第21章 ビーストキングダムの闘い!
月夜の森、別名<迷いの森>、この森の中に獣人たちが住むビーストキングダムがあるらしい・・・・
月夜の森の中は夜同然だった。だけど、俺達は迷わずってちょっと迷ったけどなんとか着いた。
・・・・お城の第1印象は一言で言うと変!!(笑)

獣王ガルダ「ほう、それで?何が言いたいんだ?」

ルナ「ですから、外の者に攻撃されるかもしれませんのでそれなりの対策はしてくださいってことです。」

獣王の第1印象は最悪だった。他の奴等は俺達と同然の獣人だった。
このお城の名前の通り獣人だけだ。

獣王ガルダ「それだけのためにここに来たのか?下らん!」

ルナ「では、私達は戻りますので」

獣王ガルダ「待て!」

俺達が振り返って帰ろうとしたとき獣王が呼びとめた

クレス「なんだ?他になんか用か!」

獣王ガルダ「このまま帰れると思うか?」

そう言うと入り口に居た獣人が扉を閉めた。
どうやら・・・戦い好きってことは噂通りらしい

クレス「お前と闘って勝てば帰れるのか?」

獣王ガルダ「その通りだ。邪竜王を倒したお前ならこの俺に勝てるだろう」

クレス「ん?って俺!!」

獣王が指名したのは俺だった・・・・え!?俺の予想はグロールだったのに!!

獣王ガルダ「では、行くぞ!!」

獣王が王座から立った。他の獣人たちが被害を受けないように離れた。
俺は心配するなと仲間に言って離れさせた。そして俺も剣を抜いた。
獣王が地を蹴った。ここでは魔法が使えない、何故なら、この部屋で使ったら仲間まで被害を受けてしまう、ここは慎重に闘うしかない
獣王の拳が飛んでくる、それを俺が剣で受けとめ、かわす。これが特技受け流し!
だけど、獣王はぜんぜん効いてないみたいだ。獣王が倒れたと思われるところを見るけど、いない!
探す暇もなく衝撃がはしった!

クレス「ぐわ!」

飛ばされた。壁に当たって少し壊れた。
しかし、上から来るとは・・・・、そしてまた獣王が地を蹴る、早い!反射的に避けた。

獣王ガルダ「おいおい!こんなもんかよ!邪竜王を倒した男は!」

たく!人が魔法使えないことを良いことに!!だったら仕方がない!!
しばらく集中・・・・・・・・・・・その間に獣王が地をけってこっちに向かってくる。
獣王の攻撃は当たった、見事に俺は吹っ飛んだ。だが、まだ集中しないとあの技が使えない・・・・

レン「クレス!」

また獣王が地を蹴ったが今度は俺のところじゃない壁に向かって行った。
どうやら壁を反動にして攻撃するらしい
だが、俺の技が完成した!

クレス「剣流奥義、黄竜波斬!!」

黄色い剣筋がドラゴンとなって獣王に向かって放たれる!

獣王ガルダ「何!!ぐわ〜〜〜!!」

どごーーーん

壁がえぐれた。が獣王は生きている。まぁここで殺したりなんかしたら俺がまた追放されちゃう!
とりあえず、獣王に勝ったんだ・・・

クレス「帰ろ、みんな・・・・と、その前に」

獣王を瓦礫から探す。だいぶ手加減したから生きているだろう・・・・・いたいた!

獣王ガルダ「うう・・・・」

クレス「・・・・リザレクション!!」

獣王の傷が治っていく。これは瀕死の者を回復させるもの、だけど術者の体力を奪うちょっとたまに傷な魔法
だけどこれは確実に治る

クレス「・・・・ヒール!・・・・さてと帰ろう」

ルナ「お疲れ様、クレス」

グロール「今回は見学だけだったか・・・でもさすがだ」

クレス「いや〜〜」

レン「よかった〜クレス〜」

と、レンの飛びつきに俺は倒れた。

クレス「レンに倒されちゃったい・・・」

グレン「そうとう疲れてますね・・・・・・・・○●×△×○★☆♪!」

俺の周りに白い光にたちこもった。体の疲れが消えていく・・・・、これはドラゴン族の魔法・・・・ってなんでグレンが知ってんだようぅぅぅ〜
普通はディコルだろ!ってディコルから教わったのか?

ルナ「じゃあ帰りましょうか?」

獣王ガルダ「まて・・・・」

クレス「なに?まだなにか用?」

獣王ガルダ「久しぶりに楽しい闘いだった。たまにはこいよ」

クレス「はぁ〜〜〜〜」

獣王ガルダ「なんだそのため息わ!!」

クレス「なんかありきたりなセリフだな〜って思ったの・・・たぶん読者の3分の1はそう思っただろう」

獣王ガルダ「だれだ!読者って!」

クレス「ないしょ☆ばいばい!」

獣王ガルダ「ああ、またな・・・・」

ルナ「カラトイル、ラクドイルト、ゲイルカトイ、ケイルタカル、『カラクトルト』!!」

--------------------<聖都市ウィルディ>----------------------------

クレス「って1日でこの依頼終了か・・・・楽だから良いか・・・」

レン「早速、報酬金もらってきましょう」

と言うわけで俺達の冒険終了、、、かと誰もが思った。
だが、大陸の結界が消えた時に・・・・俺達はまた旅に出る・・・・