第30章 激戦!聖都市の戦い
僕は目を覚ました。そこには見覚えがある景色が見えた。
家の中に入ったようだ。だがそこの家は知っている・・・
あの後、テイサーを起こしたのは良かったけど結局どこか分からなくなって倒れちゃったんだ。
良くみるとテイサーが近くで寝ている、気持ち良さそうだ。
レン「え、と〜、、、、、、、、、、、あ!思い出した!」
ガチャリ、ドアからそんな音が聞こえそこにいたのは見覚えがある小さい狼の獣人だった。たぶん僕より小さい
?「あ、気がついたんだ。町の外で倒れてたから家に運んだんだ・・・けが大丈夫?」
レン「ありがとう、傷は治ったみたい、僕はレン、君の名前は?」
僕の考えが正しいと思うけどたぶんこの子は・・・・・
?「俺、クレスって言うの」
やっぱり、僕の予想は当たっていた。その小クレスの後ろにクレスとはいちだんと大きいといっても僕と同じ位だけど、やはり見覚えがある狼獣人が立っていた。
?「あら、起きたのね」
小クレス「姉さん起きたよ〜♪」
レン「あ、こんにちわ、僕レンと言います。もしかしてあなたはルナさんですか?」
ルナ「あら、よく知っているわね、どこかであったかしら?」
いや、いつもあってます。って言えないよね・・・、そんな自己紹介の中テイサーが起き上がる
テイサー「あ、レンさん、おはよう」
レン「おはようって今昼だよ・・・」
テイサー「あ!クレスさん!」
小クレス「え?」
レン「テイサー君、テイサー君」
僕はテイサーに一応説明した。何をかって?過去にきたこと
ルナ「とりあえず、お母さんがご飯できたそうだからあなた達も一緒にどう?」
レン「わかりました。後で行きますので先に行ってください」
ルナ「そう?わかったわ」
そう言うとルナとクレスは部屋から出て行った。とりあえず、クレスはまだ亡くなってない様だ。
そう思い、僕はひとまず安心した。
あのクレスがいるという事は邪竜はまだ生きている時代だ。まぁ僕たちが未来から来たなんて到底言えないけど・・・・
テイサーはひとまず食事をいただけるという事だから部屋を出て階段を下りた先には・・・ある意味戦場になっていた・・・・・
レン「食欲は昔と変らないっか・・・ヒースさんもクレスをいじめないようにすれば良いのに・・・」
テイサー「そう言えばクレスさんとルナさんを守ればいいんですよね?でも他のところに魔族が行ってたらどうするんです?」
食事を終えてひとまずクレスの家の部屋を貸してもらう事になった。
今思えば僕たちは一文無しだった・・・・
レン「未来から来たなんて言えないしみんなを守るなんてできるのかな・・・?ってルナさん何やってるんですか?」
僕は扉を開けた。そこにはルナさんとヒースさんが転がり込んできた。たぶん聴き耳たててたんだと思う、早くもばれたか・・・・
ルナ「あなたたち未来から来たの!?なんで?どうして?」
ヒース「まさか、そんなことできる奴はいないって!だとしたらどうやってきたんだ!?」
一斉の質問に僕はちょっと後ずさりした・・・・、ある意味魔物よりも怖い・・・・
テイサー「ん〜詳しい事情はこの剣を使ってここに来たと言うべきでしょうか?」
レン「そう言うべきだね・・・、知られちゃったから一応説明するけど・・・・」
僕はルナさんとヒースさんに過去に来た理由を教えた。
のんびりする時間は少なかった。その日、クレスとルナと(たぶん)ヒースさんの命が狙われた
町の住民が大聖堂に避難する、その間に僕は魔族とにらめっこしていた。
全体的に黒を使ったマントを着た。レインとは違った感じがただよう・・・・
魔族が僕めがけてかける、テイサーと僕はよける、ある意味このためにと思われる魔法をテイサーと一緒に詠唱に入る、でもやはり魔族の攻撃はやまない、今度はテイサーに向かっている
10m、7m、4mときた時に詠唱は終わっていた。
『ホーリーボール!!!』
光の白い玉が魔族に向かった放たれる、白い光に包まれ魔族に大きいダメージを与えた。
だが、オウム返しがきた・・・・
魔族「ホーリーボール!!」
魔族が唱えたホーリーボールが飛んでくる
よける余裕は無い!僕はガードした。その時横から
?「ファイヤーボール!!」
テイサーとは違う声の人がホーリーボールを相殺した。
とりあえずお礼を言おうとしたら小さい虎の子だった。
レン「君は・・・・ !!」
魔族「さすがに子供と言えど3人はきつい、今度我の城に招待するぞ!我の名は・・・ナイトメア」
そう言うとナイトメアは消えてしまった。
ぼくはとりあえず虎の子に近づいて礼を言った。
レン「結果的にはこうなるんだね・・・・」
僕達はクレスの家にいた。そこにはさっきの虎の子、テットがいた。
7歳で黒魔法を使った罪でこの町から追放すると言うので僕たちと一緒に旅をする事に決めた。
次の行き先は決まった・・・・白犬の村、僕の故郷・・・・
テイサー「でもどうやって行くの?遠いし・・・」
テット「あの〜僕がついて行ってもいいんでしょうか?」
レン「あ、大丈夫大丈夫、とりあえず、どうやって行こう・・・」
ルナ「それなら私に任せて」
色々荷物を入れている途中にルナさんが扉の前に立っていた。
ルナさんは自信満々だった。
ルナ「こんな事もあろうかと移動呪文を覚えておきました!これですぐに行けるわよ」
レン「やったぁ」
テイサー「今日のところは寝て起きましょう、明日で良いですよねルナさん」
テイサーがルナさんに聞く、ルナさんは分かったと言う風な態度で部屋を後にした