マウントの家族




母親[ボーグ・L・ストロング](狐)と 父親[アルト・L・ストロング](熊)との結婚を 家族は「間に生まれた子が可愛そう」ってことで猛反対するが、 2人の愛は変わらず、家族から離れ山奥で暮らすことを決めた。  山奥でマウントを産む マウントと町で暮らすにはハーフであるマウントが あまりにも可愛そうな為、山奥で家族共に 暮らそうとした。  しかしマウントが2歳の時、山に大雨が降り、 マウントと妻をかばい父親が洪水に飲まれ他界。 その死に際、夫は妻に 「マウントを頼んだぞ」 と継げる

 残された母親は 「私が死ねばマウントは行き場が無くなる」 と思い、マウントはなんとしてでも守らなければと決心する。  しかし不幸は続き、マウントが6歳の時、 母親とキャンプに行った際に嵐にあい、 母親はマウントをかばって土石流に流され他界。  残されたマウントは山育ちの為、 世間の冷たさを、ハーフが嫌われるなんて知らないまま 死に物狂いで山を下り、町に出た、 そこで助かったと思ったマウント。 だが、熊の体型のわりに耳の形や、尻尾が熊とは違うので、 世間の皆にハーフや混ざり者と言われ酷く嫌われた。  何度も挫折したが、あの嵐の日守ってくれた母親に悪いと思い 必死に生きた。

小学校も中学校も高校もどこも受け付けてくれなかったが、 その事を聞きつけたルーク総合学校の校長がマウントを 学校に誘う。 念願の学校には行けたものの、クラスや先生からの扱いは酷く、 住む場所もろくに無く、ついに限界が来て 学校の近くの踏み切りで自殺しようとした。 それでも周りの人は誰も止めようとしてくれなかった。  そこの近くををたまたま通りかかったバンに助けられる。  その後、バンに家に誘われ事情を話し、バンに 「死に物狂いで守ってくれた命、簡単に捨てるんじゃねぇ!!」 と、こっ酷く怒られる。 「皆が嫌おうと、俺は決して嫌ったりしねぇ! 俺とお前はずっと一緒だ!!」 と共に暮らそうと誘われる。  ここまで他人に相手にされるなんて無かったマウントには ありえないくらい嬉しかったのでバンの家で 一緒に暮らすことにする。  現在登校拒否中。 校長は気にかけて、週に1度バンの家に教材を運びに来る。



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