PS1『オラクルの宝石 Jewels of the Oracle』(1996、サン電子)
2009年ファーストインプレッション
移植元はPCゲーム。Discisっていう会社で、続編『Jewels II The Ultimate Challenge』も出しています。
ルール説明ナシ、操作方法説明ナシのパズルが24種もあってわーいわーい。ゲーム開始直後の難易度設定が「HARD」になっているので「EASY」に変更を推奨、というかそうしとかないと挫折すること請け合い。ムービーもそれなりに楽しめるし、音楽も秀逸、雰囲気ゲーとしては秀逸な出来。異国の遺跡で腰布っ仔に抱かれたいとかの妄想持ちにはたまりません。あ、そうそう、ラストひとつ「デヴァーサの回転」だけクリアできません。絵合わせじゃないのコレ?
20120331追記:いった。EASYだけど。以下解答。
夫夫夫 | ||
傘 | ギザギザ | |
牛 | ○ | |
△ |
壁画にヒントがあるらしいんだけど、ウチの小さいテレビじゃ視認できない。
あと、セーブデータがバグってます。
データ 1 | 12 | 半分データ |
データ 2 | 24 | クリアデータ |
データ 3 | 00 | 初期データ |
データ 4 | 65 | バグデータ |
データ 5 | 84 | バグデータ |
都市ナイサス3.5つ分の宝石を集めた5番目のヒトはどうするつもりなんだろう。やはり3.5通りのハーレムを作るのだろうな。
2021年セカンドインプレッション
とりまデヴァーサをHARDでクリア。デヴァーサのEASYとHARDの違いは回転数ですぐわかるんだけど、他のパズルのEASY/HARD差違は把握してない。
推し面
- 天球殿
- 下部の球移動装置に球を3つ以上詰めると、装置が回らなくて「ごっ」となって球移動ができなくなるところが、パズルルールとしての移動不可を物理的な移動不可に落としこんでおり美しい。
- 説明書では「天球澱」と誤字っている。
- エリデュの神秘文字
- 名作。
- 総当りで解答を導かれることを防ぐため、誤答時に全選択肢が並び替わるところは、パズルルールとしての公平性をデジタル処理の得意分野で見事処理した好例。
- ヒントはアラビア数字ってところですよね。
推し空間
- ナイサス
- 順当。移住したい。
- アシュバの馬
- 軽快なBGM(PS版。SS版とは別曲)
- 舞台が馬小屋なんですよね。んで、区切られた馬スペースのひとつにハスナが落ちている。ハスナを拾うためのスペースをCG描写してくれるおかげで、「クリアできなかったらそこに泊まってっていいよ。何晩でもいいよ」と言われている気がする。家畜扱い。
- 継承の間
- 6つの館と、その周辺のミニチュアがある。これおそらくナイサスそのもので、6つの館に振り分けられた「24の魔法の部屋」(説明書曰く)は、ナイサスにある実際の名家をモチーフにして作りあげられたものなのだろう。
- そしてパウラ家は客人を馬小屋に招待する。いや僕ら客じゃなくて「嘆願者」(説明書曰く)なので人権とかないのかもしれない。
推しオラクルさん台詞
足元の小さな生き物のごとく執拗たれ 「ギルス門の封印」オラクルのヒント
PS1『オラクルの宝石 Jewels of the Oracle』(1996、サン電子)