TVP「第44回全国高等学校クイズ選手権」(日本テレビ、2024)感想

 まとめるよ。

 閲覧環境:TVer。「火曜は高校生クイズ!~全国から集結した最強校を一挙紹介SP~」(https://tver.jp/episodes/ep4apndz2x)と「熱闘!!日本列島大移動クイズバトル」(https://tver.jp/episodes/eprjq507c1)を参照しています。

「ウルトラクイズを知らない」について

今年のテーマ
日本列島を大移動!ひと夏の大冒険クイズバトル
ウルトラクイズを知らない高校生へ送る
ひと夏の大冒険クイズ大会! https://www.ntv.co.jp/quiz/

 ということで。公式サイトの「今年のテーマ」にて「ウルトラクイズを知らない」という言及があったことから、ウルトラの再体験、追体験を思わせる構成であることが窺えます。
 高校生クイズはそもそもウルトラの高校生版を始めたいというところからスタートしていることは周知の事実ですし、実際に海を渡ってアメリカルートを模した第34回(2014年)も既存回として存在します。
 TVer「火曜は高校生クイズ!~」のなかには、○×泥やバラマキの紹介もあったので、「おお……」といったところ。

曜放映について

 第7回以降は金曜日だったのですが、たとえば第2回(夏大会初回)は1984年8月28日(火)でした。

総合司会

 いない。公式サイトに「メインアナウンサー 石川みなみ」との記載あり。

掛け声

 「ビリーブ」とのこと。

主題歌

 ないらしい。パーソナリティのSixTONESの楽曲『NEW ERA』(アニメ「半妖の夜叉姫」(壱の章、サンライズ、2020)OP1/2)が印象的に用いられていた印象だが、とくにこれということもないらしい。

問題群

 「日本」に関するクイズ。予選についても「日本」に関しての出題ですが、昨年同様10ジャンルに絞られています。
 そのため、高校生クイズ特有の英語問題や、オリンピックイヤーなのに海外勢のオリンピックの活躍などは出題されていないもよう。


全国一斉スマホ予選

 5177→40。

 100問筆記(アプリ、おそらく4択オンリー)。栄光の第1問目は不明なのですが、動画では新一万円札渋沢栄一何歳? という問題が出ていた。70歳とのこと。

地区ごとに予選突破チーム集めて壮行会

 おおう、、、こんなんコミュ障だもの不参加一択だな、、、「作問」ツアーなる企画もありました。競技クイズにおける「作問」という言葉の浸透を窺わせます。高校生もカジュアルに作問しちゃう時代なんですね。つよいつよい。

本戦

ナレーションは下野紘さん

 推しているので気が散りはしますね。

1回戦 1R

 40→5。少ないな……新幹線乗るから少なめなのかな……と思っていましたがラウンド制でした。
 3択5問で上位勝抜。高難度と言える問題群ですが、参加者の正解率が良すぎてけっこう驚いています。

 第1問目は日本のオリンピックメダル最多競技。これは同問が2016年大会で出題されていました。

 スタジオにカメラ帰ります。ハリウッドちょっとだけ流れましたね。

1回戦 2R

 35→8。
 早押し、通過クイズ。1問正解で通過席、その高校が属する県についてのご当地画像クイズに正解すれば勝抜。これ問題数足りるのかな、終わるのかな……と心配していた。収まったようです。

2回戦

 13→8。
 ○×、泥。泥は2016年のペア泥ぶり。

 心配はしていなかったのに、問題が尽きてしまい、泥不正解チームのなかで勝ち抜けを決めるジャンケンが行われました。

準々決勝

 8→4。
 早押し。ルールややこしい。

1on1
早押し 80mラン
大将戦だけ2ポイント
2-2の場合先鋒で再戦

 ネックなのは吊り橋の上なのでコワい人はコワい、という点ですね。

敗者復活

 4→1。

 まず2校に絞ります。早押し、1問3答を3人でひとつずつ回答。誤答罰なしなので、実質バカ押しで問題回して、正解出るまでチャージ、っていう戦略は取れるけど、新幹線の途中下車中に短時間で勝負決めるっていう焦った気持ちのなかで(あるいはクイズマナーとして)その戦略には踏みきりにくいかも。

 次に近似値で勝った1校に2択の運選択。1校のみ復活。

準決勝

 5→4。

 バラマキ。封筒には問題の文頭が書かれており選択可能。また、近くのバラマキは難問でありハズレ有、遠くのバラマキは普通でハズレ無。ハズレを加味すると走ったほうがいいかも。

決勝 1R

 4→3。

 敗者復活と同じ早押し1問3答ですが、2問勝抜、お手つきは1休、タイマンになるとサイドアウト。

決勝 2R

 3→1。

 早押し、10先取、誤答マイナ1。