第16章 魔法の仕事
クレス「と言うわけでグレン、お前も一緒について行ってもらうぞ、仕事に」

家具を運び終えた後、魔法の先生の仕事がある、だけどレンは行けない、まだ報酬金もらいに行ったまんまだ。それに俺が今日やると言ったし

グレン「どんな仕事ですか?」

クレス「魔法の先生、ただし回復呪文の攻撃呪文なんか教えたらやばいし」

子供に攻撃呪文なんか教えてみろ、親にねだる時、そこら辺の家なんかすぐ破壊してしまうし、それに攻撃呪文の使い方を知らない子供に教えるとなにをやらかすかわかったもんじゃない、だから、ここの町は、攻撃魔法は20歳越えたらなんだ・・・
と言うわけで、早速学校へ


<魔法学校>

校長「お待ちしていました。獣人を教えるとなると人間の教師が嫌がって引き受けてはくれません。だけどここの子達は良い子ばかりですからお願いします」

人間族の校長が言った。いい子達ね〜・・・

<獣人の教室>

キーンコーンカーンコーン
前々から思っていたがなんでチャイムがこんなんなんだろう。キーンコーンって・・・・
そう思いながら教室に入る

クレス「席について〜」

子供の狼獣人「あれ?今日はレン先生じゃないの?」

クレス「ちょっとね、でもレンよりは教えられると思うよ、と言うわけだから席ついて」

グレン「どう教えれば良いんですか?普通に?」

俺はうなずいた。とりあえず子供獣人たちが席ついたのを確認して

クレス「こんにちは、今日はレン先生じゃなくて、このクレスとグレンが今日教えます。グレンを知っている人?」

何人か手が上がった。どうやら知っている人は少ないらしい

クレス「では、・・・・・テイサー君」

犬族の子供を指した

テイサー「はい、たしか、賢者です」

クレス「当たりです。と、グレンがわかったところで今日は、回復魔法の初級の練習と中級の魔法を教えます」

グレン「初級と言えば、『ヒール』ですね、レンが教えてくれたと思います。では呼ばれた人からやってみてください」

その後、全部終わるのに数十分が経った。

<数十分後>

え、と〜できたのが3分の2ぐらいか、まずまずだな

クレス「じゃあ次はテストをするので練習しとくように、じゃあ次は中級の魔法、『キウル』を教える、これは自分達グループを回復させる魔法だ、まず詠唱を唱える、『光の精霊ウィスプ、我に従い癒しとなせ』だ、では言ってごらん」

生徒達は一斉に魔法の詠唱を言った。

グレン「このように手で印を描いて、最後に手を上に上げる」

また生徒達が印を描きながら魔法の詠唱にはいる
成功した者は35人中わずか5人、中級とは言え結構難易度がいる魔法だ。そうそう成功する者はいないはずだ

クレス「これを練習してくるように、、、、、時間が余ったのでちょっとある魔法書をよみます。これを聞いて自分でどうするか決めてください。攻撃魔法ではありません」

そう言って『グレン・シアスの魔法書』を取り出した。

クレス「『我が法に従い、我が魔法に従い、我の魔力に従い、我が前に傷つき者を癒せ!リザレクション!』・・・・・・・・これは、死にいく人を生き返らせれるれるもの、でも成仏、原形が残ってないものは生き返らせるのは不可能です。それに、これは大変な魔力を使うからたぶんあなた達だと使った日から1週間ぐらい魔力が消えます。だけど1週間経てば元に戻ります。だけどむやみに使わないこと、いいですか?」

生徒達「は〜〜い☆」

クレス「よし、今日の授業はこれでお終いです」

キーンコーンカーンコーン
ちょうどチャイムが鳴った。
あの魔法一応目の前で使ったからむちゃくちゃ疲れた。今日は早く寝よう・・・・