変身・第3話 二次元世界の調教師作
 その夜、触手として母さんの熟れきった体にピタリと密着した俺は、父さん、ばあちゃん、妹のさくらと一緒に食卓を囲んでいた。ばあちゃんは母さんに言い含められたか何も余計なことはしゃべらず、途中でわしゃもう寝る、と不機嫌そうに席を立った。
「お兄ちゃんはもう食べたの?」
 さくらが始めて俺の話題を出した。う〜ん、何ていい子なんだ。高校1年生とはちょっと思えないほどロリロリしてかわいいさくらは、性格も素直で優しく純粋なとてもいい子だ。この家で最も俺に好意的なのもさくらで、ばあちゃんと2人で俺に食事を出したりする世話をしてくれてるのは、もう述べた通りだ。
「もうとうに食べたわよ」
 しゃあしゃあと嘘をつく母さん。いや、ここまでに俺は10回近い母さんの絶頂エネルギーを食べておなか一杯の気分だったのは確かだが。母さんはごまかして教えてくれないが、父さんとほとんどセックスレスなのだろう。
 女盛りの完熟した体を欲求不満でウズウズさせてたのは間違いない。でなければ、いくら女を歓ばせるのが本能の触手に変身してるとは言え、実の息子であるこの俺にこうもたやすく体を開いてくれるわけはない。実際3回目の絶頂に達した後の母さんは、もう盛りの付いたメスネコ同然だった。
 俺は何もせずイボイボのデカチンに擬態してアソコに入り込み、体中に触手を密着させるように張り巡らせていただけなのだが、ちょっと体を動かそうとするとすぐにえっちな刺激になって気分を出してしまう母さんは、着やせする豊満な胸とお尻を触手にぶつけるようにガクガクと揺さぶり本体をギュウギュウと締め上げて快感を貪ると、1人で勝手に達してしまうのだ。
 おツユの多い体質らしい母さんは、その度に大量のえっち汁を吹き上げてパンツを汚してしまうので、何度はき替えても足らないくらいだった。 が、夕方くらいから、俺は母さんのエロい体との接触を大いに楽しんだ触手を全て引っ込め、本体も小さくさせてアソコの中でじっと息を潜めている。
 これはさすがに疲れた様子の母さんを休ませるためでもあるが、父さんが帰って来る夜に備えたのだ。母さんは無論何も言わないが、まるでヒトだった時代のような粗チンに戻ってしまった俺に物足りなさを感じ、寂しく思ってるに違いない。
「ごはん食べてからお兄ちゃんに会いに行ってもいい?」
「ダメですよ。今日は気分が悪いから誰にも会いたくないんだって」
「ええ〜、宿題を教えてもらおうと思ったのにい〜」
 う、そ、そうか。触手になってしまっては、さくらに勉強を教えてやることも出来ないのか。俺は初めて触手に変身してしまったことを少し後悔した。俺は昔から学校の勉強は得意な優等生で、いつもさくらには勉強を教えてやっており、だからコイツも俺のことを悪くは思ってないのだ。さくらの宿題をやってやるのが、引きこもり時代の俺の、ほぼ唯一の外界との接触だったようなものだ。
 そしてこの時、素晴らしく居心地の良い母さんのアソコの中でぬくぬくとしていながら、恐ろしい新たな欲望が猛烈に込み上げて来た俺は動揺した。
――さくらをメチャクチャに犯りたい!
 正直な話、俺はこのかわいい妹を嫌らしい性の対象として見たことは一度もない。もっともそれは母さんに対してだって同じことだが。
 だが、いかがわしい劣情の塊である触手となった今、ふと見てしまったさくらは幼い顔立ちと甘えん坊な口調とは裏腹に、いつの間にか胸やお尻が女らしい丸みを帯びて、まるで俺を挑発してるようだった。ばあちゃんには何も感じなかったが、触手の俺は年齢相応に成長したさくらを性の対象として認め、激しい欲情に駆り立てられるのだった。
 いかんいかん、何を考えてるんだ俺は!さくらはまだ子供だし、第一実の妹ではないか。さくらを犯すなんて鬼畜なまねは絶対に出来ない。俺はさくらを犯りたいという触手の本能を、ただ1人の心の支えであるかわいい妹を穢してならないと言う人間的な理性で押さえ込まねばならなかった。

「さくら、あんな奴はもう放っておけ!」
 その時ようやく口を開いた父さんは、やはり俺に対して冷たかった。
「でも……」
「シンイチは人間のくずだ。あんな奴と付き合ってたら、お前までおかしくなるぞ」
 いつもの事だが、そこまで言わなくてもいいじゃないか。俺は自分がやってることは棚に上げて、父さんに対する怒りがふつふつとわき起こって来るのを感じていた。さくらは健気にも俺をかばってくれる。
「お兄ちゃんはくずなんかじゃないよ! 私に勉強を教えてくれるし。今はちょっと病気に掛かってるだけだよ」
「5年も病気に掛かってるのか? 病気なら医者に診てもらえ! あいつはただ嫌なことから逃げて、自分のやりたいことしかやらない自堕落な男だ。あんな奴とっとと死んじまえばいいんだよ!」
 うう。父さんの言葉は辛辣だけど当たってるだけに痛い。俺だってわかってるんだ。学校にも行かず、働くでもなく、家族に養ってもらいながら触手命と言うオタク街道まっしぐらの引きこもりから抜け出すことが出来ない。もう5年もこんな状態を続けてるなんて、正しく人間のクズだ。
「あなた、それは言い過ぎよ」
 ああ、母さんまで俺を擁護してくれるのか。こんな触手になって体中に巻き付き、あろうことかイボイボのデカチンに擬態して実の母親を犯しているこの俺を。
「そうやってお前が甘やかすから、アイツは駄目になったんだ! 食い物なんか与えず、さっさと家からおっぽり出せ!」
 父さんの言ってることは正論だ。俺は自分が生きていく価値のない、人間のクズだとわかっている。
 だからクズはクズらしく、実の母親を犯してその快楽をエサに生きていく触手という化け物に変身したんだ。へっへっへっ、今から俺はアンタの妻であり、俺自身の母親でもあるマチコを徹底的にかわいがってやるからな。仕事が忙しいんだか何だか知らないが、アンタが放っとくからいけないんだぜ。化け物に変身した息子に犯られて、アンタの自慢の美人妻がよがり狂ってもほえ面かくんじゃねえぞ。
 わが家はそういう血筋なのか、女は皆美人で性格も良く、男は不細工で陰湿だ。俺は父さんによく似てるのだ。だからこそお互い毛嫌いし、父さんは俺に辛く当たるのだろう。きっと自分の嫌な部分を鏡のように見せられている気分なのに違いない。
 そうして俺は自分に似て冴えない外見にコンプレックスを抱いているであろう父さんが大切にしてるに違いない、不釣り合いなまでに綺麗な母さんに、淫靡な攻撃を開始した。
「あなた、もうあの子の話はやめましょう。あんっ!」
 俺がムクムクとイボ付きの巨根に戻り、収めていた触手達を一斉に体中に這わせ始めると、母さんは思わずえっちな声を出してしまい慌てて口を手で塞いでいた。
――シンイチ、ダメよっ!
――ウソばっかり。おあずけ喰らって、嬉しくてたまらないんでしょ、母さん。ほう〜ら、ココはどう? それとも、ココかな? へっへっへっ……
――ゆ、許して、シンイチ、父さんの前なのよ! あ、あ、あああ〜っっっ!!!
 しばらく刺激を控えていた効果はてきめんで、母さんは俺の愛撫に面白いようにビンビンと反応してくれた。触手がウネウネと伸びて熟れた肌をはいずり回ると母さんはあっと言う間にすさまじい勢いで燃え上がって、男根型に変化した俺の本体を食い千切るような強烈な締め付けを見せ、触手が急所の乳首とクリに巻き付き、先端をクリクリと弄り始めると夫の前なのに呆気なくイッテしまった。

 いや、父さんの前だからこそ感じ方が激しく、たちまち弾けてしまったのが真実だ。父さんやさくらは、急に真っ赤になって押し黙り、性的興奮を押し隠そうと苦悶しながら簡単に昇り詰めてしまうと言う痴態を晒した母さんを、どんな目で見ていただろう。俺はそんなことにはお構いなしに、えっちな母さんにとどめを刺すべくチンポコ触手をお尻の穴にまで差し向けて入口をツンツン突っついた。
――そ、ソコは……イヤよ、絶対にイヤ、許して、シンイチ……
――女の人のイヤは好きの意味だって言うからね。そんなに嫌がるってのは、それだけオシリが良く感じちゃうんでしょ、イヤらしいね母さん
「ト、トイレに……行って来るわ……うふうんっっ!!」
「母さんっ!」
 恐らくアナルの経験もあるに違いない母さんにとって、やはり尻穴は強烈な快感のツボだったようで、何とかその場を逃れようと甘美に込み上げるものでビッシリと痺れていた腰を上げたのだが、チンポ型触手がズブズブと亀頭部をアナルに埋めていくと、下腹部を抑えて崩れ落ち少しも動けなくなっていた。父さんもさすがに驚いて腰を浮かせ、さくらが心配して声を掛ける中、母さんは又もはしたなく絶頂に昇り詰めていたのである。
 こうしてもうヘロヘロになりながらようやくたどり着いたトイレで、便座に座って力み始めた母さんに俺は下品な質問をした。
――母さん、小さい方、大きい方?
――アンタに出てってもらうのよ!
――どうして? 父さんの前でえっちしてあげて、死ぬほど良かったんじゃないの?
――バカなことを言うのはやめて! 早く出て行きなさい、早く!
 どうやら母さんは、家族、とりわけ父さんの前で触手と化した俺に犯されるのが耐えられないようだ。が、すっかり俺の触手になじんだ母さんの体は、その言葉とは裏腹にさらなる陵辱を求めて熱く淫らに疼いているはずだ。俺はせっかくモデルのような美人を妻としながら構ってやらない冷酷な父さんの替わりに、母さんのはしたない願望をとことん叶えてやることにした。
――ねえ母さん、父さんと俺とどっちの方が気持ち良かった?
――な、何をバカなことを……
――正直に答えないと、こうだぞ
 ヌラヌラと蠢く触手に体中をはいずり回られ、乳房や股間の性感帯を淫靡に刺激されている母さんはもうその快感にドップリと漬かっており、俺が責めを強めればすぐに又気をやってしまったことだろう。
 ところが一計を案じた俺は、体に巻き付けた無数の触手はそのままに、あえて強い刺激は与えぬよう腐心して母さんが狂い出すのを待った。これぞ正に蛇の生殺しである。母さんは果たして便座に腰掛けたえっちな体のもどかしげな慄えをじょじょに激しくしてしまう。母さんが焦れったくてたまらなくなって来た頃合いを見計らって、俺は淫らな想念を テレパシーで送り込んだ。
――へへへ、又えっちしたくなって来たでしょ、母さん
――ば、バカな……
 触手が両乳首に巻き付いた。
――あんっっ!!
――こっちもだね
 クリの包皮をめくった触手が優しく本体を摘み上げた。
――ヒイイ〜ッ!
――そろそろチンコが欲しくなって来たかな?
 アソコの中で縮こまっていた俺の本体がニョキニョキとイボ付きデカチンポに戻って行った。
――ああ〜っっ!! 
――これでもう素直になれるでしょ
 最後に禁断のアナルにチュプチュプとチンポ触手が侵入していくと、母さんの噛み縛った口元が緩んで堪えきれない熱い吐息が洩れた。
――ねえ、正直に答えてよ。父さんと、俺とどっちがいい?
――し、シンイチ……あなたの方がいいわ……
――ありがとう、母さん!
 俺は心底感謝の言葉を述べると、ご褒美に巨大なペニスに変化させた触手を口に突っ込み、嬉しそうにチュパチュパとしゃぶってくれた母さんに応えて、媚薬入りの粘液をドバッと口から溢れる程大量に注ぎ込んだ。
 それから俺は全力で母さんを楽しませてやろうと、おまんこの中で激しくブレイクダンスを踊り、全身に巻き付けた触手をブルブルと小刻みにバイブレーションさせ、アナルの触手を猛スピードで出し入れした。すると母さんは何もかも忘れて強烈な連続アクメに襲われ、トイレの中で失神していたのである。と、同時に俺も猛烈な虚脱感に襲われて意識を失っていた。


 続
変身・第4話
小説一覧へ
感想などは各種掲示板・投票一覧を参照の上、お願い致します。