不思議なペットショップ kyousuke作
 私が経営するペットショップは昨今の流行に流されずにワシントン条約対象の動物も完全注文制にして仕入れます。ご不満な方も多いですが、そうしないと生態系破壊を招くからです。
 店内には事情があって飼えなくなった動物達が多く、近所の学校からは総合学習の教材としての引き合いが多いのです。近頃の小学校は学級崩壊も珍しくありませんが飼育小屋崩壊の方が深刻です。鳥インフルエンザで過敏反応し飼育小屋に撒かれた消毒液で足が損傷した鶏に増え過ぎた兎……そして、心無い青少年による虐殺も依然として深刻です。数年前にも近所の小学校でも虐殺が起きてしまい心を痛めました。

 ある日、馴染のお客さんの一人である小学五年生の雫ちゃんが来店しました。彼女は何故か動物の言語が分る所か”擬人化”に見える事もあるそうです。
「おじさん〜〜〜例の物入った?」
「入ったよ〜〜」
 私は店の奥から小包を持ってきた。値段は一万円と小学生の彼女にとっては大金に近いが、雫は大好きなパパの為ならと思い注文した物だった。
「色は白で、種類は狼だったね……」
「うん!本当はパパも誘ったんだけどまだ駄目って……来年かな?」
 彼女は可愛らしい舌を出す。
「ケン君は元気かな?」
「うん!お年頃らしくってスカートの中を嗅ぐんだよ!もうすぐパパになるのに」
 ケンとは彼女が飼っている秋田犬で両親は私の店で”紹介(販売)”した。犬に限らず動物は多産傾向が強く、犬は五〜七匹が多く、秋田犬は狩猟を営む者にとっては最高のパートナーであった。
 現在は狩猟をする者が少なくなったが犬の多産傾向は変わらなく、無計画な出産は避けなければならないわけだ。ケンは猟師に貰われたが狩猟銃の大きさにびびってしまい、親元に帰され、私も飼い主募集のポスターを張ると雫ちゃんが飼うと言い出し、彼女の父も動物好きなので今に至る訳だ。

 彼女から一万円を貰い、商品の小箱を渡す。
「これはサービス……」
「ありがとう〜〜」
 彼女に渡したのは黒い首輪とリードで雫はリュックサックに入れた……今度の集まりは楽しめそうだ。

 その日の夜、雫の自宅……父親は居間のソファーにてそわそわしていた。彼はパジャマを着て、待っていた。すると雫は風呂から上がりバスタオルを羽織っただけの姿になって居間に来る。普通の年頃なら恥ずかしがるが彼女も半年前はそうだったが”アレ”を装着した夜からはその羞恥心は薄れていた。彼女の胸と尻は発育を初めていた……。
「パパ……」
 雫はバスタオルを外すと裸体になり、父親は抱擁する。
「ママに似てきたね……はじめようか?」
 パパはあの小包から犬の尻尾の様な物が入ったカプセル取り出す。雫は尻を向けると父は軟膏が入ったチューブをひねり出し丹念に肛門の上、即ち尻の窪みに塗りこむ。
「ふぁぁ……」
 雫に甘美なシビレが来ると、李から果汁が滴り落ちる。
「シズク……」
 父はカプセルに入った尻尾を取り出し、肉棒の様な個所を娘にしゃぶらせる。こうなると彼女はトランス状態になり理性は無くなるとその尻尾を尾?骨辺りに差し込んだ。本来なら穴が無いが軟膏により大きなおできを潰した状態になっていたので白い尻尾は彼女の身体と一体化した。すると背中から白い獣毛が生え、若草の様な恥毛もススキの様な毛に覆われ、可愛い犬歯と耳が生えた。
「パパ〜〜」
 パパに抱きつく雫、いや彼女は獣人化し今はシズクと呼んだ方がいいかもしれない。
「ん?」
 首輪とリードに気が付、彼はシズクにセットする。
「お座り!」
 シズクはチョコンと座り尻尾を振る。
「伏せ!」
 すると、身体を伏せて上目でパパを見る、その時の表情は男を欲情させるには十分だった。これが娘なら尚更である。
「オチンチン!」
 女の子には恥ずかしいポーズであるが、狼少女となった雫は足を曲げて大股を開き舌を出す。アレが欲しい、自分を創った生命のジュース……精液が…。
「お座り!待て!」
 父が好きな焦らしプレイ、雫は物欲しいそうな視線を送るが彼はパジャマを脱ぐと肉棒を差し出す。
「よし、おしゃぶりだ」
 フェラチオをするシズクは時々犬歯が甘く噛む。父は頭を摩りながら言う。
「そうだ、舌を這わせろ」
 母も、姉も愛した肉棒……彼女はそれが味わえるだけでも嬉しかった。すると、父はリードを軽く引っ張るとシズクは口を外す。
「ベットだ」
 父は軽くリードを引っ張るとシズクは手足を使って歩く。尻尾が揺れ、フェロモンを放出しベットに上がると仰向けに寝転がる。父は娘の李を舌で愛撫し、娘も悶える。
「入れるぞ」
 液体と空気が混ぜる音と共に狼が悶え泣く声が響く!父の肉棒は小学五年生の雫の肉壷を蹂躙する、獣人化しているがそれでも父親の肉棒はキツキツに締め上げられた。獣毛がしっとりするほどの熱気はフェロモンの匂いを強烈に出し、父は興奮し胸を掴み肉棒のみで宙を舞う狼少女は悶えた。
「だすぞぉおお!」
「ふぁああああ!」
 白いスープが父親の肉棒から出され、彼女は陶酔する。父は娘にキスをする……肉棒が萎えて自然と娘の秘所から出ると、シズクは毛を舐めるように前屈して舌で味わっていた。

 私の正体は英国から来た魔法使いです。普段は人間社会に溶け込み、人のために役立ってます。このペットショップは先代である父が開きましたがウェールズに隠居してます。日本人に似ているのはご先祖様が大陸の出でキョンシーを操る術士だったらしいです。
 つまり西洋魔術と東洋魔術のハイブリッドと言う訳で、独創的な術が多いですが、一族しか扱えない訳です。雫ちゃんが買ったのは”獣人の尻尾”で首輪には札が織り込まれてます。名の通りに獣人になる訳ですが、朝日が昇る頃になると首輪は”獣人の尻尾”の魔力を封じ込め、尻尾も犬耳も獣毛も引っ込んでしまいます。
 ただし、犬の餌とか異性のフェロモンだと本能で発動する事もあります。普通は下処理が必要なんですが雫ちゃんはすんなりと獣人化出来るのは、雫ちゃんの両親は”獣人化セックス”愛好者だからです。兄や姉もすんなり獣人化できたのは恐らく子作りの際にもしていたんでしょう。私もマンネリ打破のアイテムとして出したのはまずかったと反省してますが、副業が好調な事を考えると仕方ないと思ってます。

「マスター、会合のお時間です」

 猫耳にアミタイツにレオタードに身を包み、黒い尻尾にはリボンを結んだ少女が降りて来た。彼女は少し訳有りの子で……。

「何、一人事言ってるんですかぁ!」
「すまないね、行くか」
 奥から竹箒を取り出し跨り、少女は子猫に変身し、竹箒に乗る。これからは会合である……魔法使いは色々と会合に出る義務が生じるのだ。


 終
不思議なペットシップ 2
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