第23話 クリスの野望!
今日は、寝れそうかと思ったらそうも行かなかった。
まわりには殺気がぷんぷんしている
信用してない村人がどうやらこの家を囲んでいるようだ。俺は静かに起きて他の6人を起した。
どうやらあの女の子とその母親でいろいろ村人とやっているようだが、、、もう痺れを切らして襲ってくるかもしれない。とりあえず、ここにはいれないと判断した。
レン「やっぱ獣人って言うのはここの村人にとっては危険な者なのかな?」
テイサー「でも、みんな仲良くしないと、、、」
ルナ「やっぱここを出る?」
おれはうなずいた。そして扉を開けて。外に出た。
全員が驚いた。いきなり出てきたからだろうか?でもまだ殺気を持っている
少女と母親は心配そうにこっちを見る。
そして、村の村長らしき人の前に歩いた。
村長「残念ながら、あなた方は獣人であるので立ち去っていただきたいのですが?」
クレス「わかりました。しかし、また俺達みたいな獣人が来ることでしょう、その時は「獣人たちは北へ行った」と伝えといてください」
村長「わかった、、、、さぁでていってもらおうか!」
クレス「じゃあお嬢さんまた、、、」
少女「すいません、、本当に、、、」
クレス「大丈夫、、、、またな!」
その言葉を最後に俺達は村を出て行った。ついていきなり印象悪い村だった。
これも・・・クリスのせい・・・・
ディコル「さてさて、テントでも張りますか?」
レン「そうですね、グロール〜手伝って〜」
テイサー「僕も手伝います〜」
ルナ「なんか、、、最悪だったね・・・でもしょうがないか、、、」
村の外れのそのまた外れに俺達はテントを張った。結局野宿か・・・
しかし、テント張ってもそんなに寝れないだろうな、もう朝になりそうだし・・・
?「おやおや、そこで野宿していても大丈夫なんでしょうか?」
クレス「おまえ!クリス!」
クリス「ふーん、名前は簡単だから覚えられるけど・・・実力は俺のほうが上か?」
テイサー「え?これがクレスさんのコピー?」
クリス「ああ、クリスだ。よろしくな」
ルナ「私も初めて見るわよ。まさか、ここで出会えるとは思わなかったよ」
クリス「ちょっと、いろいろありましてね、更に俺達の城へ招待しようと・・・」
クリスが一通り見まわした。
クリス「とりあえず、人質でも取っておきますか、、、そうだな〜」
クリスが4人を1人ずつ指差す。
クリス「じゃあ、グレン、グロール、ルナ、ディコルをもらうよ」
クレス「そうは行くか!」
ディコル「来るわけないだろう!」
クリス「無理にでも・・・来てもらうよ・・・」
その時!グレンとグロ−ル、ディコル、姉さんの周りに黒い靄が広がった。
あの時の!邪竜王と同じ技!?
靄がなくなった時にはグレン達とクリスが居なくなっていた・・・
クレス「ねえさ〜〜〜ん!ぐれ〜〜〜ん!ぐろ〜〜〜る!でぃこる〜〜!!」
レン「・・・・・・・・・」
テイサー「ルナさん、グレンさん、グロールさん、、、デイコルさん・・・・・・」
いきなり出てきて人さらいみたいな行為をしてきたクリス!
これからどこへ行けば良いんだ?
俺は地図を広げた。ある部分だけ破れている所がある・・・そう遠くはない
クレス「行こう、、、」
テイサー「クレスさん・・・」
俺は久しぶりに泣いた・・・・
やはり、取り戻すにはその城とやらに行かなきゃ!
こうして、俺は地図に書かれてない城に向かった