その先にあるもの。
裏話
ミックの由来
いわゆるケモショタ的な感じのキャラです。
見た目女の子に見えなくないとか、何かふたなりっぽいですが。(
このキャラの行動は、作者である僕の立場で書きました。
つまり、ある意味僕の人格を投影したのがミック、ということでもあります。
そのため、感情の部分、特に恋愛描写は、
自分の過去の体験談から取ってきています。
皆さんとは感覚が違うかもしれないですが、僕はこんな感じでしたという。
ま、僕はここまで純粋ではないけどね!
キャラの絵がない理由
こちらから先にキャラの提示をすれば、
皆さんにとってはイメージしやすいとは思います。
しかし、敢えて僕がキャラの絵を描かないのには理由があります。
1つ、自分のキャラをうまく表現できない。
これは完全に自分の地力不足なので、言い訳の仕様がないわけですが…。
2つめ、多分皆さんがそれぞれ思い描くものは違う。
こちらから指定しなければ、きっと皆さんがそれぞれ想像すると思うんです。
キャラによってはどんな容姿で、どんな感じというのを本編で少し出していますから、
それを頼りになんとなーくなイメージで捉えていただければ、と思います。
でもまぁリクエストいただいているので、落ち着いたら着手する予定です。
皆さんの想像とは違う、作者ならではのイメージを楽しんでいただけたら幸いです。
この世界の同性愛
よく読んでみると、一見矛盾するところが出てくると思います。
第18話で、同性愛は割りと一般的だと出てきます。
が。
第14話で、ノール中心で語られるところがあります。
そこでは「同性を好きになると言う、異質なオレを…」という一節が出てきます。
これで改めて気がついた方もいるでしょう
おかしいですよね?
何で異質だって言ってたのに、後から一般的だなんて言いだすのか。
それは、ノールの考えに基づいています。
ノール自身、最初から恋愛対象=女性というのが強いわけです。
なのに、ミックを好きになりかけてる自分がいる。
しかもそれが恋愛対象と言う。
今までの自分の世界が壊れていく、そんな時だからこそかなりの躊躇いがまだあるわけです。
結局、ジョアンに相談したことで、その壁をあっという間に乗り越えてしまいましたが。(
次回作へと続くもの
ちょっと色々出してみました。
『紅炎の魔眼』
『アメリア・フローライト・ブルーデンス』
『そびえる古城』
『虹色の七人の魔眼使い』
『十二使徒』
これらはそのある。の500年前の話に出てくる設定の一部分です。
メインというワケでは無いのですが、魔導大戦時代を語るには不可欠なものです。
さて、これらがどう関わってくるのか。
それは次回作をお楽しみに。
…とは言いつつも、「その先にあるもの」で少し出てきますが。
レナの記憶
一時の事件によって、先祖の記憶まで蘇ってしまったレナ。
記憶・経験が一部レナに継承されてしまいました。
しかし、記憶・経験だけなので、感覚やら心情は分かりません。
そういうものは全部自分で経験しないと分からないものですからね。
だから膜だってあるし、痛いと分かっていても苦痛に表情が歪むわけです。
え?何のことだか分からない?
そういう時は24話まで読み進めれば良いと思います。
ちなみに、魔法は経験の類なので発動は可能です。
ただし、威力はそこまで出ません。
これは記憶としての経験で伸びるものではなく、体験としての経験で伸びるものなので。
魔法はもう使えるレナですが、扱いとしてはまだまだってところですかね。
ご先祖様がどうしていたか、それは「遠い昔」でどうぞ。