獣眼鏡バイト 世界観・用語集
プラスアルファ

獣族(じゅうぞく)
人と動物の中間的な生き物。個体差はあるものの、一般に人の言葉を話し、魔力を持つ。
獣人・竜人など、人型のものもいる。

属性(ぞくせい)
一般に、獣族の体の器官や機能によって、それぞれに〜属性という形で定義される
血液型のようなもの。たとえば水属性ならば、長時間潜水していられる酸素効率のよい
呼吸器をもち、火属性は肺の傍に火を吹くための器官がある。
雷属性は心筋を動かす電流をもとに、体外に電撃を放つための電流増幅器官があり、
地属性は地脈や地の気の影響下で代謝が活発になる細胞をもつ。

獣族基本法
獣族と人間の共存を目指すために、世界規模で制定された条約。獣族にも人間の人権と
同様の権利を認めるとしている。
一部の国ではまだ制定されていない。

奴隷獣 
クリムゾニアなどの、獣族基本法を認めていない国で見られる立場の獣族。
野生の獣族を捕らえ、調教して奴隷として扱う例もあるが、一般に、ブリーダーから仔供を仕入れ、
市場を通して家庭や鉱山に回されることが多い。
ちなみに、市場に出される前に、仔供は三年ほど施設に集められて飼育・調教されるのだが、
そこで三年間、人間に対して反抗的であり続けたものは処分され、人間にとって扱い易いもの
だけが市場に出されるようなシステムになっている。

イルバニア
北半球、北大洋のほぼ中心に位置する島国。かつてこの島を訪れた冒険家が、湿気が多くて
病気(ill)になりそうだと言ったことからこの名が付いたとか。
古くからの自然信仰のある国がらのためか、獣族解放戦争以前から、人間と獣族の共存が進められてきていた国である。

クリムゾニア
赤道直下の、赤い土(赤色黄土)の大地が広がる国。鉱山が多く分布し、国の財源もそこにあるが、
鉱山の中での作業にはリスクの大きいものがあるため、労働力を獣族に頼りがちである。
それ故、獣族基本法をまだ制定していない。

セスタス
かつて、獣族基本法を制定するに至った、獣族解放戦争の舞台となった国。そのとき獣族の軍が、
自分達の誇りとして爪型武器「セスタス」を使用していたため、この名が付いた。
世界規模の貿易港を持ち、国の主な財源もそこにあるが、同時に密輸・密売、密入国も多発しているため
入国管理局や警団の担当課に暇はない。

ランドブルー
世界の北端に位置する島国。人間はほとんどおらず、そこに暮らしているのは原住の獣族ばかりである。
独特の文化を持ち、時に厳しい自然との共存を果たしている。

忌まわしき者(いまわしきもの)
獣族と人間の交配種。どちらにも属せず、変身能力を持つためこう呼ばれる。
並みの獣族より強い魔力を持つが、人の血が混じっているため体がそれに耐え切れず、
定期的に獣化してしまう。

天界六竜神(てんかいろくりゅうしん)
天地を創造したという神竜。破壊のクロノス、再生のシレノス、勇気のアレス、力のグランディス、
慈愛のセティ、生命のシヴァの六人と言われているが、実際はどうか定かではない。
伝説上の者達に過ぎないと言われてきていたが、キレたクロノスの勝手な行動のおかげで、
実在することが判明した。まあ色々とあったらしい

五行獣王(ごぎょうじゅうおう)
天界六竜神が、創造した世界の混沌を治めるべく地上界へ遣ったと言われる、五匹の獣族。
それぞれが金、土、水、木、火を司る。
世代交代を完了するまで老化せず、殺されない限り死ぬことはないが、世代交代を終えたものは
普通の獣族と同じくらいの寿命で死ぬ。


  top   back

copyright(c) Croi.S All Rights Reserved  Hosting By kemono.cc