種族大戦
人間の核攻撃により始まったこの戦争は、長きに続いた

この戦争下、何としてでも大事な者・愛する者を守りたい
そう思った獣人・龍人は沢山いた
そんな中、彼らが選んだ手段とは
特別攻撃

通常と違った攻撃手段を用い戦況を優位に進ませる手段
行われてはいけない攻撃手段なのは確かであった
だが、それでも特攻していく者は絶えなかった

龍桜・特別攻撃隊
桜の如く散りぬ

散り行く桜は二度と戻らない
死んだ者が生き返らないかのように
特別攻撃機・龍桜
大戦中
亜人軍が開発した特別攻撃兵器である
名前の通り、翼を持つ龍人が使う兵器である
龍の名の通り空を高速で飛び
桜の名の通り散る
それで、龍桜と命名された

これは、龍桜・特別攻撃隊に所属していた若者のお話
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