人形師 雛祭りの儀 kyouske作
 私がその村に来たのは小学四年生の時だ……中学受験の為に塾に行かされ母の理想の用に成績が上がらない事に追い詰められ私は塞ぎこんだ。担任に相談した父は私を山村留学させる事にした……母親は猛反対したが父は私が犯罪に手を染める事を恐れていた。
 当初は戸惑っていたが里親夫婦の東さんは我が子のように可愛がって時には戒めてくれて私も徐々に心を開き始めた。村の分校は私の様に山村留学をして転校して来た子も含めて十五人……中学生、高校生は街にある中学校に通っている。過疎化対策は苦慮していて山村留学は村興しの手段しては当たり前である……下手な施設を建てるよりはマシと父親は言うが何れはまた元の家に戻らないといけなくなる…私はそれが嫌になっていた。

 二月下旬……東さん夫婦は雛祭り用人形を出していた……二人には子供がいて大学生らしく今年も帰らなかった。東夫婦は人形作りに携わっていてこの村は人形作りの職人さんで構成されていた歴史もある。質素だがそれでも何処か素朴で品があるのがこの村の人形で皇室にも献上した事もあるとか……。
「雛祭りの儀?」
 東夫婦が言うには子供の健やかな成長と災いを取る為に行う村の神社でする儀式で二人にとっては思い出があるらしい。
「楓ちゃんにお雛様をやってもらいたいの……いいかしら?」
「はぁ…」
「相手は隣の健二君……」
 私は胸が熱くなり顔を赤らめた…彼はこの村で育った五年生であり私の面倒をよく見てくれて恋と言う感情を起こしたのが彼であった。次の日に私は東夫婦と共に村の神社に行くと既に健二君とその両親がいた。
「よろしく頼みますよ」
「こちらこそ…」
 健二君は膨れていて母親が軽く頭を叩く所もあった。

 神社の本殿に付くと巫女さんら居て十二単を用意していた……このサイズで十二単となると維持とか大変だろう、映画衣装とは訳が違うと言う事はしっていた。
「では、お雛様……お清めの儀をしますのでお服を取ります」
「えっ……」
 巫女さんの目を見ると私の身体は動けなくなり巫女さんは私の服を脱がし裸体にすると私は手で胸や秘所を隠そうとしたが腕が動けないし声すらも出せないのだ。襖が開き廊下を全裸で歩く私は混乱していた……向い側からは裸体の少年が歩いていてそれは健二君だったのだ。彼も性器を隠さずに歩いて来たが顔は無表情に近いが可愛い唐辛子は充血し私の秘所も濡れ雫を垂らし始めていた。
 私と彼は浴槽の部屋に入ると檜の床に座ると褌で秘所を隠した巫女さんらが糠袋で洗い私と彼を浴槽へと入れる。既に身体すら動けなくなっていたが私は心地良さに恐怖感が無くなっていた……巫女さんが私と健二君を抱えて御輿に載せるとそのまま祭壇がある場所へと運ばれる……何れも勢子や巫女は中学や高校生のお兄さんやお姉さんだ。
 祭壇がある場所には宮司がいて蝋燭の光とお供え物が否応無に神秘さを引き立たせる。私と健二君は正座させられると榊の枝を頭上に振り儀式を淡々と進めていく。そして二人を布団の上に寝かせると人形師らが来て、この村の人形の材料となる粘土を水に溶けた物が身体に塗られて行く。
 男性陣は楓の身体を撫で女性陣は健二の身体を撫でていくと性的興奮により楓は潮を吹き、健二は白いオシッコを飛ばしそれを取っていく…徐々に身体が白くなり間接部分に筋が出来ていく……恐怖よりももっとしてと言う要求を聞こえるか如くに二人の身体を撫でると、楓のスリットを形成する為にベラで整え同時に健二君の肉棒も尿道を形成すると人形氏達は衣装を着せて、そして腕を折り曲げられ私には扇子を持たせ健二君には棒の様な物を持たせた……。
「これで最後よ」
 人形師は二人にお面を顔に填めると顔と一体化した……儀式が始まって4時間後等身大のお雛様とお内裏様が出来た。

 翌朝……私達は神社内にある社殿の一角に展示されていた……。昼間は家族連れが記念撮影するんだけど夕方になると巫女さんら来て呪を唱えると今まで固まっていた体が解けるんけど健二君の肉棒はいきり立ち、私の秘所も胸も疼いている。
 この村の雛人形は縁結び、子宝、安産の御神体と言う解釈もあって男は私の秘所や胸を触ると一生添い遂げる女性に巡り遭い女性は健二君の肉棒を触ったりすると理想の相手が見つかりしかも子宝に恵まれるのだ。事実この祭が一種のお見合いパーティー化になっていることを見ると納得する。夜になるとこの村に住む中学生、高校生らが私をダッチワイフの用にして樹液を放ち健二君の剛直で巫女姿の少女が悶え果てるのである。この生活が一週間続き終わると人間の姿に戻る為に神社の裏手にある洞窟の滝で沐浴する……。こうして雛祭りの儀は終わりを告げた。

 私は六年生の時に両親の元に戻り結局寮がある中高一貫高に進学したんだけど、其処は山村留学していた村に近い所であり雛祭りの季節になると足を運びお内裏様の御神棒を巫女装束を肌蹴て味わってます。


 終

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