほうが本音だね、というデリケートな話題なんですが……枕さん的には「許せる」! なんかカラオケで歌いにくそうなのが気になるけど、前3曲も難しい部類だったしな。
#08:
日アニが5年かけて(アニメ1期31話:1995年06月→2期開始:2000年04月)辿り着いたネコジタ谷に、Production I.Gは1週間(#07→#08)で到着した挙句、原作(5巻Pp.48-49)にも日アニ版(2期#03「きてきて!ククリのお店屋さん」)にもなかったトマの下着を全国に披露するという暴挙(うれしい)に出た2017年版。
トマの下着は六尺褌で、模様は白地に青の輪を四十五度の角度で一面に並べたもの。ニケの水色トランクスは何度かお披露目してる記憶があるが数えていない。
アニメ「メイドインアビス」(キネマシトラス、2017)
#01:
レグの×ン×ン挿話をどこまで再現するかと……ああ正しくないなコレ……やってくれないとオレは泣く、と思っていたら、きっちりこなしてくれた。ヘソ確認→股間突起確認、ホントもう眼福。近年の少年役としては外れナシ、伊瀬茉莉也の抜擢もバッチリ。ナット:田村睦心もカンペキ。とりあえずいまのトコ不満はない。
#02:
リコの「おシリの穴は鉄棒突っ込んだら折れちゃった。×ン×ンはホンモノっぽい、ナマっぽいモノがついてる」という旨の発言に頬赤らめるレグ。こんな感じで毎週1挿話、少年男子の局部に関する会話が展開するのかしらん。
#04:
かしらん、とか書いていたら、レグがおっさんに「ちんたま」を確認されるという恥辱を受けていた。
#05:
そしてナマっぽいと書かれたメモ帳をリコが紛失したことにレグが安堵しまして。
#10:
ナナチめっさいい声
ナナチめっさいい声
この直前にリコさんがぐろてすくですぷらったでせるふいんじゃりー(手を下すのはレグ)な感じになっていたり、
この直後にレグがリコさんに人工呼吸(ナナチ曰く「ちゅーだよちゅー」)を施したりしているんだけど、それら郷愁をふっとばすぐらいナナチめっさいい声で、どうも私はアニメを目ではなく耳で消費している説が浮かんでは消えますが、ともあれ誰だ誰だとスタッフロール、井澤詩織。判らんなぁと思っていたら「Hi☆sCoool! セハガール」のメガドラ、アプモンのミエーヌモン、ヘボット、グルグルのケベスベスという布陣。えぇと、ナナチの腹の中にヘボットがいて、ヘボットの中にケベスベスがいて、その腹の中にメガドラが鎮座しているという解釈で、一人称「オイラ」でたまらん。前情報でおにゃのこだとわかっていなかったら堕ちていた可能性が大。
#11:
近寄ろうとするレグとそれを阻むナナチがたまらん。
#12:
レグとナナチが戯れているのを眺めるアニメと化しているメイドインアビス。ナナチ頬赤らめすぎである。
食事シーンはレグのりばーすからナナチの「イヤなら喰うなよぉ」まで、控えめに言ってサイコーである。なお奈落シチューは「キュアメイドカフェ」でのコラボカフェで提供されているが、残念ながら泥ではないほうである。
#13:
×ン×ンどうしたの? リコ台詞
アニメ「メイドインアビス」(キネマシトラス、2017)
#13「挑む者たち」
あくまで遠回しではあるが、ケガをしているリコの介抱のため、いっしょに風呂に入ったレグの下半身の挙動について、×起ネタをブチこんでくるという処遇である。まあその
- 羞恥ネタの極みではあるので、正直レグに同情する
- コレぶっこめたのロボだからなんだろーなーと昨今の表現規制に意識を巡らせる
- おにゃのこに×起指摘されても×たねぇよというショタ同士至上主義者からの暴言
- 今年のロボショタは彼とキーボさんに持ってかれたなぁという詠嘆
と思惟重なる。2期決定おめでとうございます。
アニメ「ミスター味っ子」(サンライズ、1987)
2017年度アニソンベスト
総合部門:メイドインアビスOP
フルサイズ未聴。2番次第ではあるんだけども。
話題賞(とくにネガティブな方面で功績を遺した曲):
Ange☆Reve『リトルピ』
(アニメ「デジモンユニバース アプリモンスターズ」(東映アニメーション、2016)ED3/4(#26-38、2017))
息の長いシリーズなので、古参や前シリーズユーザーを意識した作品作りに定評があって、旧OP『DiVE!!』の「蝶」は『Butter-Fly』だし「new world」は『New World』なワケじゃないですか。こんなことボクがわざわざ書く必要とかないワケじゃないですか。
ワタシはまだ若いから!!
ワタシはまだ若いから!! Ange☆Reve『リトルピ』(アニメ「デジモンユニバース アプリモンスターズ」(東映アニメーション、2016)ED3/*(#26-、2017))歌詞
若くないとテイマーになれないよ、というのを匂わすのはNGだろう……プレミアムバンダイで初代のグッズ買い求めてる層にケンカ売ってDaijobなのかと。いや俺とかもすげー傷付いたかんね。
あと……OPアニメーションの出来は素晴らしいしダイスキなんだけど……鉄板学校ネタにレイ&ハックモン優遇。お、おまえなんか話題賞くれてやる!
追記:
フル聴いた。コレ意図的な編集の可能性がある。
- フルサイズには、「ワタシはまだ若いから」は3回登場し、直前のフレーズはうち2回が「「大魔道士サマ」と呼ばないで」、1回は「ワタシはまだ若いから」
- テレビサイズには、「ワタシはまだ若いから」は2回登場し、直前のフレーズはうち1回が「強く乗り越えていける」、1回は「ワタシはまだ若いから」
つまり、古参ユーザを逆上させた「強く乗り越えていける/ワタシはまだ若いから」は、フルサイズには存在しません。フルサイズであれば、「乗り越えていける」理由が「若い」ことにある、と読み取る構成にはなっておらず、「「大魔道士サマ」と呼ばないで」ほしい理由が「若い」ことにある、としか読めない。
若くなければ乗り越えていけない、つまりテイマーになれない、と読ませているのはテレビサイズだけだ。
アニメEDの映像は、コミック「デジモンユニバース アプリモンスターズ アプモン学園!!」の影響を受けている可能性があります(未確認)。