第17章 買い物も楽じゃない
静かな家、俺達が住んでいる家はいつも静かだ、、、、、、たぶん・・・・・
いつも通り起きた俺は1階へと降りていった。まだ誰もいない、と言うか起きているのが俺しかいない、誰もが予想できると思うけどそう俺が今日の食事当番なのだ
別にたいした物は作れないし、簡単な・・・・・・・サラダは昨日食べたし、目玉焼きとみそ汁で良いか

クレス「ちょっとアレンジも兼ねて作ってみよう♪」

みそ汁は……マジック味噌(説明:マテリアル・シティの魔力がこめられた味噌(魔法大会に出場した時に買っといたもの)でいいか、てか他の味噌無いし

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グレン「おはよ〜です」

クレス「おはよ〜」

レン「おはっ☆」

おっ!これでみんなそろったな、ディコルと言うとこの町の警備をしている、確か朝には帰って来るって言っていたけど・・・・・・
まぁもうすぐ帰ってくるだろう、さてと・・・飯食うか

クレス「お待たせ〜〜できたよ〜」

ぎいぃ
玄関が開く音がした。

ディコル「ただいま、ふぅ〜疲れた」

グットタイミングで帰って来たなディコル!

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クレス「さてと食事中すまないけど、グレン?」

グレン「なんです?なにか用でも」

クレス「実際あんたの年齢聞いておきたいから、本当は何歳なんだ?」

カタート山脈からずっっっっっと知りたかった事だが色々あって聞く気が失せた。だから聞けなかった。
見た感じだとこいつは20歳前後だろうと思うけど、どうだろう?

グレン「確かに、あの時に言ったのは22歳ぐらいだと言いましたね?確か今年で121歳です。

がらがらがしゃん!!
いきよいよくぶっ飛んだ!なんだ!その年齢は!!!

クレス「おじいさんじゃん!その歳!一体全体どうやったらそんなに生きれるんだ?」

グレン「それは秘密です」

なんかどっかで聞いた事があるような・・・・セリフだな・・・・
まぁこいつはこいつで生きれるだろう、まだまだ生きそうだなグレンは、、、、(汗)

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レン「今日はどうします?仕事もありませんし、、、あ!そう言えば調味料が切れてました」

クレス「じゃあ今日は買い物ってことで行こうか」

ディコル「いや、俺は寝る、やっぱ疲れるわ」

グレン「じゃあ俺も一緒に行きます。ディコル、おやすみなさい☆」

じゃあ行くか、俺達は席を立った、そして俺達は外に出て行った。ディコルは2階へ上がった。

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じゃあどこへ行こうかな?人通りは少ないけどしっかり店はやっている、屋台を出す人もいれば、店を留守にする店もある
聖都市と言うのはこういう事かもしれない、人と獣人が共に暮らし、魔物は襲ってこないこの日常なことが一番平和な事かもしれない
と思っても、邪竜は倒したし、しばらくはこの平和が続くよ

レン「調味料と言ったら・・・・『エルの店』ですね。あそこ安くしてもらえるし行きましょう☆」

クレス「エルの店か・・・たまに奇怪な物売ってるからあんまり行きたくないな〜」

グレン「いいじゃないですか、行きましょう」

ええい!おじいさんは静かに!(笑)
まぁ人通りが少ないからスイスイ行ける、全くいないと言うわけでも無いけど・・・・
むしろこの時間は子供が学校へ行く時間だろう、子供ばっかすれ違うぞ!
あ、、、!

テイサー「あ!レン先生、クレス先生、グレン先生おはようございます☆」

レン「その先生って言うのやめてくれない?だってあまり年が変わらないし」

確かにレンとテイサー君は背も歳もあまり変わらないと思う。
むしろ同じくらいの年齢だろう

クレス「まぁ俺とグレンは先生呼ばわりしても良いけど、、、ね★」

グレン「俺としても先生と呼ばれるのは初めてじゃないけどね」

テイサー「あの、、今日は先生達は授業しないんですか?」

クレス「うん、今日は雇われた曜日じゃないからね、でも今日1日中暇だよ」

テイサー「あ!それではまた今度お願いします。じゃあさようなら」

テイサー君は手をふりながら人並みへと消えた。俺等は俺等でする事あるしまずはそこへ行こう

グレン「一番授業を熱心に聞く子でしたね、あの子」

そう、テイサー君が一番授業を熱心に聞くのだった。他の子も聞くには聞くけど追求心がないと言うか聞いたら聞いたで終りって感じばっかだった。
だけどテイサー君はわからない所があったら聞く、魔法とはどんな時に使うものかを調べる事が多いのだ。だから俺はあの子が好きだな
何はともあれエルの店へ


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なんとも奇怪な店に着いた。そうこれがエルの店だ。経営しているのは『狼獣人のエル』だ、店の名前にしているから簡単に覚えれる、後、、2文字だけだし・・・
その奇怪な店へ俺は足を踏み入れたとたん

クレス「こんにち、、、、はぁ〜〜〜〜!!!」

落とし穴ヘ真っ逆さま、こう言う変な事がするのがエルの楽しみらしい、言い変えれば客を驚かすのが好きって言うかんじ
それは良いとして俺は落とし穴に落ちてしまった。

レン「大丈夫ですか?」

エル「やっほ〜って毎回毎回引っ掛かるんだから気が付きなよ、まぁあんた等は常連だから今日は安くしとくよ」

グレン「って(汗)、毎回掛かってるんですか?ありきたりな罠に?」

レン「ちゃんと『トラップシールド』しとかなきゃダメじゃん」

クレス「それより・・・・・た・・す・・け・・て・・・・がくっ」

邪竜王を倒した男が1つの落とし穴でギブアップとはなんとも我ながら情けない話である、とりあえずレンにあげてもらって買い物をすることにした。

エル「今日は何が欲しいんだ?」

レン「調味料と魔法の調味料を下さい」

グレン「魔法の調味料ってどんなのを買うんですか?レン」

レン「ほとんど☆」

エル「まいどあり〜☆それでは全部で銀貨50枚です。銅貨なら5000枚、金貨なら5枚だよ」

レン「はい、金貨5枚、それでは行きますか?」

クレス「今日は他も回ってみよう、それにマジックショップで色々買い取ってもらいたいものもあるし」

レンとグレンがジロ〜とこちらを見ている、何か言ったか気に触る事?

グレン「また盗賊退治ですか?響きは良いんですけどクレスのやる事はどうも強奪としかいえないような」

クレス「何か言った?(怒)」

とりあえず睨んだ、それから俺達は町に行って(と言っても今も町にいるけど)出店を見まわった。

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ディコル「ふぁ〜〜〜、よく寝た」

俺が目を覚ましたころはちょうど昼くらい、腹も減ってきた。クレス達はいない

ディコル「今日は警備は無いし、外で食べるか・・・」

と言いながら俺はいつもの服に着替えた。さすがに騒がしい音で目覚めたのだろうか、外は活気ずいていた、、、平和だなぁ〜・・・
階段を降り、玄関へ行き、俺は町の店屋に行った。どこの町とも変わらない風景、人と獣人がにぎわう街角、平和って良いな・・・
さて、俺も飯食わんと・・・・・ん?あれは・・・、俺は追いかけた、かつて一緒に戦った仲間の一人、『グロール・メインロード』、この町に来ていたんだ。
だが、グロールの姿を見た走ったは良いけど見失ってしまった。グロール・・・

ディコル「まさか、この町に居るなんてな、、、後で探してみるか・・・」

そんな事よりも飯屋♪飯屋♪

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クレス「う〜〜おいし〜〜い♪」

出店の1つを食べて俺は歓喜の声を上げた。

クレス「ウィルディの名物の1つであるユルュ飯、ご飯を程よく炊いて果実のユルゥを入れるとおいしいユルゥ飯になるのだ。これがうまいことうまいこと」

レン「クレス、、、(汗)誰に話してるの?」

焼きとうもろこしを食べているレンが言った

クレス「読者(笑)」

グレン「そんなこと言ったって読者の世界とこの世界は違うんですよ。って異世界の話題呼びこまない!」

クレス「ま、いいや、とにかくおいしいこの飯、値段も結構低めだし早い安いうまいの3つだね!」

しつこいようだがユルュ飯は本当にうまい代物、聖都市、いや、この世界が誰もが食べたがる飯なのだ!
ともかく次の飯次の飯♪

レン「僕あれ食べた〜い☆」

クレス「俺も食お!」

グレン「俺は紅茶で良いです」

と今日も元気な俺達だ。次の仕事はいると良いな〜・・・・・・・・・・・・・

クレス「そうだ!兄ちゃんの所に行かなきゃ、、、嫌だけど」

グレン「何か用事でも?」

クレス「ちょっと・・・ね・・・」

と言うわけで俺達は兄ちゃんの居る家に向かった。数分ぐらいで着く家だ
おれは戸を叩いた。

クレス「にいちゃ〜ん!居るか〜〜〜?」

戸を開けた中には、クレスの兄ちゃんヒース・ファンレッドがいた