「あっあぁぁっ!」
ドブッドバッドバッ・・・。
薄暗い無機質な部屋の中に反響する喘ぎ声と叫び、そして射精音・・・もう何日が経過したのだろうか、この様な体にされてしまって以来一度たりともこの部屋から出る事の無い俺は、多量の精液を恵子の子宮にぶちまけてペニスを抜いたその穴からドロッとした精液が漏れ落ちてくるのを見て思った。
「今日も気持ちよかったわよ、こーちゃん、それじゃあね。」
「お気をつけて行ってらっしゃいませ、ご主人様。」
そう言って部屋から出て行く彼女に、敬語を使いご主人様と呼ぶ事にはもう慣れた。もちろん最初の頃は非常にそう言う事は苦痛であったが、犬の本能のなす業なのか言わない度に繰り返される彼女の"お仕置き"の結果、次第に無意識の内にそれを甘受する様になり今では言う事に全く抵抗は無い・・・そればかりか今では自分の放った精液を飲む事も、彼女の前で自慰を披露する事も、そして怪しげなプレイを見せる事の何れにも羞恥心を感じなくなり、それを当然と受け止めて自ら求めるまでに俺の精神や考えは変貌してしまった。その急速な変化には俺自身が自身に対して強い恐怖感を抱くほどのものであったが、今となっては何とも思わない上に何故その様なつまらない感情を自分自身にぶつけていたのだろうかと、馬鹿馬鹿しい事であったと思っている。
彼女の勝手な思い込みで獣人にされてしまった俺と違ってフタナリではあるけども、人である彼女は俺と普通に付き合っていた時代と同じくその事を隠して職場へと出勤していく。今のは彼女曰く、目覚めの一発でありこれをしないとその日一日仕事に手がつかないのよ、と彼女は真顔でそう俺に言った。早朝の一時、まだ多くの人々が寝静まっていると思われる時間に彼女はこの部屋に姿を現して俺と互いに突き刺し合い、嬌声を上げ精液を注ぎ込み合うのを堪能し俺の放った莫大な精液を垂らしつつ、やや膨らんだ腹を抱えて部屋を後にする。残された俺は食事を済ませると後は何もする事が無い、彼女が帰宅するまでの間事実上の自由時間を手にする事が出来るのだが、あいにく恵子は俺がこの部屋の外へ一歩たりとも踏み出すのを許さず、鍵をかけてしまう事から時間はあれど俺が自由に振舞えるのは、この淫気漂う薄暗く冷たい部屋の中だけであった。
1人残された俺は自慰に耽り続ける、また幸いな事と言えるのかは微妙だがこの部屋の一角には彼女の趣味である様々な器具が置かれているのでそれらを使って一人、自らの内に次から次へと積まれて行く性欲を1人発散させ続ける。
まだ威力を保ち、ぬるっとしたペニスを掴んで最初は静かに、そして強く扱いていくと自然にワギナが疼き熱を帯び出すので手が反射的に伸びて弄り回す。濡れ漏れた愛液ですっかり床には水溜りが出来、そこに接する獣毛はすっかり濡れそぼった頃、多量の精液がペニスより噴き出されて雨の様にその水溜りと自身を汚す。
一度射精をするともう後は恐れる事は無い、豊満な乳房を片手でこね回し乳首をざらついた犬の舌で舐めて、どんどんと火に油を注ぐを上に行く勢いで精神と感情の熱を更に上げ行かせ、もう何もかもが変わるほど爆発させて増大する欲求を生み出してはそれを満たして、自分だけでは足りないと思えば、バイブをワギナはおろかアナルにも挿し入れてその速度を最大にしてより強い刺激を堪能しよがり狂った果てに疲れ果ててはそのまま精液と愛液、そして汗とでドロドロになった体を床一面に広がった水溜りの中に横たえてしばしの休息を・・・最もその間もバイブを入れている時は機能させたまま、して回復させると又同じ事を繰り返す、あの快感をあの熱さを再び求めて。
でも自慰は所詮は自慰に過ぎない。いくら激しくペニスを、ワギナを、乳房を、乳首を弄りどんなに強烈なバイブを使って激しい刺激を与えようとも、どうしても自らの心を全て満たす事は出来なかった。
"欲しい・・・精液欲しい・・・注ぎたい・・・熱いペニスが欲しい・・・入れたい・・・足りない・・・足りない・・・。"
自慰によって更に燃え上がった体を出来る範囲で沈めつつ、俺は恵子の、ご主人様の帰りを首が切れんばかりに伸ばして待った。激しく自慰をしている自分の姿を偶然、ご主人様に見られた時の気持ちは言葉に出来ないほど素晴らしく、美味しい・・・恐らく、この世にあれほどの甘美はあれ以外に存在はしないだろう。そんな事を楽しめる今の俺は最高の幸せ者だろう・・・あぁ、ご主人様お早くお帰り下さい・・・そして、俺を好きなように弄り回してください・・・鍵の開く音が・・・待ち遠しい・・・。
ビュッ・・・ドブッドビュッドブュッ・・・。
誕生日〜日常〜終
誕生日〜恵子の日常〜
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