豊漁祈願祭 3kyouske作
 ここら辺の村々は祭の期間中は漁はしないで海豚様と海巫女の世話にします。期間中は生魚や海藻、貝類や甲殻類を食したらダメですが保存食で神棚に上げたものなら食しても良く常に家族分の保存食は毎日上げてます。そして私達海巫女は海鮮保存食すら口にしたらダメであり一生海豚様に仕えないといけなくなるのです。
「早苗ちゃん……ほらどんどん食べて……海豚様の御神棒入れられるんだからね」
 先輩らは私にどんどんご馳走やお神酒を飲ませ海豚様には橋で丁寧に口に移してます。これから数日間は私は海豚様の御子を作る儀式に望みます……御子は御子海豚様と呼ばれ先輩海巫女らは常に一〜二匹を育ててあげ四年後に母親離れし神海へと修行へと行き帰ってきた御子海豚様が新たな海豚様になる訳です。現在の海豚様は戦前生まれですがまだまだ働き盛りですって……。

 沖合いにある島まで海豚様に掴まる形で泳いで行き小さな祠がある湾に着きます。此処は昔は地元でも有名な夜間夜這いポイントであり此処で行為した男女にはお子が出来るんです。
「海豚様……」
 海面で私が海豚様にキスすると甘く仄かな香りが口に流れ込み景色が歪み始めます。そして海豚様はまるで蛇の様な御神棒(即ちペ○ス)を入れ込みます。中で煽動し滲み出した淫汁(先走り液ですね)が子宮を熱くさせると海豚様は勢いよく泳ぎ始め捻り潜水したりします。下半身はそれだけでも刺激され御神棒の亀頭は子宮へと入り口に引っかかります。そして射精されるともう意識が飛び私はただされるがままにされます。
 夕方になると一旦外し私を背中に乗せて神社近くにある入り江の洞窟まで運ばれ供えられた食事を食べ寝ます。他の海巫女様は少年や青年の肉棒をしゃぶり、挿入して夜を明かします。また海巫女になった経験が有る女性はこの時期だけ人魚になり海豚様の剛直を味わえるのです。

 数日後、ようやく海豚様との子作りの儀が終わり私は沖合いにある島の反対側にある洞窟に行き一月ほど過します……すでにお腹が膨らみ御子海豚を身篭った海巫女に限り生魚の食す事が許されますがホンの数匹程度です。半月になると動けなくなるので他の海巫女達が世話します。

 そして一ヵ月後……私も御子海豚を二匹出産すると人魚から人間へと戻りますが一人前になるまでは授乳しないといけないのでその時だけ海巫女姿に戻るんです。こうなると転校手続きとかしないといけませんがそれが私が生まれた一族の宿命ですから…。


 続
豊漁祈願祭 4
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