畑荒らし

 

都市から車で2時間程の山里に、俺の知り合いの源爺さんが住んでいる。
その家から少し離れた所にある畑が荒らされるこのことで、
俺は源爺さんの頼みで、畑にテントをはって見張ることにした。
そしてある夜のこと…

 

「キュウウ!!

畑の隅の方で悲鳴が聞こえてくる。
逃走経路を畑の隅の柵だと踏んだ俺は、そこを通り過ぎようとしたら
足に引っかかる用になっているくくりワナをいくつか仕掛けて置いた。

どうやらそのうちの一つのワナに狙ったとおり引っかかったようだ。こうなれば、あとはもうこっちのものだ。

「キィィ、キィィ、ヤァッ!!!

遠くに罠のかかった主の影が見える。ん?今人間っぽい声が聞こえたような。

まさか畑荒らしの犯人って人間じゃないだろうな…。
そんな疑問が浮かんだまま、俺はその影に近寄って畑泥棒の犯人に近づいた。
だが、その相手の正体が分かった途端、おれはビックリして目を丸くした。

目の前にいる犯人は野生動物でも人間でもなかった。身長は人間の子供くらい、
粗末な布でできた一枚布の服を身に纏い、見た目のしぐさや体つきは人間に近いものの、
頭からピョコッと飛び出ている耳と茶色い身体の毛皮はどう見ても人間の物ではなかった。
おまけに、背中にフワフワで大きな尻尾が揺らめいているのが一目で分かった。

一言で言うなら「リス獣人」いや、「リス娘」という言葉がピッタリ合いそうだ子だった。
ついでに言うとまぁ少しやつれていたが…その…随分可愛い娘だった。種族のうちではすごい美獣に入るかもしれない。

ととっ、ぼーっとしていられない。とにかく逃げられないようにしつつワナを外さなくちゃどうしようもない。

ようやく落ち着いてきた僕は、近づいている俺から逃れようと
ワナを外そうと必死で無駄な努力をしているリス娘の側で立ち止まった。
「あ…あっ…」僕の顔を見ると暴れるのを止め怯えた表情を浮かべながら震えていた。
ワナのワイヤーがリス娘の片足に食い込んでいるのが見える。

とりあえずこのままワナで抑えっぱなしにするわけにもいかないので、
俺はワナを外そうとかがんでワイヤーとリス娘の脚に手をかけた。途端にリス娘の抵抗も凄まじくなった。

「嫌、嫌ぁ、離して!離してぇ、触らないでよぉっ!!」

ワナを外そうとワイヤーを緩めてリス娘の脚を掴んだと同時にリス娘は暴れ出した…、
が、それ以上に俺の方が驚いた。この子普通に言葉を話してる…!?

「君、しゃべること出来るのか!?

俺はそれだけ言うとワナを緩めた事をわすれて固まった。
その拍子に、一瞬のスキをついてリス娘が緩んだワイヤーから脚を引き抜き、その場から逃げようとした。

「あっ、こらっ」

俺はあわてて、左手で背後から手を回して捕まえると、そのまま引き寄せた。
彼女の身のこなしも素早かったが、俺の手の方が一瞬速く、腕の力もリス娘を捕まえるのに十分だった。

「嫌よぉ…わたし食べられたくないよぉっ」

そう言うとリス娘は引き寄せられたぼくの手から逃れようと必至になって尻尾を振り回した。
尻尾がフカフカなので痛みこそはないものの何しろ柔らかい尻尾の毛がが顔にあたるので、
油断するとつい力が抜けてしまいそうだ。

「だぁっ、誰が食べるかっ、おれはオニじゃないぞ」

「嫌よぉ、オニじゃなくてもカニ坊主かもしれないよぉっ」

「なんなんだいそりゃ、うぷっ、また尻尾が顔に…」

このままじゃ気が抜けてまた逃げられかねないので俺は両手で取り押さえようと、
空いている右手もリス娘のお腹に滑り込ませた、いやお腹を狙ったつもりだった。

ところが彼女が暴れた拍子に右手の狙いはさっきより下になった。
捕まえようとした手はスカートの中に入り込み、中の柔らかい部分に到達した。
そう、スカートの中、人間では秘部の割れ目に当たる部分に…。


(モコッ…ズププッ)

「えっ、なんだこりゃ!?」

「!!!!!!!!」

僕が素っ頓狂な声をあげるのと同時に、彼女の尻尾と身体がビクンッと仰け反り、
が、それは一瞬だけで次の瞬間、リス娘の猛烈な金切り声が誰もいない農場にに響き渡った。

「嫌やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!エッチィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もの凄い声だった。彼女のフカフカ尻尾で俺の顔はバフンッっとひっぱたかれた。
リス娘はヒラヒラスカートの中は何も履いていなかった。
そのため、勢い余った僕の指は、そのまま直接彼女の秘部の割れ目の膣内に入ってしまった。
リス娘にとってはいきなり一番大事なところに指を入れられたのだからたまったものではない。

「エッチスケベ変態ドスケベ!!!!!女の子に何てコトするのよいやいや嫌嫌ぁ!!!!!!!!!!」

「わ、わかったごめんってば。だから(バフッ)うっぷ、暴れないでくれ、抜きたくても抜けないってば」

あわてて抜こうと思ったが、リス娘が猛烈に暴れる上に、尻尾までバシバシひっぱたいてくるのでなかなか抜けない。
むしろ暴れている振動で、指がリス娘の膣内で上下に動き、それで更にリス娘が暴れるという悪循環に陥っていた。

「た、頼むから本当に暴れないで…っておやや…?」

しばらく俺まとわりついてくる彼女の尻尾攻撃に耐えていたが、
不意に俺は彼女の尻尾攻撃が弱くなったことに気が付いた。
さっきまでの大暴れも少し治まったようで、叫び声もあえぎ声に近かった。
何があったのかと俺は不思議に思ったが、その時彼女の膣に入っていた指が湿っている事に気が付いた。

捲れているヒラヒラスカートの隙間から挿入部分を覗いてみると、股間の毛並みが少し濡れているのが見て取れた。

「あっ、あっ、本当に…エッチ。見ちゃ嫌…よぉ…」

俺が秘部を覗き込んでいるこに気が付いたリス娘が、嫌がるような仕草を見せた。
しかし力が入らなくなっているのか、抵抗せずに恥ずかしそうにスカートを抑え
その上からフワフワの尻尾で覆って見えなくするので精一杯だった。

そのリス娘の姿を見た瞬間俺の煩悩に火がついた。何せ人間ではなく尻尾と毛に包まれたリス娘とはいえ、
美獣とも言えるような随分と可愛い子であるし、おまけに秘部や可愛らしく恥ずかしがる仕草に俺はすっかり参ってしまった。
だいいち指から彼女の膣内の暖かさや愛液が十分すぎるほど伝わっていた。俺のチ○チ○が膨らんでいくのを感じていた。

抵抗が弱くなったために、俺はようやく指を彼女の秘部から抜くことが出来た。
「あっ。」彼女が消え入りそうな声を発してふらついた。

そのふらついた腰を両手で抑えると、俺はそのままリス娘を仰向けに寝かせた。
畑荒らしのこともここが畑の土の上だということも、最早そんなこと構っていられなかった。

「ね、ねぇ…、そんなことしたら…恥ずかしいよぉ…」

「そんなこと言ったってこんな姿見せられたらたまらないよ…。それに今君だって嫌がっても抵抗もしてないじゃないか。」

実際俺は秘部を隠している彼女の手と尻尾をどけたが、尻尾も手もどけられ
更にスカートまで捲られ秘部が露わになっていても、彼女は最早抵抗をしようともしていなかった。

「そんなこと言わない…あっ、そこは…はぁ…ん」

彼女が甲高いあえぎ声を発した。露わになった秘部は、もう愛液が更に溢れ地面にまで染み込んでいた。
俺は思わず顔を秘部にまで近づけると、無心にその秘部を口に含んだ。

「あ…あん…えっちぃぃぃぃ…」

 彼女は尻尾の先まで真っ赤になって、俺の頭を挟み込むように股を閉じた。
おかげでより俺の頭がリス娘のまたに密着する形となった。

(凄い…)

正直俺もリス娘にすっかり夢中になっていた。なにしろ顔が太ももで挟まれながら膣に密着しているのだから。
俺はもう夢中で舌の出し入れを行った。舌まで膣の締め付けと暖かさが伝わってくる。

「あっあっ…ああっ…もう…わたしっ」

彼女の身体が、痙攣しつつあった。どうやらイク寸前の状態だ。

(いいよ…イッて可愛い声をうんと出して!!!!)

(ツプッ、ツププププ!)

「ふ…ふぁぁぁぁんっ!!」

ラストで俺が舌を奥まで伸ばすと同時に、彼女の身体がビクンビクンとはね、尻尾がピンとなった。
秘部から愛液が一気に溢れだし、イッてしまったようだった。

 

こうして彼女は俺に捕まった…が、彼女をこのまま畑に置き去りにするわけにはいかなかった。
ひょいと彼女を抱き上げると、俺はそのまま見張りの為に設置したテントに戻った。
彼女を自分の分のシュラフの上に寝かせ俺はその傍らでしゃがみ込む。

「はぁっ…はぁっ」

しばらく荒い息が続いていたが…リス娘は身体をひくつかせながらも、ようやく口を開いた。

「エッチ、凄いエッチよぉ…」

「ゴメン…何でこんな事になっちゃったんだろう……。
 ってよく考えたらもともと君が畑を荒らしていたのが原因だったんじゃないか。」

俺の言葉に、ようやくリス娘も自分が畑泥棒をして捕まってしまったことに気が付いた。
けれどもイッてしまって逃げるどころか動くことが出来ないらしく、最早抵抗もせず俺にされるがままだった。

「ゴメンナ…サイ…悪いと分かっていたけどお腹減ってどうしようもなかったの。でもわたしをこれからどうするの?
 まさか…わたしのこと鉄砲で撃って毛皮や尻尾を剥いだり…食べちゃうの…?
 嫌…わたし痛いの嫌、コワイの嫌…もっとうんと生きたい…」

まだ恐怖が残っているのか身体をひくつかせながら、リス娘はとぎれとぎれに俺に聞いた。
かすかに震えて目は涙目になっていた。

「やれやれ…、話の分かる相手に鉄砲打てるはずないだろ。当然食べないし毛皮も剥いだりするものか。
 まぁ…別の意味で食べちゃってるけど…。」

「本当に?わたし死にたくないの…。」

安堵と懇願の表情が見て取れた。「お願い、うそはついていないって約束して」と言いたげな表情だった。

「絶対に嘘じゃないよ。安心して。尻尾も毛皮も君自身が持ってるのが一番さ。それに君…すごく可愛いし。」

そういうと俺はリス娘の頭の軽く撫でた。彼女も少しホッとしたのか、僕にしがみついて聞いてきた。

「それじゃあ…わたしのこと許してくれるの…?」

「ちゃんと謝ればね…。だけどね、食べちゃったものは帰ってこないからその分身体で払って貰うよ。
 食べた分だけ作り直せば…ってんんっ!!?」

俺がそこまで言いかけたとき急にリス娘が起きあがり俺に接吻してきた。

「い、いきなりどうしたんだよ…?」

俺は慌てて艶めかしげにこっちを見つめているリス娘に言った。おそらく顔は真っ赤だったに違いない。

「決まってるでしょう。お詫びに食べちゃった分の身体のお礼…。」

お、俺の言う身体でってのはエッチな事じゃない、食べた分だけ作り直せってことだよ。
俺はそう言おうと思った瞬間、ふいに彼女の姿が飛び込んできて、何も言えなくなった。

(パサッ…フワリッ)

俺の目の前には自分の着ているヒラヒラスカートの服を脱ぎ、顔を赤らめながら俺を見つめているリス娘の姿があった。
はにかむような表情をして、フワフワの大きな尻尾を前方に持っていたが、尻尾の隙間から微妙に膣が見えていた。
そしてその膣の割れ目からは…

愛液がぽとりぽとりと滴らせていた。

「お…いそんなことしたら」そう言おうとした俺の口を…再び彼女の口がふさいできた。

「お願い…もう何も言わないで。
 わたし悪いコトしちゃったしそれに、指入れられた時からわたしの秘部…もうこんなになちゃったの…だから…。」

リス娘のこの言葉とこんな姿を見てしまった以上、俺は自分自身を最早止めることなど出来なかった。
ゴソゴソと自分の服も一気に脱ぎ捨てると、無我夢中で上から覆い被さり、彼女を上からギュッと抱きしめた。

「キャッ。」

彼女も抱きしめ返し、更に尻尾を自分自身と俺に巻き付けしっかりくっつくようにした。
正直尻尾のフワフワが身体に当たり、凄く気持ちよかった。
秘部の入り口がヒクヒクしており、愛液とチ○チ○の先端が絡みつき、まるでチ○チ○を中に誘っているかのようだった。

「大丈夫かな…?サイズも違うし俺のが入るかどうか…」

「いいの…わたしはリス娘だから彼処だって柔らかいし…それに…。」

「それに…?」

「もし痛くても我慢するわ…。」

リス娘はそう言うと足を背中に回し、両手両足でしっかりとしがみついた。

「挿れて…」

彼女のその言葉に誘われるように、俺は無我夢中で愛液で溢れている秘部に限界以上に膨らんだチ○チ○を挿入した。

(ズブズブ…ズブブッ!!

「〜〜〜〜!!!!

挿入した瞬間リス娘が声にならない悲鳴を上げた。
ギリギリ入るかどうか分からないサイズのモノを奥まで挿入したのだから無理もない。
おそらく快楽よりも痛みの方がずっと強いに違いない。だけど、俺のほうもそんな彼女に気を配れる余裕がなかった。
挿入と同時にリス娘の膣がキュウキュウと締め付け絡みついて繋がってるだけでもの凄い快楽だった。
おまけに尻尾と秘部入り口の柔らかい毛がそれぞれ背中とチ○チ○の根元を刺激し、
快楽をもっとあたえるようにうごめいているんだからたまったものじゃない。

「ゴメン、痛いかもしれないけど動くよ。」

「えっ、そんな急に…ひゃぁぁぁんっ!!!」

(ズニュッズニュッズンズンズンッ…!!!!)

もうすっかり夢中になってしまった俺は。腰を思い切り動かした。
と同時にリス娘が強く僕にしがみつき、膣も急激にしまり膣内の気持ちよさに拍車がかかった。
もうこれまで味わったことのないもの凄い快感だった。

そのうち彼女も痛みよりも快感が急激に上回ってきたのか、苦痛の歓喜の表情へと変わり、彼女自身激しく腰を動かし始めた。

(ズニュッ、ズニュッ、ズニュッズンズンズン!!!)

動かしている間は、僕もリス娘ももう何も考えることが出来なかった。
ただただお互いに快感を与え合い、最後の絶頂まで一緒に到達するのみ…。

(ビクン…ビクンッ!!!!!)

その最後の瞬間への到達も決して長くなかった。
あまりの気持ちよさにチ○チ○が微動を始めた。最後の大噴火しようとする兆候だった。

「も…もう出る…。外に出したくないよ…中に…」

「え…ええ!!!まさかこのまま全部なか…にっ!!」

膣内出しにはリス娘もさすがに驚いたようだ。
が、これまで以上に膣がチ○チ○を締め付けもの凄い
快楽を味わっている僕はもう抜くことも止めることも出来なかった。

「ゴメン…でもどうしても中に出したく…てっ、お願い!!

僕はそれだけ言うと更に腰の動きを早めた。リス娘の返事はなかった。
だけど彼女も更に力を入れて僕にしがみつき、腰に回している足と尻尾に力が入り
接合部からチ○チ○が絶対に抜けないように固定した。彼女も覚悟を決めたようだった。

「いくよっ…全部うけとめ………てえっ!!!!!!!!!!!!」

(ビクンビクンビクン!!ビクビクビクッ!!!)

チ○チ○が最後の振動を始めた瞬間、俺はチ○チ○を一気に最奥部まで突き入れた。
と同時に彼女の悲鳴とともに、僕のチ○チ○から彼女の膣内に向けて熱い精液が猛烈な勢いではじけ飛んだ。

(ドクッドクッドクッ…ドクドクドクドク…ドクッドドドドクッ!!!!!)

「〜〜〜〜〜〜!!!!あ…あああ…熱い…熱いよぉぉぉっ!!!!!!!!

身体を限界までのけぞらせ、リス娘が絶叫する…。俺もこの気持ちよさに…。

「あ…膣内にこんなに沢山…入りきらないよぉ…」

薄らいでいく俺の意識の傍らで、俺の耳には彼女の声が聞こえていた。

 

翌朝、俺が目を覚ましたとき、俺はテントの中で一人で横になっていることに気が付いた。
一瞬夢を見たのかと思ったが、脱いだままの服とくしゃくしゃに乱れたシュラフが夢ではないことを物語っていた。
とするとリス娘はどこに…?

あれ…まさか逃げちゃったのかな?

俺は慌てて飛び起きてテントの中を見回したが彼女の姿はどこにも見あたらなかった。
逃げちゃったのかとため息をつこうとした瞬間、突然テントの入り口が開き、茶色いフワモコが入ってきた。

「おはよう、今日はいい天気だよ。」

その声はヒラヒラスカートを身にまとった昨日のリス娘だった。笑顔で俺の顔を見つめている。
僕が驚いて彼女を見つめていると、彼女はぴょん…と俺に抱きついてきた。

「凄く…気持ちよかった…。お願い、畑荒らしたこと謝るからそばにいてもいい…?」

「う、うん。いいけれどまだ名前聞いてなかったね…何て言うんだい?」

「名前?そう言えば言ってなかったね…わたしの名前は…ナラ。」

 

結局畑を荒らしていたナラは俺が責任を持って引き取ることになった。
これまで食べた分は源じいさんの畑の手伝いをすることでナラを許してくれることになった。
引き取り手となった俺も手伝わせるハメにはなったが、ナラとのことを考えると、悪いことじゃなかったと思う。

源じいさんの畑から帰りの車の中、俺はリス娘を助手席に乗せ、一路我が家に向かっていた。

「それにしても畑荒らしの犯人はリス娘だったとはなぁ…道理で電気柵も飛び越すことが出来たわけだよ。
 でも、一体君の正体って何者なんだい?」

「ちょっと説明しにくいわね…。ハッキリ言えばリスでも人間でも、その合いの子でもないのよね。
簡単に言うと森の精霊みたいなものかしら。」

「なるほどね…。でも普通森の精霊が畑荒らしするかなぁ…?」

「するのっ、だってお腹減っていたんだもの。」

ナラはそう言うとぷく〜っとむくれてそっぽを向いた。

「でもちょっと嬉しかったかな。だって朝起きたとき逃げだそうと思えば逃げ出せたはずなのに、
 ナラは逃げないで僕が起きるの待っててくれたからね。」

「だってあの時はあんなにまで激しくてすっごいエッチしちゃったんだもの。あんなにされたらもう離れられないわよ。
 そ・れ・に・ね…」

 ナラはそこまで言うとクスクス笑い出した。何だかいや〜な予感がするぞ、その顔は…。

「それに…なん…だい……?」

「わたしの膣内にいっぱい出しちゃったでしょう。それがね、まだお腹の中にいっぱい入ってる気がするの。
 だから子供が出来たら責任取ってもらわないといけないんだし♪」

俺は思わずハンドルを大きく切りそうになった。運転中の車は大きく蛇行運転して。僕とナナの身体は左右に揺られた。

「きゃっ、気を付けてよぉ。」

「おいおいおいおい、冗談だろそれ?いくらなんでも人間とリス娘じゃそんなこと…。」

「あら、本当よ。だあってわたしのおばあちゃんも人間と結婚してママ作ったんだもの。
だからわたしもきっと赤ちゃんできるわね…。よろしくね、あ・な・た♪」

俺はショックでアクセルを思い切り踏み込みたくなった…。
いや、すごく可愛いし尻尾はフワフワで彼処はきつくてエッチし放題なら…って何言ってるんだ俺は…。

「安心してね、幸せにしてあげるから。これからもよ・ろ・し・く・ね♪」

「よ、よろじぐ〜。」

 

こうして、俺はふわもこのリス娘をお嫁さんとして持ち帰ったのだった。
え…子供はどうなったかって?ナラの膨らんだお腹をみたら言うまでもない…。

「あなたぁ。生まれる子供の名前何にするのぉ?」
「どひぃ、まだ早いわぁっっっっっっ。」

(おしまい)

 

 

あとがき

 

 

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