アニメ2011年度下半期総括
「HUNTER×HUNTER」(2011、日本テレビ版、マッドハウス)
#02:キルアさんかわいいよね(まだ本編に出てこないけど)。原作はウイングさんあたりまでしか読んでません。(追記:読んでます。今29巻)
#06:ポックルたんキター(もっと前にいたのかもしれないけど、初視認したのでテンション↑↑)! まだ声優は不明です。
余談ですがテレ朝版のズシとコルトピは天神有海なんですね、萌えた。
#17らへん:ポックルは徳本恭敏さん。ミルモの旧結木くんであり新結木くんはヒソカ役の浪川大輔である。
#21:ハンター試験終了。思った以上にポックル回。股間は大写しになるし、ごめんなさいシーンは原作・1999年版よりもやんちゃ系になってて私好みです。
あと「めくる」とか「電脳ページ」「ホームコード」っていうHxH用語が「(ネットで)調べる」「インターネット」「メルアド」に変更されてましたね。1999年版では原作そのままだったはず。いやはや、ポックルたんがメルアドですってメルアド。メルアド。なんか恥ずい。
OVA「HUNTER×HUNTER」(2002)
1999年のフジテレビ版TVシリーズはOPが変わったころから観なくなっちゃったんですが、OVAはまったくノータッチだったなぁと思いつつ閲覧。センリツさんが好きだなぁTARAKOさん巧すぎるなぁ俺のポックルは出てこないの? という感じ。
OVA「HUNTER×HUNTER GREED ISLAND」(2003)
キルアさんのタンクトップが眩しくて。TVシリーズ当時は中の人(三橋加奈子)にちっとも馴染めなかったんだけど、改めて訊いてみると小生意気な感じがよく出ていて、電撃流されてもいいと思える声質ですね。
ゲーム好きな冨樫らしいネタ満載、MMORPGにTCG、じつはゲームの中ではなく現実世界。幽遊白書の天沼月人、レベルEのカラーレンジャーのときも楽しくてしょうがなかったが、ここまで共感させてくれるネタを意識的に書けるのは秀逸。うろ覚えだが、
ゴン「さすがゲームマニア」
キルア「マニアじゃねーよ、普通普通」
(原作コミックだと14巻P.88)なんてやりとりにも親近感が沸きまくり。
OVA「HUNTER×HUNTER G・I Final」(2004)
前半はドッジボールアニメ、後半はゴンさんがバトルしてました。
#03のサブタイに「金粉少女」って入ってるんですが、別にキーワードでも何でもないですね。まぁキルアがゴンをほっぽって(違)おにゃのこを追っかける(違)のが珍しいと言えば珍しいですが。
ラストシーンは、というかGI編は、総じてゴンとキルアがいちゃいちゃしててよかったと思います。
「大江戸ロケット」(2007)
コミック「サムライうさぎ」(福島鉄平、2007-2008)を読破しましてですね、江戸萌えが止まらないので観始めた次第です。放映当時は数回チェックしてたんですが、面白さがぜんぜんわからなかったんですよ。んで、改めて通して観てみたらハマることハマること。#01は導入としてほぼ完璧、月まで届くロケットというモチーフの秀逸さ、メタフィクションに劇中劇。娯楽アニメとしてはきわめてよくできてます。ストーリーの核となっているのが主人公ではなく銀さんなのも、最終話のオチの作りこみが物足りないのも(ワガママを言えばもうひと返しほしかった)、作品らしさといえば作品らしさだ。
#10「怪異猫変化」は清吉がネコに変身するけど前髪がそのまんまだし歌もニャーニャー歌っちゃうので萌える。
あと白の獣はモフモフでよい。あと青の獣は櫻井智じゃないですか! まったく気が付かなかった。
萌えの都合上、次に観る過去アニメは「PEACE MAKER鐵」(2003)かもです。
「PEACE MAKER鐵」(2003)
珍しく宣言通り。
さて鉄きゅん、15歳(数えだとすると実質13-14歳)・赤髪・小林由美子という三拍子揃ったショタ具合がたまりませんなぁ。ぜったい鈴ちゃん(今井由香)と結ばれるハッピーエンドだと思ってたんですが……。かっぺーちゃん(山口勝平、新八)はあいかわらずカワイイし、観ていて幸せになれるアニメでした。その割に流血修羅場だらけですけど。
「ハンター×ハンター」(1999、フジテレビ版、日本アニメーション)
リアルタイムでは途中で観なくなっていました。どのあたりからだったかなーと思いつつ#30からラストまで通覧。
えーと。あんまり覚えてない。ポックル(玉木有紀子、現:環有希)がハンター試験に受かってよかったなぁと思いました。コミックだと再登場することを、調べて初めて知りました。そのうち読んどこう。
追記:コミック既刊ぜんぶ買ってきた。
☆★☆平たく云うとショタコンの枕さんが選ぶハンター蟻編(29巻まで)ベストシーン☆★☆
〔第3位〕キルア対ラモット戦(#219)
21巻。キルアさんが不憫すぎてゴン好きすぎてよい。あとラモットさんはモルモットなんだろうか。羽生えてるけど。
〔第2位〕「なかには年下じゃなきゃダメって人がいて」「街についてったりして 色々教えてもらったよ」「そういう人のことマニアって言うんだって」(ゴン、#217)
21巻。まさかのゴンさんデート経験済。というかぜったいデートだけじゃないだろそれ。
〔第1位〕ポックルさんTT(#198)
19巻。全裸で横たわってのーみそクチュクチュ。腹筋がウマそうですなぁ。
脳開けるまえに「ポックルさんの8本目の矢はピンクだねっ」とかいってもてあそばれてたんだぜきっと。
ところで女王様に喰われると記憶を継承してキメラ兵になるってコトは、ポックルさんもネコミミショタになって帰ってくるんですよね? あれ? 肉団子?
〔次点〕ヂートゥさんのすべて
18-26巻。24巻のモラウさんの言葉を借りれば「バカ」なのでかわいい。ぜひポックルと弓勝負して圧勝し、組み伏せて「オレのこっちのボウガンもくらっとく?」とかいってニャフニャフしているとよい。
アニメ映画「デジモンフロンティア 古代デジモン復活!!」(東映アニメーション、2002)
これといって書くことがないので、箇条書きで。
- ストーリーがぜんぜん判らなかったんだけど、ダルクモン=ヒポグリフォモンっていうギミックを見た瞬間に、巧いなー、と思ってしまい、別にストーリーとかどうでもいいや、あの二身一体ネタがあれば佳作だな、と感じた。
「スライドエボリューション」って何だっけ、と思わず検索したのはナイショ。 - ヒューマンとビーストの争いは要するに闘争本能の代償なのかなぁ、と思って観てたんだけど、ダルヒポが焚き付けてただけだったんだよなぁ。
- プレイリモン! プレイリモンわっちゃわちゃだよ!
- んで、ダルクモン=ヒポグリフォモンっていうのは、本編で泉たちが暴露するあたりまで私気が付かなかった。もっと前にソレっぽい挙動は見せてましたね。
- コテモンは汗臭剣道男児の匂いがするんですかねやっぱり。じゅるり。
- 声優初挑戦の上原多香子さんは何だかモゴモゴ喋ってた印象。口の中ケガでもしてたの? って感じ。
- オニスモンがムルムクスモン(追放者。物語機能的な役回りですな。中の人:山口健さんは2011年没、お悔み申し上げます)に従ってたっぽく見えたのはタブン気のせいで、おそらく「寝起きのため機嫌が悪いので暴れたい、頭の上は気にしない」というメンタルだったのだろう。
- ブリトラモンさんの腹がエロすぎてそれどころではない。
- 初日舞台あいさつのときに用いられたヴォルフさんのきぐるみはタブン廃棄されちゃったんだろうなぁ。10年も前だもんなぁ。
アニメ映画「デジモンテイマーズ 冒険者たちの戦い」(2001)
冒頭からタカトくんが沖縄行きたくない発言をしていて親近感が沸きます。さすが歴代主人公中抜群のインドア派。
カイ君(CV:サエキトモ)に萌えるかと訊かれるとなー、沖縄弁だしなー。
ストーリーですが、Vペットにワクチンプログラムを実装しようと思い立った理由ってなんだったんですかね。SFにありがちな危機回避を想定してたのかしらお父さん。
前半はずっと東京、いざ沖縄に飛んできて「タカト、だらしない」と言い放つ留姫さんのキャラ立ちが強烈すぎてすばらしい。
ラストの完全体3体でグルグルドーン、は子供向けだから許される倒し方だと思います。
アニメ映画「映画ドラえもん のび太と翼の勇者たち」(2001)
いやー、要するに僕にとって面白い物語っていうのは伏線張りまくり回収しまくり作品、ってコトなんですね。とりあえず3点。しかし原作コミックは既読だがこんなに盛りこまれてたっけかなー、脚本化の際に付けたされたんかな―。
- イカロスが監獄島に幽閉された理由は、ジーグリード射撃事件の責任を取るため。つまり、悪の親玉が人間を恨みはじめた発端の因果として、この世界から“英雄”が消え、悪事を働くための下準備が整ったワケだ。
- トマリギの頂上に鳥野守博士のタイムマシンがある、っていうのは必然で、誰も見に来れないところにわざわざ隠したんですね。
- 一見、たんなるマスコットキャラだったグースケの弟だが、ラストで親代わりのスネ夫から「パトロール隊に入れば(地球に)会いに来れる」という旨の発言をされることで、本来は映画版でしか接触できないメインキャラ群とゲストキャラ群が、再度接触する可能性を提示している。のび太との涙の別れを描かれたグースケ(もっとも彼は来年パトロール隊に入るチャンスがあるのだが)とは逆に、再会を予期させるシンボルキャラに格上げされている。
OP、あらゆる動物に翼が生えて空を飛ぶシーンは必見。本編は全体的に鳥まみれ。
イカロスレースにはグースケ以外にも飛行機械で参加した選手がいました。
あー、知念里奈ショタけっこうイケますね、悪くない。山口勝平とペアだから、っていう補正もありますけど。出番はけっこう多いです。
音楽は堀井勝美さん。コーラス多用の印象的なBGMが2~3本ありました。
知らなかったが太陽王(2000)~ワンニャン(2004)まで参加していらっしゃる。あとアニメ「マシュランボー」(2000)。
「のら犬『イチ』の国」(アニメ映画「ドラえもん
のび太のワンニャン時空伝」(2004)の原案)におけるのび太‐イチの関係が、鳥野守博士‐鳥人たち、に相当します。
人間嫌いのため愛鳥たちとパラレルワールドへ、という素晴らしい来歴をお持ちのOrnithophilia(スペル未確認だがZoophiliaの下位概念)。中の人は故・森繁久弥。
「22世紀になれば、『進化退化放射線源』を用いることで、好きな鳥を鳥人の姿に変えられる」というドラ知識を胸に、ケモナーたる枕は強く生きていこうと思います。じゃあどうしてフェニキアは恐竜人にならなかったのか、という疑問が残りますが。
蛇足覚悟で書き残しておくと、鳥→バードピア住民への“進化”は藤子的(サイエンスフィクション的か)で、フェニキアの狂暴化はポケモンデジモン的(進化すると強くなる!)ですね。
アニメ「デジモンクロスウォーズ ~時を駆ける少年ハンターたち~」(東映アニメーション、2011)
新しいデジモンに氷見友樹が出ている、と聞いて慌ててチェックしました。ガムドラモン(CV:渡辺久美子)、一人称は「おれっち」。
物議を醸されているように、主人公とそのパートナーのヴィジュアルはアニメ「デジモンアドベンチャー02」(2000)のオマージュですね。あと主人公名「明石タギル」は同じく初代~02のキャラ「高石タケル」にひっかけているように思えます。ご存じの通りタケルは、中の人:小西寛子が声優を辞めた関係か、アルバム「デジモンミュージック100タイトル記念作品
We Love
DiGiMONMUSiC」(2002)に無印名義で参加しなかった、という経歴の持ち主。デジモンスタッフはこれまで無くしてきた何かを取り戻そうとしているのか。
アニメ「デジモンクロスウォーズ」(2010)はたしか3話で切りました。アニメ「デジモンクロスウォーズ
~悪のデスジェネラルと七つの王国~」(2011)はノータッチ。んー。枕さん中学生ってイマイチなのよね。アニメ「デジモンセイバーズ」(2006)も1話しか観てないと思った。
で、本編#01ですが、わたくみさんのアレスタードラモンが幼すぎて不安だが初回だからだろう。ブイモン進化系を演ったのだじゅんと比べてこなれてないが、だんだん慣れてくるものだと思われる。続きは余裕があったら観よう。
#02:杞憂だった。アレスタさん普通に聞ける。
ところでみんな「ポケットモンスター ReBurst」(田村光久・楠出尽、2011)読もうぜ。バーストがスピリットエボリューションでプラストオォォンっ!
今年度アニソン好き度ランキング
暫定。『コネクト』が2010年度1位だと仮定した上で。
ヒャダインさんの作編曲が好きすぎて、歌手としてニガテすぎて真っ当な評価ができない。
戸松遥(繭)&堀江由衣(柚子)『神サマといっしょ』(「猫神やおよろず」(2011)OP1/1)
アニメ神様ソングは私の中でほぼ無条件に高評価なんですけども、アナタ(聴取者)を神様が見守っている、ということを客観的な目線で(びみょうに神様目線じゃないよなぁ)歌いあげる曲ってのは意外と珍しいんじゃないかと思いました。つまるところは、藤村歩(乱崎凶華)『狂乱戦記
~日常ノ神サマ~』(アニメ「狂乱家族日記」(2008)ED*/9)の対極にある曲で、荒み系に対する癒し系というか、本来信仰とは絶対的な被加護の感覚を信頼して成り立っていたのに、アニメ界に蔓延るツンデレ神たちに翻弄され裏切られた上で、こういう正統派がポンと出てきたことに私は感慨を覚えるのです。2番Aメロ歌詞がズルいくらいうれしい。
幼げな戸松の裏で安心の堀江ヴォーカルが固める、っていうこの構成を考えたヒトはスゴいなぁ。
Fear, and loathing in Las Vegas『Just Awake』(アニメ「HUNTER×HUNTER」(2011)ED1/*)
アニソンかどうかを措いておき、ついでに私のロック音楽に対するテキトーな審美眼のことも措いておき、泣いていいよ的な泣きのメロとかシンセとか。なんだこの直感的な感想は。
TWILL『New World』(アニメ「デジモンクロスウォーズ~悪のデスジェネラルと七つの王国~」(2011)OP1/1)
暫定1位。
新世界を越え続けるのがデジモンアニメシリーズの使命でありカルマなんだろうなぁ。なんかね、こういう歌詞とか編曲に共感しちゃうのはマズい気もするんだよね、私もそういう歳頃じゃない気がするから。
僕はこのシリーズを通覧しておりませんが、無印・02・テイマ・フロと観てきまして、それから10年近い年月が経っています。歳も重ねたし、守るべき建前もある。そんな折「僕らの旅はまだ始まったばかり」「もう行かなくちゃ」なんて新主人公たちが歌っているかと思うと、もう彼らに同一化してデジタルワールドを旅するなんてできないことが、ヒドく悲しいし、反面そうあるべきなんだとも考えています。
初音ミク『Packaged』のkzさんが作詞作曲編曲。
上記3曲+『ぱんでみっく!!』(Team.ねこかん[猫] featuring.米倉千尋、アニメ「よんでますよ、アザゼルさん。」(2011)OP1/1)が甲乙丙丁つけがたい。
あと、話題賞として、人格ラヂオ『引き算』を挙げておきます。アニメ「男子高校生の日常」(2012)のエンディングに起用されたが、アーティストが堀江由衣をディスったような(解釈って難しいねぃ)記事をブログに書いたため、炎上、謝罪、タイアップ辞退という流れ。