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アニメ2013年度上半期総括

 20131014追記:「アニメ・コミック2013年度」を「アニメ2013年度」に改め。

Webショートアニメ「SHOW BY ROCK!!」(サンリオ、2013)、シンガンクリムゾンズ編

 Webショートアニメは例のケルベロくん愛玩アニメ「地獄ようちえん」 に踊らされて以来。
 本編はスマホアプリの販促のようなものでして、獣人女の子バンドの「プラズマジカ編」が3本、獣人男の子バンドの「シンガンクリムゾンズ編」が3本公開。

 正直なところ、地上波の30分アニメと同じ質を求めるのは間違っていると思うし、コレを観てうれしいとか悲しいとか世界を変えようとか思われるよりも、興味を煽ってアプリユーザがひとりでも増えればOKだという、商売っ気に直結した(タイトル自体「商売ロック」とダブルミーニング)動画であればいいワケです。

#01:
 キャラ紹介、つまり顔見せのための第1話。ちなみに「プラズマジカ編」では第2話までキャラ紹介に充当している。

#02:
 あ、観直したらコレはけっこうネタ詰め込みなのかもしれない。「アーティストが持ち歌の替え歌を披露」「ラーメンへのオリジナルカスタマイズトッピング」「過剰トッピング」「視聴者に向けたラブソングかと思いきやラーメンに対して歌う」「お笑い芸人・河本準一のパロ」。ネタのどこかに誰かがひっかかってくれればOKという大味なスタンスと評価するか、厳選し凝縮したネタのマシンガンで聴衆を爆笑の渦に巻き込もうとしたその威勢やよし、とするか……あ、いや。厳選し凝縮したネタのマシンガンのどこかに誰かがひっかかってくれればいいや、っていうスタイルか。なーんにも残らないぞ。ロムたんでダシ取ったラーメン喰いたい、くらいの感想。

#3:
 まさかのネタ被り。カレーへのオリジナルカスタマイズトッピング……ああ待ち焦がれてた俺の1週間を返してくれサンリオ……。

 なお、ネタとして「日本語字幕と英語字幕が微妙に異なる」というのがありまして、コレ故意にやってるとしたら評価します(たんに英語字幕担当者が脚本家と別人なのかもしれないけど)。動画投稿サイトの違法動画に付加された、国産アニメの外国語字幕のパロとも取れますね。#2のラブソングの矛先、愛する対象は日本語より英語のほうが先に「ラーメン」と出てくるので一足早いネタバレになってるし、#3ではレジの「よろしいでしょうか」が英語では「現金かカードか」という別の意味の文言に差し替わっています。

 というわけで、アニメ内では全員で歌ってますが、いちおうバンドのVo.担当は谷山紀章さん。アニメ「好きなものは好きだからしょうがない!!」(2005)ED1/1『Daydreamin'』でおなじみですね。うたプリの那月。
 ヤイバの声質軽いなぁ、と思っていたら市来光弘ってPC『Laughter Land』(郎猫儿、2006)のヨアンなのね。

 同名スマホアプリは音ゲー+育成ゲーのもよう。サンリオの音ゲーといえば私は2本確認してまして、1998年のPS1『Kitty the Kool ! カブキでたのしくおどってね!!』(イマジニア、ウィキペディアはフランス語版を参照)と2010年のスマホアプリ『はろうきてぃ歌舞伎十八番』。後者は前者の移植ぽいですが未確認。きっと「SHOW BY ROCK!!」のダブルエクスクラメーションマークはここから引き継いだものなんだよ(適当)。

アニメ「よんでますよ、アザゼルさん。Z」(2013)

 OPの羊がかわいい。

Team.ねこかん[猫]featuring.米倉千尋『りばいばる!』(アニメ「よんでますよ、アザゼルさん。Z」(2013)ED1/2・OP2/2)

 『ぱんでみっく!!』もそうですが、あいかわらずTVサイズの切り方がヒドいなぁ。フルサイズのいいトコロまったく出てない。まぁ出そうと思ったらフルサイズ流すしかないのか。
 いわゆる続編OPは1期OPに勝てない法則発動、名曲ですが『ぱんでみっく!!』には見劣るか。というか米倉千尋さん前よりちょっとノリ悪い気がする。


#09:
 サルガタナス:金田朋子。この配役はウマいというか、“まんま”である。ベストフィット。

#11:
 あー、インキュバスとアザゼルって職能ダブるのか。言われて気がついた。第2期クライマックスに水島努監督が選んだのは、似た能力を持つ自分より優れた存在との対峙ネタ、ということか。
 インキュバス、「ッス」口調・後輩キャラという鉄板設定。中の人:豊永利行はアニメ「ケンコー全裸系水泳部 ウミショー」(2007)の主人公、沖浦要。

アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%」(2013)

 猫=セシルが魔法で変身していた姿。「美女と野獣」とか「鶴の恩返し」とかのいわゆる動物変身話・異類婚姻譚。

#11:
 翔ちゃんの 胸とか脇が 肌蹴すぎ。いわゆる浴衣回です。

#13:
 最終回でした。翔ちゃんが17歳で、美風藍が15歳で、帝ナギが13歳。アイドルの低年齢化に拍車がかかっているのかしらん。
 帝ナギのCVは代永翼。歌関係で云うとアルバム「新・百歌声爛-男性声優編-」(2010)で1曲目に『ときめきの導火線』(アニメ「ふしぎ遊戯」(1995)ED1/3)を素で(原曲キーで)歌ってたのが印象的。
 ていうか弟出ないじゃん。

アニメ「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」(2013/01-03)

 あ、いや、#01で切ったんだけど。
 主人公に、石を投擲して大砲のようにぶつけることのできる特能があり、それでいて人生つまらないとか言われちゃうと、特能のない僕らは生きることに何の意義を見出せばいいのかわからなくて、惨めな視聴者は番組替えるしかなくなります。まぁ、特能あるならオリンピック出ろよ、とか、そういうコト言いたいんじゃないんですけど。

アニメ「HUNTER×HUNTER」(2011、日本テレビ版、マッドハウス)

#76:
 「サイカイ×ト×リカイ」まで観ました。続きは……あー、ポックルとヂートゥ出たら再開するかなー。先送りするかもしれない。

~#83:
 ヂートゥ高城元気! ヂートゥ高城元気! ヂートゥ高・城・元・気!
 このフレーズだけで春期はがんばれそうです。キャラに合わせてじゃっかん低めの声出してる印象、でも喋るだけで 昂奮す ……うれしいです。
 ちっちゃいクルトは安済知佳さん、1990年生。お若いことお若いこと。
 スピンことスピーナ=クロウが少年声だなぁと思ったら松元惠。おおお古代リュータか。
 特筆すべきは、原作コミックでは描かれていないパートの描写、とりわけ悪者すなわちキメラアントのところが多く追加されてますね。じわじわと知性を発達させていく様子が手に取るようにわかります。

#84:
 おそらくポックルさんの最終登場回。カメラワークからは全裸なのかいまひとつ確信が持てない。むしろ脳内を弄る針を兵隊の触覚から拝借したシーンが目新しかった。
 ネフェルピトー:藤村歩。ピトーと乱崎凶華さんはどっちが強いんだろうか。

アニメ「ザ・ミッドナイト★アニマル」(2013/08予)

 ED、タイトルだけで勝手に判別してるんだけど名曲っぽいんだよなぁ。

星屑スキャット (ミッツ・マングローブ、ギャランティーク和恵、メイリー・ムー)
『コスメティック・サイレン』(アニメ「ザ・ミッドナイト★アニマル」(2013/08予)ED1/*予)

 この手のサウンドかー。疲れてるときに聴きたい類。すきよ。
 作編曲は中塚武。小泉今日子『なんてったってアイドル(K25 Remix)』(アルバム「K25~KOIZUMI KYOKO ALL TIME BEST~」所収、2007)のリミクサー。

アニメ「Free!」(京都アニメーション・アニメーションDo、2013/07-09)

  「アニメーションDo」ってのは京都アニメーションの関連会社。
 男子高校生を京アニが描くとこうなるよ、という端的な例。

STYLE FIVE(七瀬 遙(島崎信長)、橘 真琴(鈴木達央)、松岡 凛(宮野真守)、葉月 渚(代永 翼)、竜ヶ崎 怜(平川大輔))
『SPLASH FREE』(アニメ「Free!」(2013)ED1/*)

 まだ5人だから転記する元気はあるよ。ST☆RISHは6人→7人のところで挫けた。
 EDは京アニらしく踊るのね、と思ったら「マギ」みたいになっちゃってました。油田国家に砂漠にオアシスネタ、ってことでいいですか。民族衣装萌え。

アニメ「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」(ラルケ、2013/07-09)

 「ラルケ」はスタジオ雲雀の別名義。スタジオ雲雀といえば「わがまま☆フェアリー ミルモでポン!」(2002)の印象が強いなぁ。

#01:
 えーと、枕さん〆んだり〆なしたりっていう作品、観ないようにしてるので、コレはもう見ませんし、ゲームもやりません。ゲームシステムに興味はあるんですけども。
 しかしまぁ、メインキャスト(15人+モノクマ)の声優が、いちおう調べなくても全員知ってる、っていうのは凄いというか、私の知見が浅いだけなんでしょうが、なかなか味わえない体験でした。緒方恵美の主人公がショタショタしていてたまらん。

#02:
 ほら調子に乗って#02観たら、その日の晩に霧切響子さんとセレスティア・ルーデンベルクさんの混ざったようなキャラが鞭持って襲ってくるので日本刀で応戦するっていう悪夢見た。ヒトによってはご褒美なんだろうけどさあああ。メンタル弱。

アニメ「げんしけん 二代目」(プロダクション・アイジー、2013/07-09)

 OP作詞作曲:桃井はるこ。

アニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(SILVER LINK.、2013/07-09)

 監督:大沼心。バカテス流モブ表現など畳み掛ける映像演出で楽しませてくれるんだけど、えーと、何というか、視聴者としてオタクとして、主人公の痛々しさを楽しめない自分がいる。

橘田いずみ(黒木智子)『どう考えても私は悪くない』(アニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」(2013)ED1/*)

 作詞:畑亜貴。

 編曲:ミト。クラムボンのミトさん。

魔界王子 devils and realist(2013/07-09)

 オカルトなのと、耳が尖ってるのと、アイザックが高城元気なので観ています。

 ゼロサムらしいなー、というのが率直な感想。まぁ最遊記とLOVELESSくらいしかわからんのだけど。主人公モテモテのハーレムアニメってことですよね。

アニメ「BROTHERS CONFLICT」(ブレインズ・ベース、2013/07-09)

 #01:ハ、ハーレムアニメ……ってことですか、ゴメンついてけなくて#01しか観てない。ただこれはシスタープリンセスへの時を越えたアンサーアニメだと思ってるので、ちょっとしっかり確認します。

ASAHINA Bros.+JULI (興津和幸(雅臣)、平川大輔(右京)、諏訪部順一(要)、岡本信彦(光)、鈴村健一(椿)、鳥海浩輔(梓)、前野智昭(棗)、武内健(琉生)、小野大輔(昴)、浪川大輔(祈織)、細谷佳正(侑介)、KENN(風斗)、梶裕貴(弥)、神谷浩史(ジュリ))『14 to 1』(アニメ「BROTHERS CONFLICT」(2013)ED1/1)

 だっはっはっは。これはいい企画だなぁ、と大爆笑でございます。褒めてますもちろん。この“やっちゃった”感はなんなんだろなぁ。


2013年度アニソンベスト

上期時点。

総合部門:
未定

編曲部門:
吉木りさ & ヒャダイン『シフトと時給と、ついでに愛をとりもどせ!!』(アニメ「DD北斗の拳」(2013)OP1/1)

 前山田健一。ホントこのヒトは仕事巧いと思う。

話題賞(とくにネガティブな方面で功績を遺した曲):
サキュバちゃんと叫ぶ地獄隊(阿澄佳奈、小野友樹、本多真梨子、藏合紗恵子)『絶叫★ジゴクリメーション』(アニメ「地獄ようちえん」(2013)MT)

 ゴメン、ネガティブでも2013年度でもないんだけど、忘備録なんだけど、ケータイとかないので音源の入手方法がわからない、という。
 今年度中になんとかしてくんないとふてくされて入賞させちゃうよ;;

特別賞(年度とぜんぜん関係ないお気に入り曲を管理者が適当に挙げる賞):
朴ろ美(植木耕介)『Evolution[リミックスバージョン]』(アニメ「うえきの法則」(2005)IM)

 作編曲:Funta。FuntaFuntaすぐる。原曲もいいがリミックスもよい。
 作詞:松井五郎。のっけから「どんなゴミだって/いのちのレプリカ」とか歌われると、僕みたいなゴミでも生きてていいんだね、的な気持ちになって救われる。何だこの宗教。

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