豊漁祈願祭 1kyousuke作
 私の名前は青海 早苗で今年で十二歳になります……祖父母は漁師をしていて親戚家族は何らかの形で水産業に関わってます。先祖代々から守り抜いた魚場も近年の環境破壊の影響で先細りしていて困ってましたが祖父母が居る地区で新しく巫女さんを出す事にしたのです……その為には年頃の処女が必要で私に白羽の矢が飛んで来ました。巫女少女をしてくれと言う事です……私は祖父母の田舎が好きですし快く引き受けました。

 その祭は海岸を見下ろす神社で行います……満月の夜となる夕方に私は神社に行き本殿へと入ります。
「青海 早苗……これより海巫女としての役目を与える……」
 宮司さんが祝詞を静かにと言うと私は催眠状態になり着ている衣服を他の巫女さんが剥いで行き紅い袴に白い着物を着せられます。そして髪を下ろして神殿に苦物された御酒飲み干します……ほんのり紅くなると私は本殿の奥へと案内され沐浴した後に一室に入れられます。
 そして満月になると神社の地下へと案内されます。ここは海水が入り込んでいる洞窟であり調度砂浜になっている所で私はそこで巫女服を脱ぎ布団の上に寝ます……海巫女って言うのは人魚になる事を意味します。松明により神秘的な灯に満月の光が差し込無とそこに大きな海豚が来ます……海豚はこの地方独自の神獣で海豚と言うよりはシャチと思える体格でその周りには人魚達がいます。昨年他の地区から選出された海巫女様です。
「この子が新入り?」
「ワァ〜〜若い〜〜」
 既に潮位が上がり私が寝ている祭壇にも海水が浸り始めてます。大きな海豚が豊漁の神様であり私は深く礼をします……すると海豚の姿から人間へと変わり私とキスをします……こうなると海豚様のされるがままですが嫌がりません……漁師は不漁が続くとお祈りしましたが逆にケガレをケガレで相殺する遣り方もあり船の上でお酒を飲んだり女を抱いたり昔は死体やエロホンを投げ入れた事もありましたがでも此処の海神様はそんな荒っぽい遣り方が好まない。
 舌まで入れられ早苗は立っていられないのです……それは足が尾っぽになる徴候で私の首にスジが出来ると足はまるで粘度細工のように変わり二つの足が融合し鰭となり更に足全体が一つの肉の塊へと変化します。私は膝を抱えて神獣様の肉棒を受け入れるのです……その時の痛みは凄いですが荒々しくも何処か懐かしい感触で気持ち良くなり私の中に神獣様の子種汁を流し込むと淡いグリーンの尾っぽに鰭が二対出来て私も海巫女になりました……その頃潮位はあがりもう泳げる位になると私は大きな海豚に戻った神獣様や他の海巫女と共に月夜の夜の海へと行くのです。そして漁港近くの岩場で私が歌うと宴会の始まりです………。


 続
豊漁祈願祭 2
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