年々、フットワークが悪くなっていますが、も少し這い擦り回って行きたいのです。
ブレインズ・ベースは、昨年のブラコンを制作したところ。かつてはプラスターをアクタスと共同制作しています。
#01:ぶっちゃけアニメ化に至ってエジプト組を切ったという戦犯メディアミックスである以上、評価は厳しくなるし推しメンもいませんよー、と乾いた目線を向けていたんですが、ED曲がやっぱり良質で(いやもうElements Garden略してエレガ凄いっスよ)受け入れる気になっちゃいました。
↑ざっくり訂正:アヌビス、デフォルトの攻略キャラじゃないっぽいという情報を目にしたので、PSP公式サイトをよく読んだら、6人のうち誰か落とした後だよー、って書いてあって肩の力が抜けた。そうか、アニメスタッフにハブられたんじゃないのか。ところで神話クイズってガチなのかしらん。「吉村作治」とか「ロゼッタ・ストーンに書かれた3つ/の文字」とか「ベルギーの画家、フェルナン・クノップフの『愛撫』/に描かれている神話上の生き物は?」「ネコ!」「そこはスフィンクスだろ……」とかやるのかしらアヌビスと。問い読みトト様(CV:森川智之)で。ひぃぃ楽しい。
#03:水着回。海に行ったのに泳げない、というギミック的なネタは、「水着を忘れた」(回避:現地で調達)、「そもそも水ギライなキャラ」(回避:主人公が立ち回る→「水もいいかも」)、「サメが出る」(参考:きん注)などいろいろなケースがありますが、これは「急に天気が悪くなる」の極端なパタンに相当するかな。
んで、まぁ。枕さん褌だったらなんでもいいってワケじゃないですけど。「あにぃ」とか言ってる弟君が海神で褌@アイキャッチ、というサービスショット。流されそうです。
#04:まさかの水着回。「濡れない水着回」であれば、試着室、コスプレ、×ゲームなどシチュエーションが思い浮かぶのですが、これは水浸しなので「泳がない水着回」とでも称するところでしょうか。
Aパート末にちょこっとアヌビス出ましたが、水浸しでしたね。PSP買うと水着見れるのかしらん。
#05:ショタショタショタショタショタ。アヌビス。ショタショタショタ。
【訳】なにそれ戸塚尊さんとお付き合いするためには朝晩走らないといけないの? 二次元相手にリアルな感覚を適用するのは愚かだけれど、衰え朽ちたこのカラダじゃ私戦えない。
そしてショタ尊さん。回想ショタという手法を用いてひとけた見れるなんて眼福やわー。カチューシャキャラ=デコキャラということでやはり質の高いショタの供給がなされ私は満足です。
#10:アヌビスメイン回、ということで。
そもそも各神話の神々を集めて学園生活を送る、ということ自体が神話内物語、劇中劇に相当すると思われますが、かててくわえて彼らに演劇「シンデレラ」を演じさせる、となると劇中劇中劇ということになりますか。何だコレ。
劇中(いや劇中劇中か、いや……)、ナレーションのトト様が、読めなくなった台本を放棄し、アポロンを「あほう」、バルドルを「天然」だと呼称します(この呼称自体はすでに既出)。これらは要するにストックキャラクターとしての言い換えなんですね。
はてさて、そんなキャラクタライズからすれば“不思議系”に属するアヌビス。ちゃんとキャスト欄にも「梶裕貴」が載っております。ぇぇと……なんだけど……今回の脚本での描かれ方は、“不思議系”を飛び越して人畜有害な描写がなされてましたね。窃盗、瓶投げといった軽犯罪は犯すし、まともな言葉を話さない(いや大前提としてはそういうキャラなんだけどね)し……この物語の舞台が学園、つまり教育施設だということを考えると、なんだか、否応なしに、そういう区分の迷惑者扱い(ストックキャラ“トラブルメーカー”とは一線を画する)をされたんだなぁ、ほかの叙述方法はなかったのかなぁ、と思うとハート凹みますね。
#12:最終話。おつかれさまでした。ビーム飛ばしまくってたトコしか記憶にない。
最終話挿入歌。
あのリンゴが象徴的に本編に関わってくるのかと思ってたら、ロキさんの手によってリアルウサギリンゴになっただけだった。
#01:主人公好きですよヴィジュアル的に。声も範疇。村瀬歩はバディファイトの舞浜カクモ、えっとほら孤高の虎チームの……五角形眼鏡の。ほう。
ゲームミュージック×和風、ですか。かっこいい。
原作はAC『モンスター烈伝 オレカバトル』(2012)。
アニメーション制作はバディファイトと同じコンビですね。
#01:「ファイヤくん」「デー太」と呼びあう少年たち。あ、うん。不覚にも萌えた。抽象度の高い名前って盛り上がるよね。データとかメディアとか。
#03:脚本;江夏由結。
タンタさんの顔がスキ、というか顔のデザインがスキ(なので黒いほうもスキ。ていうかバーンの声、興津和幸)。今回、敵の武器を奪ったことでワルモノ化しそうな感じですけどダイジョブかな。心配。⇒次回予告観たら目元黒くなってますね。あうあう。
#04:脚本;江夏由結。
ゲームはよく知らないんですが、カードにプレイヤーの名前が印刷されるんですよね。自分のパートナー(相方でも式神でもいいけどさ。要するに信頼できる人外)を強く意識させるシステム下にあって、自キャラのタンタが敵軍へ、敵キャラの興津さんが自軍に回る、という場転換を繰り広げてくれました。やー、これアニオリ展開だったら評価するよ。ヒトと人外が1対1の関係である、たとえばドラコレには不可能な芸当であり、自モンスターが3匹いるからこそ可能な演出。15分アニメだから、30分換算すると2話の時点で、ダイジな自分のモンスターが相手側に寝返ったら、コドモ泣くよなー。
#08:タンタさんが帰ってきた!
ゲーム公式サイトを読みますと、「戦士タンタ」は「序章」の、「炎の戦士バーン」はリニューアルした「新序章」のキャラクターなんですね。つまりタンタOUTバーンINという入替は、新旧交代という意味合いがあったワケで。
ところで、トレカに対抗して非トレーディングカードっていうのを作ればいいなぁ、独占欲満たせるし転売による市場の縮小化を免れるし、と考えていたんだけどコレ、オレカですね要するに。カードに自身の名前を印字させるという、まるで文具や教科書に名前を書いて盗難を防ぐような、単純かつ効果的な方法。同コナミ『NEWラブプラス』(3DS、2012)の「カレシロック」、顔認識機能も同線上の発想ですね、“僕だけの”感を出すことでユーザを囲い込む。
#09:要するに、カードに印字された名前が別の名前に書き換わる、っていう、実際のゲーム体験時には味わえない快感をアニメにして与えよう、っていうシナリオ意図はよくわかるんだけど、
というあたりで興が削がれる。そしてファイヤ組はファイヤ(赤)、ケロゴン(赤)、ヴァル(赤)、バーン(赤)、ヒート(赤)、プチドラゴン(赤)という赤パーティになりました。なんか目がチカチカする。
#15:放映日は7/14。冒頭にてファイヤさんが「夏休み」と言っています。
ヒートさんが今回から進化(火炎召喚士ヒート)。本編内に進化描写はなかったので、おそらくファイヤさんがゲームセンターとかデパートのゲームコーナーとかで進化させたのでしょう。
いつも通りダジャレを飛ばしているのですが、それに対してバーンが難色を示すシーンが挟まっています(カニだけに……あぁ伝染ってる伝染ってる)。これまでヒートさんのダジャレに対しみんなノーリアクションだったと記憶しているのですが、ここで初めてヒートにリアクションを取らせたとすると、「コイツ進化してもそれなのかよ……」という呆れの気持ちを表しているのでしょうね。いやー、萌えますね。行為中とか行為後にしょーもないこと言ってバーンさんを萎えさせるヒートさん。
再来ダンテさん。初登場時の素振りから察してはいましたがやっぱりツンデレ枠のようですね。
ラストには青いタンタさん(タンタさんと同じ顔したカードはタンタさん群という分類学的認識)が登場、涼しげでいいですね。先週とかラマンダー大量発生で暑かったですからね。
#16:オレカは比較的、ゲームシステムを逆手に取ったネタ、つまり既定のゲームシステムではありえない展開(#04のモンスタートレード、#08のカード所有者名変更)を意識して脚本に盛りこんでいるアニメだと思っているのですが、今回はフロウさんの記憶喪失を前提にして、「コマンドルーレット」を最初は「思いだせない」で埋め尽くし、その後少し記憶を取り戻したのでコマンドの一部が技名として表示されました。おそらく、フロウの記憶がすべて戻った暁には全部のコマンドが解禁され、見たこともない大技が繰り広げられるのでしょう。
#17:「負けたらカード1枚没収」。これも筐体にはないネタだよな(もしあったらコドモ泣くよな)。今回のタンタさんは生贄扱い。不幸属性に磨きをかけてゆく。
原作は同名ソシャゲ(コナミ、2010)。ACは2013年から稼働。
監督は川口敬一郎。メルヘヴンの、というより、近年だと「劇場版 HUNTER×HUNTER -The LAST MISSION-」(2013)を手がけていらっしゃいます。
で、まぁ、緑ですよね。金田アキですよレベルE(2011)の清水良樹ですよ。RGB切り替えて褐色少年、ノースリーブ(のようなもの)+頭の後ろで腕組みがち、というダブル設定のせいで裸脇映り率高し。ぃぇぃ。
#03:お風呂シーンのカメラが遠い&尺が短い、というサービス精神の不足が見られます。ちょっとアレだ神々の悪戯#02とか見習え。
#15:水着回。主人公格の少年が複数いるアニメにて、水着(あるいは、ごくまれに、下着)のデザインを別個にすることでキャラの個性付けを行う、というのはままあると思うのですが、こちらは半ズボンタイプ炎デザイン、白褌、青競パンとベッタベタでカンペキです。ごちそうさまでした。
佳作脚本(担当:シリーズ構成の十川誠志)。
船から岸まで船員を乗せて運ぶ艀(はしけ。この言葉知らなかった)が満員のため、ヒロたち3人が乗れなくなったので、水着に着替えたのち船長に「泳げ」と言われる。いや渡し舟往復すればいいじゃん、と思わせる理不尽な展開なのですが、畳みこむように「てかあいつのパンツなんかスゴくね?」とシンに言わしめた競パン姿のレイにカメラが移動、さらに島の人々に海賊だと誤解されたため、レイを矢面に立たせ「あんなヘンなパンツのヤツは海賊ではない」と納得を促すギャグシーン、そして「一流とはそういうものよ!」とレイに決めさせる。すばらしい流れ。
島に上陸しようとする海賊の作戦を予測して曰く「俺がユートなら、そうするからだ」と船長。戦略ネタをメインに据えたかと思えば、男の乗組員に擬態しているため、うっかり挙げた女声の悲鳴を男声にて叫び直すユナという小ネタを綿密に配置。巧いコト巧いコト。魅せられた15分でした。
ゆめ太カンパニー、現在はハルフィルムメーカーと合併し「TYOアニメーションズ」となってます。
Q:ロジャーどう?
A:声ドナルド・フォントルロイ・ダック(あるいは「カントクくん」でもいい)だし……そりゃ布団に潜りこまれたら遠慮なくモフモフするけど……あ、バッグス・バニーは鈴木勝美さん。
私、カートゥーンにはぜんぜん明るくないです。
ブルーレイのパッケージ裏に「男と女とラビットの三角関係ストーリー」って書いてあるけど、探偵にはお似合いの女性がいるしロジャーは既婚者ですし、女を取り合う描写はないし男を奪い合う描写もない。むしろ探偵とロジャーのキスシーンもベッドシーンも盛りこまれているのだから、もうドタバタコンビものだっていう解釈でいいような気もする。ストーリーは探偵モノなので、犯人と最後のキーガジェットさえ見抜ければ、単調な謎解きかと思います(私はわからなかったけど)。
作品のウリはやはり技術力でしょう。むしろメイキング映像が楽しかった。実写フィルムとセル画の合成とか、撮影現場の人形やロボットとか。「2次元に行きたい」というのは我々オタクの常套句ですが、メディアの送り手側が本気でそれをやろうとするとこうなる、という苦労話には、欲情催す暇などなくただ頭を垂れるのみ。
あ、TDLにアトラクションあるんですね。行かなきゃ。
特設ページ行。
バタバタヒラヒラ!
バタバタヒラヒラ!
バタバタヒラヒラ!
今年の流行語大賞はコレで決まりかと。「一般正解率0%」とのこと。
やー、いいバランスでした。出題はコミック、テレ朝旧ドラTV、旧ドラ映画、新ドラTV、新ドラ映画、アメリカ版と幅広く取り揃え、アニメ問題には原作準拠にアニメオリジナルを差し挟み、しっかりがっちりしたドラクイズでございました。
……というよりは、このタイミングで、つまりアメリカ進出・STAND公開・80周年という節目に、テレ朝がドラえもんクイズを作った場合、どのような問題が出て、どのような答えが欲しいか、どうすればパーフェクトが取れるか(クイズ番組っていうのは、必ずしもパーフェクトを目指す場ではなく、ゲームに勝つことが主目的なのですが、今回は問題の難易度と回答者のレベルが極めて高いため、おのずから完答=勝利という図式が成り立っていました)という、傾向と対策を練るという立場からするととても興味深い、というかほぼモデルケースに近い番組だったと思います。たとえば1ヶ月後に予選出ろと言われて、がっつり勉強できるとしたら、何をすべきか。日テレ版・ドラえもんズ・ドラゲー・ドラベースは外す、といった情報の取捨選択に迫られ、「ドラ泣き」なんていうフレーズで推してきたSTANDに合わせて名作エピソードを浚う、戦略ゲーにも似た脳内処理が展開されることでしょう。アツいね。
ドラえもん関係のイベントが重なっているなぁ、とぼーっと眺めていたんですが、コレみんな藤子先生生誕80周年合わせなんですね。個人的には、故人に対する「生誕○○年」っていうのは、「没後○○周年」とどっちかに絞ろうよ、っていう理由で、あんまり好きではないんですけど。
公式サイトに80周年のロゴが載っているものとそうでないものとありますが、目に付いたまま並べます。
「王子が帰ってきたぞ! 全裸で!」
「王子が生きていただと!? しかも全裸で!」
「王子は剣の名手だからな。全裸の」
「全裸全裸言わないでください」
ペコたまらん。王国帰還の際はぜひ国民全員に、一糸纏わぬ姿を噂されていてほしい。
ブルーレイにて閲覧。ちなみにドラ映画ブルーレイ発売時期は、新・鉄人兵団のスペシャル版が2011/12、奇跡の島のスペシャル版が2012/12、ひみつ道具博物館が2013/12(ここからスペシャル版と通常版が同日発売)、今作が2014/08で例年よりも早いリリース。これは夏公開「STAND BY ME ドラえもん」の影響でしょうか。なお夏公開ドラ映画としてSTAND~は2作目、1作目は「ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ」(1981)。ついでに桃太郎は水田版によるリメイク「ぼく、桃太郎のなんなのさ2008」があるんですね。
購入動機は「うっかり公式サイトで観た予告編のペコがエロすぎたので」なんですけど。
四足全裸、四足着衣(着せかえカメラにて水着)、二足全裸、二足着衣と4遍楽しめ、さらに二足着衣は剣士と王族ヴァリエーション有、とサービスしすぎなんですが、原作もそうだったんでしたっけか(既読だが目下手元にない。1982年版はたしか1回観ているはず)。
ペコは小林ゆうでありオイシくないワケがなく、ですます口調に撃沈である。なお1982年版は清水マリなんですね。チッポは坂本千夏/杉山佳寿子。
王子の名セリフ「なんかいい道具あるでしょ。」(てんとう虫コミックスP.118)はカットされてます。まぁあれだけ勇気と正義を前面に押し出し、「古びた予言と部外者の外国人を頼り、国の危機を救おうとする自分は王様失格なんじゃないか」という旨の自省をするキャラに言わせていいセリフじゃなかったか。なお「いまのはころんだのです。」(てんとう虫コミックスP.122)はシーン有。
未来から残り5人の自分たちが助けに来るシーンのBGMは『夢をかなえてドラえもん』インストなのですが、イントロのメロディラインは『ドラえもんのうた』を意識してる気がするなぁ。