閲覧媒体：YouTubeチャンネル「サンリオ」（@sanriojapan）
閲覧時期：2022/12

閲覧契機：
　「なんか緑のショタいる」と思って観始めたら、止まらなくなってしまった。話運びスゴい。
　ショタでいちばんかわいいのは新生スマートグリーン（ラブラをフィーチャーしたクマ耳がついてる）。

#01：
　ミラーボールの下、ジュエリーナ様といっしょに踊るジャスパーは、まだ全裸に装身具であり、サンシャインの名残を感じさせる。#12および#24のキラでこ版ジャスパーはかっこよすぎるので、この「ゴーゴーを踊るジャスパー」がしばらくのあいだ枕さんの心の安定剤になっていた。毎回の導入部でも挿入される説明パートなので。

#06：
　ソフィーの本屋さんでトールがめちゃめちゃ喋る。……なのだがなぜかずっと後姿。顔見せてほしい。
　場面切替時に口上を担当するジュエペはタータ。トールと同CV（竹内順子さん）だからですね。
　コールくんの「闇の仕事が忙しくて学校に通えなかった」エピが痛々しい。

#12：
　というワケで保安官ジャスパーである。サンシャイン閲覧時にチェックはしていたが、ぜんぜん私に刺さらなかったらしく、メモが少ない。改めて観ているのだが、ひたすら「顔がいい」「作画がいい」「隙がない……」と嘆息している。

#14：
　いわゆる「キャラとキャラが（物理的に、魔法で、制約で、ほか）くっちゃいちゃう回」なのだが、ルビーとオパールのとりもち接着と並行して、「オパールとくっつきたかったイオが、額にとりもちをつけて突撃するも、誤ってコル美先生の腰とくっついてしまう」という、思春期男子まっしぐらなネタ（まぁ下ネタ）を包含している。

#16：
　冒頭でイオが花占いを行っており、オパール姫かコル美先生かを決めかねている。かわいい。

#17：
　イオがコル美先生ばっかり気に掛けるので、オパール姫から嫌われてしまう話。泣き顔とか＞＜顔とか○○顔とかいっぱい観れるけどかあいそう。
　ピアノ弾き語りしながらオパール姫に訴えるイオが見られる。まぁここは音痴ネタなんですが、ピアノ普通に弾けてるの賢いな。

#21：
　金を騙し取られたあげく、物理的にボロボロになり、睡眠不足で脱毛してしまったルビーが見れる。ここまで極まると見てる側もしんどい。

#22：脚本は井上美緒さん。
　ルビーがレッドに感化されて熱血キャラになってしまうが、とくにCVの演技が巧いため、べつに違和感がない。ピンクではなくレッドにルビーがパートナー化した別の世界線を想起させる。
　デコストームを収めるための最後のキスがオパールであることなど、伏線回収が見事な回。ラストの「デコストームを鎮めるため、黄一、緑、イオが相撲を取っている。相撲は神聖な儀式なので」というのもサイコー。

#24：脚本は竹内利光さん。#14「ルビーとオパールがぴったんこデコ?!」、#21「ごめんなさいが言えなくてデコ?!」と名話を担当。
　ジャスパー回かと思ったらグラナイト回でもあった。「ルビーのボーイフレンドって誰だ……？」とわりと本気で考えていたのだが、そういえば超本命がいたっけな。
　ガーネット宅の冷蔵庫（デカい）内で凍えるコールとイオですが、イオが臨終前に「コル美先生の匂いがする」って呟いてますね。

#26：
　オパール姫のためにやきそばパンを買いにパシ……行くイオがかわいいね。

#27：2012/10/06TV放映。クール〆回だと思われる。
　#26と2話続き。
　クール終わりなので合体巨大ロボが出る。

#31：
　イオ緑、緑イオ、チタ緑、緑チタとよりどりみどりな回でしたね。
　緑の修行回。リュックサックがイワトビペンギンモチーフなのはパジャマからの意匠流用ですね。イオのリュックがやきそばパンなのもたまらんね。

#33：「俺に惚れちゃいけないぜデコ～！」
　ぴんくが渋谷カイゼルへの評価としてロイヤルストレートフラッシュを下している。ハートのJがジャスパーでかわいい。ハートのAはグラナイト。K誰なんかな……と思っていたらキングだった。ハートのKは頭に剣を刺しているように見える意匠でおなじみ。

#34：脚本は金杉弘子さん。#27「ジャイアント宇宙大戦デコ?!」など。
　閲覧推奨回。
　そもそもぴんくにぴったりな彼氏を作ろう→周辺の男子をすべてぴんく推しにさせよう→男子全員合成しよう、という考え方がヤバいし、くっついた結果長所だけ抽出されていくのもヤバい。
　赤＋青＋黄のオリーブくん相手だと、至れり尽くせりなので心が落ち着かない、そこに＋緑したグレイくんはちょっと幼げなのでグッド、というぴんくの気持ちはめちゃめちゃ首肯できるんだけど、話の出所が「ぴんくにぴったりな彼氏を作ろう」なので、完全無欠よりちょっとヘタレなほうが萌えるよね、という恋愛あるある目線ではなくて、私を満足させられない被造物は欠陥品、という自己中さが目に付く主張になっちゃってませんかね。
　最終的に短所だけがくっついた男子が爆誕するオチは予定調和で美しいし、くっつき男子のひとりイオの「踏まれたい」という欲望が表出された結果、CV：ささきのぞみさんがバリバリ演技をキメるのも耳福。

　パープル（赤＋青）により、コールくんがカバでなくカピバラ、イオがイヌでなくウサギであることが判明。というか私も普通に間違っていた。

#35：「エンジェラとジュエルしようぜデコ～！」
　ディアンくん回。CVは福山潤さん。デュエルならぬ「ジュエル、しようよ！」と良い声で言ってくれる。~~闘神符~~

#37：「忍者が城で目立ちたいデコ～！」
　きゃわわ。ニック（井口祐一）、ユーク（吉田仁美）、カイト（沢城みゆき）の目立たないケモショタ忍者ズが、目立つことを目的とし立ち上がる話。最後にイオが3匹を励まして「見ている人はちゃんと見ているから、目立たなくてもいい」と諭すんですけど、それに対する3匹のリアクションが「このひと誰だっけ」。あ～イオも目立たない系ジュエペか……。

#40：「デコましておめデコデコ～！」
　正月ネタ。昔話パロ。西遊記の終幕、天竺に着いた一行を待ち受けていたのはスフィンクス（エジ）姿のジャスパー。

#41：「始末屋ネフライトデコ～！」
　ゲロッパもといネフライト（ウェルコギ）がかわいいな……CVは尾崎恵さん。
　ルビーを好きになっちゃって仕留められない始末屋役。掃除も得意。

#42：「トンズラダムスの大予言デコ～！」
　デコラナインの四天王の顔が拝める。トールが#06で顔出さなかったのこのせいか！

やっと素顔で登場だぜい！　あいー！トール台詞　3:58くらい
#42「トンズラダムスの大予言デコ～！」
アニメ「ジュエルペットきら☆デコッ！」(スタジオコメット、2012)

#44：「愛の決斗アミーゴデコ～！」
　なんか急にトールがソフィーちゃんを好きになったかと思ったら、なぜか急にコハクが出てきて「トールはボクシバ（一人称）のものだから」とか言い出して持ってった話。
　あとなぜかずっと頭の片隅にリボルモンが過ぎってたんですけど、西部劇舞台で皆川順子さんだからですね。

#45：「さよならコル美先生デコ～！」
　DJジャスパーが登場。ナイス起用。

#47：「本当の友情はここにある !? デコ～！」
　オンラインゲームネタです。「ヤミますクエスト」の勇者役にジャスパーが起用されている。あと5:00あたりに僧侶（？）姿のグラナイトがいますね。
　アバター作成シーンにだいぶ幅取って説明してるの珍しいですね。そういえばアプリ『SHOW BY ROCK!!』(2013-2019)ではMIDICITY住民としてのアバターが作れて、かなりテンション上がったんですよね。サンリオが自社コンテンツとしてのアバター作成についてちょっと考えていた時期だったのかもしれません。
　イオがやきそばパンモチーフの犬キャラになってるの笑う。

#48：「四露死苦！最強の友（てき）デコ～！」
　グリーンのトラウマであるレッドの失策、赤城山に弟を放置した件について触れ、レッドがエンジェラに促されて自らの過ちに気付く回。
　まぁどこかでやらなきゃならんネタではあったので、ようやくといった感じ。

#51：「決戦！さいたまウルトラアリーナデコ～！」
　コールが育ての親であるヤミのショウグンと、生徒たちのどちら側に付くか逡巡する話。
　まぁどこかでやらなきゃならんネタではあったし、ラストの盛り上がりでやるんだろうなと思っていたので、ふむ、といった感じ。

#52：「みんなきら☆デコッ！デコ～！」
　オパール姫を助けようとしたイオを差し置いて、ジャスパーが登場、緑とも会話。
　総じてきらデコはどうだったかというと、本質的には5人の成長物語だったんですよね、とくに精神面での。闇に塗れるとネガティブになる、または都合の良い夢を見続けてしまうというメタファーもちゃんと伝わるし、そんな闇を払いのけて（視聴者のためのジュエルランドは存在しないので、ジュエペや魔法や変身の力を借りずに）戦っていけ、というメッセージもよく噛み締めたいところ。