第25話 決戦!クリスと対決!
ダークキャッスル内、とてつもなく広かった。
魔物も多く出た。だが、肝心のヤツは出てこない
操られた獣人も出てくるが気絶させているだけだ。
切り札は『聖魔融合魔法』か俺のある魔法・・・自分の意識がなくなり、乗り移ったヤツが戦ってくれると言う魔法、2つある、その片方は昔やったことがある
自分の意識が失い、戻った時には、町で暴れまわる獣人がいたって言う噂がたっていた。
町の半分が・・・そいつに崩壊されたともながれていた・・・
だからあれから全然使っていない、幸い人は傷付けなかったから良かったけど・・・
ギン「どこもかしこも鏡だらけ、魔法が反射したら大変だ」
クレス「あまり使えないな・・・でも並みの呪文じゃなければ鏡ごと壊せるかもしれない・・・」
レン「並みの呪文以外か・・・『聖魔融合魔法』は壊せるね」
俺達は歩いていると1つの部屋にきた。そこには実験材料みたいな風にされている獣人とかがいた。
もちろんそこも鏡張り、並みはダメか・・・
クリス「おぉ、やっと来たか!」
クレス「来てやったよ・・・さぁ!仲間を返せ!」
クリス「ああ、仲間・・・ほら・・かえすよ」
そういうといきなり、ルナ、グレン、ディコル、グロールが出てきた。
いわゆるテレポートみたいな術だ・・・普通は使えないけど・・・
クレス「姉さん!」
俺は姉さんの所まで走った。着いた時にそれは気づいた。これは姉さんじゃないと
ルナ?「フレア・アロー・・・・」
クレス「うわっちゃ!!」
レン「大丈夫?クレ・・・うわ!」
姉さんがそうだとしたらグレン達も・・・
予想通り、グレン達も本物じゃない・・・コピー
クレス「どう言うことだ!約束通り来ただろう!」
クリス「力試しだ。そいつ等を全員倒したら・・・俺が勝負してやる」
レン「クレス・・・」
クレス「・・・・・・」
クリス「さぁどうします?」
クレス「スターダストフレア!!」
無数の線光が放たれる、命中率は少ないが敵は動けなくなる
そこを一気に!
テイサー「ファイヤーボール!!」
テイサーの普通じゃないファイヤーボールの増幅版を唱えた。
ただたんに『ラック』を使っただけだけど・・・
炎の球がコピールナ達に当たる
ギン「私の出番はなかったな」
クレス「どうする?クリス」
クリス「しょうがない、俺が相手してやろう」
クレス「レン、ここは俺1人で良い、対処ぐらいはできるから・・・」
レンがうなずいた。さてとじゃあ・・・
クレス「一つの魔法で勝負を決めるぞ!クリス!」
クリス「一つの魔法でこの俺を倒すのか?馬鹿な・・・」
俺は魔法の詠唱にはいる、同時にクリスも詠唱にはいる
俺が唱えるのは昔唱えた魔法のもう1つのほう
クレス「霧よりも白き者、光よりも眩き者、精霊に導かれし神の僕、汝に願う、我が身になりて、我が力となりて、汝の魂を今ここに!!ホワイトファング(聖獣憑依)!!]
クリス「ダーク・アロー!!」
俺は憑依魔法、クリスはダーク・アロー、自分の命を削って放たれる魔法、あまりに危険過ぎて語り継がれなかった魔法
その魔法が見事に俺に当たる、黒い光が俺を包む・・・だが、黒い光が負けて白き光が放たれた。
クリス「なんだ!?」
レン「クレス!!」
<視点切り替え<レン>>
白い光はすぐにおさまった。そこにいたのはクレスの格好をした白い毛並みをした狼だった。
クレスではない、ホワイトファング!?
レン「クレス・・・?」
クレス(?)「私はクレスではない、私はホワイトファング・・・」
レン「ホワイト・・・ファング・・・」
ギン「伝説の英雄か・・・まさか、その憑依魔法があったとはな・・・」
ホワイトファング「私の相手はお前か?」
クリス「ああ、さぁ来い!」
ホワイトファングは地を蹴ってクリスを一瞬のうちに空中へと上げた。そして蹴り下げた
身体能力がものすごく上がった。
むしろ上がりすぎている、今のクレスとクレスのコピーであるクリスは同じ身体能力だった。
だが、クレスがホワイトファングになった時点で形勢が決まった。
ホワイトファング「・・・・・・・・・・・・・」
クリス「止めを・・・刺さないのか・・・?」
ホワイトファング「ヒールファン・・・」
白い光がクリスを包んだ。回復魔法みたいだ。でもどおして・・・・・・
クリス「何をする!」
ホワイトファング「今私が乗り移っている体の主が望んだことだ」
クリス「・・・くっ・・・」
白い毛並みがだんだんといつものクレスの毛並みに戻っていく・・・
<視点変更<クレス>>
クレス「ふぅ、こんなものかな?」
クリス「何故俺を助けた?」
クレス「お前は俺のコピーだけだ。コピーとして生まれてきてしまってこんな状態になったんだ。根っからの悪じゃない」
クリスは黙った。こいつは俺のコピーとして生まれてきただけだ・・・
元もとの悪じゃない
クリスは動かなくなった。
クレス「とりあえず、姉さん達と操った獣人達を開放してほしんだけど・・・」
クリス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
クリスが指差した先にクリスタル状態になった姉さん達がいた。
レンとテイサーが走ってクリスタルの前に立った。
レン「これ・・・・普通じゃ開きませんよ」
テイサー「どうします?」
クレス「元を叩かないとダメか・・・クリス、お前を従えているヤツはどこだ?」
クリス「最上階・・・・に・・・いる・・・・」
クレス「よし!レン、テイサー、ギン!いくぞ!」