アニメ・コミック2012年度上半期総括

 何冊か、購読コミック(雑誌は読んでいません)が増えたので、アニメ感想とコミック感想を統合。ゲームは別枠予定。

春期

夏期

秋期(予)

 上期購入予定:デジモンクロスウォーズ主題歌ベスト(発売するか不明)、HxH31巻~、ナナマルサンバツ4巻~、ポケリバ5巻~、めだかボックス16巻~、(おざなりダンジョンTACTICS)

アニメ「HUNTER×HUNTER」(2011、日本テレビ版、マッドハウス)

#27:新OP、旧OPの2番かと思ったら『departure! -second version-』とのこと。

#30:「斡旋所の女」は沢海陽子、「幽☆遊☆白書」の浦飯温子。

旅団CV:パクノダがぱくろみなのはやっぱ狙ってるのか。俺の嫁コルトピ(旧:天神有海)は未発表、まさか喋らないってコトはないだろうな。

センリツCV:冨永みーな、ときましたか。あとパクノダはうんたんに聞こえるし、コルトピに至ってはまだ不明(#40時点)。

アニメ「めだかボックス」(2012)

 にしおいしんすごい。
 「刀語」(2010)も〈物語〉シリーズも原作・アニメともに観ていません。しかしながら、この作品を#04まで閲覧したところ、この作者の恐ろしい組み立て力を垣間見ました。

 っていうテンプレがあって、その周りにキャラを並べて、生徒会長の幼なじみが“主人公(男)”で、情報通兼大食いの定番お助けキャラがいて……という型通りのキャラメイキング。なのに、とんとんと話が進んでいくと、あれ、おもしろい、となる。これは謎だ。おもしろくないのに、ないはずなのにおもしろい。
 ガイナックス制作なのも強み。

 云うまでもないですが、私のお目当てはOP5人組真ん中のショタです。背が低くてよい。

 コミック15巻までの感想はこちら(というかうんたんの話しかしていない)です。

#05:くっ……種子島吉野か……。大予想! うんたん声優の本命枠が早くもブッキング。
 まぁ色黒・三白眼・ギザ歯の種子島二年生のことは、雲仙委員長とは別の方向性をもって好きだから、好い、というか、まぁ最適解なのかもしれん。

初回版DVD:1巻にめだかちゃんのキャラソンとペーパークラフト、6巻にみょりりん(ほらだって「うんたん」だと冥加とカブるじゃん)のペーパークラフトがついてくるとなると、6巻がみょりりんのキャラソンであることはほぼ間違いないと踏んでいいか。

#06:試合中にヘルパー外した生徒会チームは失格じゃないのか。っていう論議は雑誌連載時点でネットを席巻していたのだろうなぁ。

今しがた:アニメ公式Twitterで「カバー裏見れ」といわれたので2巻のカバー裏を見たんだ。
10歳男児の破壊力って凄いよな。

キャラアニ.com:BD・DVD4~6巻購入者特典、オリジナル枕カバーが誰の絵柄なのか(いやもう98%めだかちゃんだろうけど。あと1%はみょりりんで残り1%は名瀬夭歌)わかるまでは生きていようと思う。……あ、思い違いしてた。抱き枕じゃなくてたんなる枕、か。

#07:水着の種子島もいいけど、制服の種子島もコスプレ喫茶みたいでいいね。
 美術部の夕原一年生が下和田ヒロキ。声質そのままといった感じ。

#08:我らがうんたんですが、安定のぱくろみでした。ある種、逃げナシの直球ショタ役であり、面白味に欠けると云えばそうなる。なお、スタッフロール見ずに誰だか当てようとした枕さんですが、白紙回答でした。ぱくろみが当てられないショタコンなんて。
  鬼瀬の中の人は、あんまり巧くなかったです(とくに序盤)。大橋歩夕(旧:仲井絵里香)。

#09:頭抱えて悩み込むところなんですけど、なんだかうんたんあんまりよくなくなくなくない?

 えーと、ぱくろみの声質に違和感があるんだタブン。演技は巧いんだと思う。少なくともヘタではない。ただ、周りの声優さんの演技とはカテゴリが違うような、あるいは中の人が年上だからなのか(声優の年齢なんて、これまで気にしたことなかったし気にしたくないところなんだけど、どうにもこの違和感を拭いたいために調べる。40歳。めだかちゃん25歳、人吉27歳、半袖28歳、呼子の小清水は26歳だから、干支一回りくらいは年上なんだよな)、要するに、アニメ「めだかボックス」に登場するようなキャラの演技じゃない。もっとテキトーでいいし、軽めでいいんだよ。重いんだよなんかぱくろみ=雲仙の言葉が。雲仙のめざす正義はたしかにそれなりの重さがある内容だと私は思ってるんだけど、アニメでそれを律儀に反映させる必要は目下、ない。もう少し穿てば、小説版上でうんたんは自らの意思について言語化することに難を覚えていて、風紀を守るという目標に対する自己理論を確立させていない(上P.192/L.15-P.193/L.13)。だから「正義」だの「成敗しないといけない」だの、それを正義とか成敗とかいう文脈で喋らずに、さらっと流す感じで、西尾維新っぽくライトに(作家論的不理解を承知で断言すれば、無責任に)演ればいいんじゃないかなー。
 つまるところ、うんたんはぱくろみにとって目新しいキャラで、アニメ「めだかボックス」は目新しい作品なんだよな。エドワード・エルリックや植木耕助とは別の演者に、もしあと数話でぱくろみが化けるんなら、それはすばらしいことだと思う。

 しかし、コミック「めだかボックス」はつくづくアニメにしづらい作品なんだなと思っています。今回、マンガと違って動画だからこそよい、と感じたのは、先述したうんたん返り血タオルシーンと、黒神ダンシング発動前のめだかちゃんに対し投げつけられた物体、あと砕け散る鎖、くらい。うんたんの武器がスーパーボールだというネタバレがまだできないというハンデはあるにしろ、これといって動画化するだけの漫画かと問われると、いまのとこ意味を感じない。

 ところでアニメサブタイかつ2巻P.182「やり過ぎなけりゃ正義じゃねえ!」(なおこの#16コミックサブタイは「見下し性悪説だ」。どうでもいいが枕さんはこのめだか対冥利戦をあんまり読み返していない、うんたん恐いから。どちらかというと球磨川・裸エプロンと冥利・委員会連合戦のほうが楽しい)なのですが、日本語として、

α.「やりすぎ」ということでなければ「正義」ということではない

 つまり、

α´.「正義」ということであれば「やりすぎ」ということである

 っていう意味なんですけど、同時に、

β.「やりすぎということでなければ正義」ということではない

 とも解釈可能なので、うんたんや鬼瀬がそう口にするたびにいつも脳が混乱するんですよね。どっちの意味か瞬時に判断できなくて。

#10:はてさて。原作読み直してからアニメ観ましたよ。
 うんたんの乱れた荒れた息遣いで幕を閉じました第10箱。換言すればJKが10歳男児をブン殴る回であり、PTAからの苦情が気になるところです。いまさら気がついたんですがうんたんって巨大ファスナーキャラだったんですね。
(巨大ファスナーキャラ:【名】巨大なファスナーのある服を着ているキャラのこと。例:黒威すみ(アニメ「もえたん」(2007)))
 うんたんが水かぶったのはアニメオリジナル。ぴしゃぴしゃうんたん。

 要するに雲仙弟のアニメ声は私の理想より低すぎるんではないだろうか。まぁ下和田ヒロキの可能な限りひとけたボイスを当ててほしいわけではないのだけど。

#11:うんたん頬赤らめシーンの構図が、コミックから変更されていた。

#12:あ、2期おめでとうございます。あんまり興味ないですけどやるんだったら観ます。
 ラストどうするんだろ、王土を倒して終わり(1クール)だと思うんだけど、コミックだとそのあと球磨川編に直通なんだよな。具体的には、壁に螺子で打ちつけられたみょりりんが出るのかどうか。出して終わりだとすごく中断チックだし、出さないと負け犬軍団何してたの? な展開になっちゃう。

どうでもいいんだけどメモ:俺が種子島に抱く恋慕は、リューク=セルヴァー(PS1「ウィザーズハーモニーR」(アークシステムワークス、1998))に抱く恋慕に程近い。

番外箱:ほら枕さん3次元とかニガテなので中の人の素顔とかあんまり見たくなくて。
 ぱくろみと語る昨今ジャンプアニメキャラ(パクノダ・うんたん・日番谷冬獅郎)とかいうコーナーはなかった。あとアリアドネ(第4問)は正解できたので満足。

DVD:うんたんキャラソンがない件

西尾維新『小説版めだかボックス(上) 久々原滅私の腑抜けた君臨または啝ノ浦さなぎの足蹴による投票』(2012、集英社)

 上下巻の上なので、単品での感想はそれほど当てにならないと思うんだけど、普通。
 あえて云えばうんたんがよく喋るので萌えるくらい。
 「いつも応援ありがとう」(P.199/L.6)は目覚まし時計ボイスにするべきだ。

西尾維新『小説版めだかボックス(下) 朳理知戯のおしとやかな面従または椋枝閾の杯盤狼藉マニフェスト』(2012、集英社)

 あ、「えぶり」(木編に八)をPCに出すのめんどい。「杁」の異体字。
 えーと、とくに面白くはなかったです。

西尾維新、暁月あきら『めだかボックス 16』(2012、ジャンプ・コミックス)

 キヲテラエの推しメンは咲ちゃん。
 アーティスト名が文章になっている先例といえば、3次元ですが「T.M.Revolution」(Takanori Makes Revolution)を思い起こします。

 P.86私服うんたん、スライダーの代わりに輪っか。P.26寝起きの未造がかわいい。P.160種子島がマフラー。P.161アニメ化されて思い出したよ的な左下の夕原。

西尾維新、暁月あきら『めだかボックス 17』(2012、ジャンプ・コミックス)

  好きな男児はうんたんです。これで冥加との区別を気にせず心置きなく「うんたん」って呼べるね。

 ぃやー、読み応えのあった巻でしたな。変態男子、漢字使い、振られていためだかちゃんなど。生徒会メンバー総入れ替えで多少は勢いが落ちるかな、なんて思っていた読みは大外れ。見事、と言わざるをえないなー、これは。
 婚約者全員を男から女に差し替えたのは、読者をびっくりさせるのとともに、絵面の問題もあったんでしょうね。みんなおにゃのこ好きだよなー、少年マンガ誌だしなー。

 んで、極めつけは安心院さんの6ページですね。今年度コミックベストシーン候補です。
 漫画なのに文字ぎっしり、という前例は、やはり『レベルE』(冨樫義博)1巻Pp.134-135王子の日記。週刊誌にてリアルタイムに読んでいて、大爆笑&茫然とした記憶がありました。それと同じつもりで2ページ読み込んで、めくったらまた2ページあって吹いて、読んでさらにめくったら2ページ。私安心院さん大好きだ。江迎も。もぐらちゃんも。

冨樫義博『HUNTER×HUNTER 30』(2012、ジャンプ・コミックス)

 「コルト 故郷へ戻らない」的な。

田村光久、楠出尽『ポケットモンスターReBURST 4』(2012、少年サンデーコミックス)

 裏表紙絵はカルタ。

 ルリマルがシンに「優勝したら」「結婚」(P.089)っていうエールを贈るんなら、カルタもリョウガにその旨伝えたらいいと思います。賞金目当ての応援じゃないよ愛なんだ愛なんですか。

 足し算10点サバイバルはハンタ第4次試験のパク……インスパイア系だと思いましたが、「リョウガの1点がハリルの首にあったので、ハリルがリョウガを倒したのだと誤解する」(P.044)というギミックがありましたので、そのオリジナリティを評価しています。

田村光久、楠出尽『ポケットモンスターReBURST 5』(2012、少年サンデーコミックス)

 発売日、駅前の本屋に買いに行ったら4巻までしか置いてなくて、「それは店頭にあるだけなんだよね(=今後の入荷予定一切ナシ)」と言われてガクゼンとしたよ。

 ええと。書きにくいときは箇条書きだ。

 リュウガ対フロード戦はとくにおもしろくない、というか、聞いたことのあるエピソードやバトル打開案、きっかけや因縁、回想シーンやモチベーションを詰めました、的な。ある種、間に合わせ的な物語展開、構図も特筆すべき点はない。そもそも田村光久の画力はそんなに評価してない。

田村光久、楠出尽『ポケットモンスターReBURST 6』(2012、少年サンデーコミックス)

あ、えっと、カルタさん?

またこうして貴重なショタが減っていく……

でも枕さん的には細マッチョ好きだし忍者フェチだし、どっちかっていうと抱かれるなら成長後カルタのほうが好きだなぁ。このあたりボクの性癖は、ショタコンやマスコット体型萌えと一線を画しているのだろう。

 しかし主人公、「だまって、かりる。」(出典:SFC『エストポリス伝記II』1995、タイトー)のはダメだろ。後戻りできない旅であり返せる保証もないのだから、逸る気持ちを抑えて、もうひとつふたつどこかから手に入れるか借りるかしてから出かけようよ。とりわけ、カルタにとって変身アイテムは親の形見、ラグにとっては日々の糧を得る手段=窃盗のために不可欠なのだから、そんな人生の要を奪って逃走されたんちゃたまらんぞ。

 あとはP.189の次回予告ショタに想いを馳せるくらいしか楽しみがない。

特撮「非公認戦隊アキバレンジャー」(2012)

 あ、いや。アニメでもコミックでもないじゃないか、と云われたらそれまでなんですが、取りあげざるをえないトピックだったもので。

 テンプレ返し、お約束パロっていうのは00年代の課題だったと思ってたのですが、いわゆるジャンプマンガのテンプレ返しを「めだかボックス」が、戦隊モノのお約束パロを「非公認戦隊アキバレンジャー」が担っており、しかもどちらも公式の場にて(ジャンプ誌上で、東映撮影所で)繰り広げられるとしたら、それはもう終着点であり、テンプレ返しというテンプレ、お約束パロというお約束の終焉なのだろうな、と思っています。

#05:イエローの母は松本梨香。きっちり「ゲットだぜ」と言わせています。「重妄想!」の掛け声がキマりすぎてて、もう。

#06:下北沢ホヤは松野太紀。アニメ「デジモンセイバーズ」(2006)版のアグモンで、こないだの「デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち」(2012)にもシャイングレイモンで出てますね。

#10:内田真礼(市川葵(十夜月朱里))『Heroic lily』(特撮「非公認戦隊アキバレンジャー」(2012)劇中アニメ「にじよめ学園ズキューーン葵」MT)。クレジットが括弧だらけの曲。サントラ未収録……!? えええええ?
 #09ラストでマルシーナが他人の声真似に長けていることを知ったのに、ペンタゴンからの電話を疑いもなく信じてしまう彼ら。ここは脚本ミスかなー。

#11:ペンタゴンからの電話を疑いもなく信じてしまうことも、作られた脚本のなせるわざなのね。

#12:戦隊モノにおける物語フラグを立て続けることで敵を撃破してきたアキバレンジャーが、そのフラグを立てない(俗っぽく云えば、へし折る)ことで目的を成し遂げようとする、という逆転は面白かった。
 自軍の巨大ロボの破壊を選んだ赤が、最後に機体に対してする「きゅっきゅ」、よかったです。戦隊オタとしての、あの局面で可能なせいいっぱいの愛情と未練でした。

葵きゅんの歌:CD情報来ました。EDと抱き合わせですが。[追記]2枚組にしたのは、葵ちゃんのパッケージからなるべくアキバレンジャーという情報をそぎ落として、ズキューーン葵という作品のCDとして仕立てたかったからだろうなぁと邪推。……としたり顔してたら、日本コロムビアのサイトにそう書いてあった。

ED3番の歌詞に:「関連のグッズとか『公認』は 当たり前/『非公認』まで 集め出して 本物さ」という一節があります。本特撮作品には、同人という行為について言及する描写が多々ありました。ゆめりあが変身時自己紹介で「二次創作」を説明しようとしていた、同人誌売り場、#13の「ジェットマンBL」という発言であるとか。ここでいう「非公認」が、そのようなユーザ主導のイベントを示しているかどうかはわかりませんが(通常「非公認」といったら、いわゆるパチモノ・コピー商品を想起させられます)、昨今サブカル一次創作を楽しむファンの姿勢には、当たり前のように二次創作が含まれている、ということなんでしょうかね。

TVP「THEクイズ神」(TBS、2012/06/29 21:00-22:48)

コミック「ナナマル サンバツ」の協力でおなじみセブンワンダースのスタッフ長戸勇人さんが出場し準決勝負けしました。

アニメ映画「ドットハック セカイの向こうに」(2012)

 公式サイトにてWeb配信(2012/06/23 22:00)されましたので、夜更かしして閲覧しました。ドットハックについて知っている前情報は、「カイトきゅんは顔マーク系ショタ」「オンラインネットワークゲームを題材とした物語。今期アニメでいうと『アクセル・ワールド』」ですかね」くらいの曖昧もっこもこ。

 カイトきゅん目当てだったのに中身がおにゃのこ、ってのは、かなりがっかり。でもアヌビスっぽいの出たから、損得勘定で云えばちょっと得したことにしておく。
 主人公には仲の良い男子が2人いて、アバターと中身を逆に覚えてしまったため、中盤で告白されたアバターの中身を正しく認識したときにはもうエンディング。ベタですが、好きな筋書きです。

三好雄己「デビデビ DEVIL&DEVIL 魔と天はパートナー!?」(1-15巻完結、少年サンデーコミックス)

 本誌リアルタイムで全話読了、のはずなんだけど……学園統合編とか記憶の彼方だったなぁ。

 男の裸が多い作風の作品でありソレ目当てでしたが、読み直したら風の魔将ディール・ファウストに持ってかれました。

TVP「第32回全国高等学校クイズ選手権」(日本テレビ、2012)

 コミック「ナナマル サンバツ」とタイアップしてるとのことだがそんなにしてない件

杉基イクラ『ナナマル サンバツ 4』(カドカワコミックス・エース、2012)

 高校生クイズ2012をあざ笑うかのような時事の嵐。50問ペーパーに「2012年」って4回出てる。

 んで3巻の彼はやっぱし“男の娘”だった。

 いまの若いコにとって、クイズプレイヤーとしてのゴールってどこなんでしょうね。私は高校生クイズだったけど。たとえば自主開催の大会で勝つとか、オンラインクイズゲームで勝つとか、御来屋クンみたいなライバルに勝つとか、そんなんか。

 今後の展開予想。先に謝っておきたいけど、これ誰に謝ったらいいのだろう。

 苑原明良のバカ押し

誤答し、「なんとなく押したかった」的な理由を口にする苑原弟
(補足しておくと、わからない問題でも押す、という戦法は、クイズにおいてなくはない。ただ、2問×で失格というルールでは、誤答1するだけで崖っぷちになるわけなので、デメリットのほうが大きい)

苑原姉「謝りなさい!! クイズの神様に謝りなさい!!」

来週から作者が上連じゃ……小野敏洋に変更

TVP「ワールド・クイズ・クラシック」(TBS、2011)

 実質「THEクイズ神」の前身。新世代のTBS大型クイズ番組です。遅ればせながらチェックしました。

 よくできてる。芸人による腹立たしいネタリアクションや、クイズプレイヤーに対するちょっと非人道的(TV番組的)なキャッチフレーズなど、細かいアラはあるにせよ、それらを看過して番組に魅入ってしまうくらい、しっかりクイズクイズしている。

 決勝問題が2、3問、2012年高校生クイズとカブっていたけども、インスパイアとかパクりとかではなくて、この難度の問題を集めていたら純粋にダブった、といったところだと思われる。

 しかし石野準決勝勝ち抜け問題、あの「ドレッドノート」の押しは、ちょっとないだろうなぁ。クイズに出る「桁外れに大きいものごと」(ここで押し)を表す言葉が「超ド級」だけとは限らない(それこそ予選の「恒河沙」~「無量大数」だって回答候補になりうる)し、いくらベタ問題だからって押せないよなぁ。確定ポイント以前に答えがわかってしまう、いわゆる“憑いている”状態だったんじゃないかと思います。

 (20140817追記)ドレッドノート、

完璧なポイント押し 編:大門弘樹『QUIZ JAPAN vol.1』(セブンデイズウォー、2014)、P.82/下L.8

だってさ。マジか。


2012年度アニソンベスト

 い、いまのとこ、『太陽曰く燃えよカオス』(作詞:畑亜貴、作曲・編曲:田中秀和)……。フル聴いてから判断します。

後ろから這いより隊G『太陽曰く燃えよカオス』(アニメ「這いよれ! ニャル子さん」(2012)OP1/1)

 に、2番の歌詞が間に合わせっぽい。そういう手抜きらしさ醸し出しを狙ってるのか、私の読み違いなのかは不明だが。

桃井はるこ feat.山形ユキオ『Machineイタッシャー!』(特撮「非公認戦隊アキバレンジャー」(2012)IN)

 なんだこのアッパーなトラックは、と思ったら編曲:古川竜也だったゼ。

桃井はるこ feat.山形ユキオ『Machineイタッシャー<Battle Mix>』

 アルバム「非公認戦隊アキバレンジャー オリジナルアルバム エンディング&にじよめCD DISC-1 『明日はアキバの風が吹く』」所収。ご安心ください、編曲:古川竜也でしたゼ。

さくら『Together ~探検ドリランド~』(アニメ「探検ドリランド」(2012)OP1/*)

 最初に聴いたとき、「たんけんドーリラー」のところが『ニセモノ』(Friends、アニメ「今日の5の2」(2008)OP1/1・同ED6/6)の「かいてんもーくばー」に似ているなぁ、と思いまして、感涙モノでしたのでさっくりCD予約しました。
 歌詞内容はボクの好きそうな、『JUSTICE of LIGHT』(五條真由美、アニメ「聖剣の刀鍛冶」(2009)OP1/1)、『Last Inferno』(Ceui、アニメ「伝説の勇者の伝説」(2010)OP2/2)と同種。たまらん。

 編曲の水島康貴さん、誰かと思ったら『HEAVEN』(アニメ「YAT安心!宇宙旅行」(1996、第一期)OP1/1)でおなじみHIMの中の人。