TVP「第42回全国高等学校クイズ選手権」(日本テレビ、2022)感想

1回戦

12→6

タイムアタック。時間が短いほうが勝ち。

10問中9問：1人回答、リレーだが誤答の場合、他メンバーが答えてもよい。

10問中1問：3人でリレー多答。10回答、3連続×で敗退

　ルール煩雑＆タイムアタックなので、

1人回答時に答えがわからない場合、他の2人がわかりそうだったらさっさとパスする、でもわかりそうじゃなかったら自分で時間使って思案する

とか、

多答のリレーは3連続×のみ失格なので、誰かひとりが全部知ってれば任すのもアリ

とか、

そのあたり対策練るべきなんだけど、あの場でルール聞いてそこまでできるかは難しいな……と思っていたら彼らめちゃくちゃこなしてましたね。いやぁすごいなぁ。

　1人回答問題群はほとんど画像クイズ。名画、写真から人名、写真から地名、漢字、計算。「写真から動物名」がけっこう多くて、「バビルサ」「エクレアナマコ」「ツチブタ」「インターネットウミウシ」「ブロブフィッシュ」、あとケモナーは漢字問題「木天蓼」も押さえとこうね。
　視聴者からするといちばんのハードルは画像の小ささで、スマホとかだとかなりしんどいと思われる。全面に表示されず、下のほうに小さく表示されていました。代わりに回答する3人の姿をずっと映しているので、それはそれで理に適っているけども。

　リレー多答で敗退チームが発生したことは、問題の難度を裏打ちしているということなので、演出としてはわかりやすかったです。

準々決勝

6→3

　チーム1対1対抗で早押し。5ポイント抜、誤答マイナ1。

　問題文中の重要情報が赤字で、
　また回答ワードが誤答かつ（読み上げ前の）問題文に含まれてた場合は青字に、わざわざ編集されてますね。

準決勝

3→2

　全3問。近似値クイズ。計算量バリバリの、「知識の甲子園」時代の準決勝＋推測力、って感じですかね。
　とくに1問目は「バランスボールに水入れてスキージャンプ台から放つ→何m飛ぶ？」というもので、実際に放って測った結果に近い数値を答えると高pt。昔だったらたんなる鉄球だったと思うんですよね計算しやすいように。
　そう考えると3問目は「スーパーボール、1mの高さからだと75.5cm弾む、30mでは？」だったので、1問目よりは計算しやすかったのかもしれない。いや枕さん物理の心得あんまないので違うかも。
　ちな2問目は「海老名サービスエリアの1日の乗り入れ車数」。

決勝

2→1

　ボード7問先取したら早押しに形式変更し、計10ポイントで優勝。
　ボードは誤答ペナなし。早押し誤答ペナについては言及なかったがマイナ1？

　ふむ。画像出してからの読み上げ早押しは、純早押しとはまた別の趣。
　ウイニングアンサーは「クリスマスツリー写真」からの（といってもほぼ間髪入れず読み上げ開始）「クリ／スマス」で「ベツレヘムの星」。
　写真見た瞬間「ペツレヘムの星」しか出ないと限定したのだろう。問題難易度帯的にはそうっぽい。

ED曲とか

　EDは、とくに明記なかったので耳判断ですが、FUNKY MONKEY BABYS『泣いて笑って夢を見てた』、アルバム「ファンキーモンキーベイビーズ2」(2007)所収。

　あと挿入歌、こちらも耳判断ですが、ケツメイシ『友よ ～ この先もずっと…』、2016年シングル。