Switch『ウィザーズ シンフォニー』(アークシステムワークス、2019)感想
クリアに81時間かかりました。ダンジョン踏破9割5部ぐらい(クリア後要素除く)、ラスボス戦は4回くらい全滅しました。
とりあえず1っぽさを味わいたいのならエルリックを気にかけておくとよい
- 公式サイトのキャラ紹介の誕生日がウィズハ月表記なので、「ぅぉぉぉぉ」って悶絶したよね。枕さん霜森1日。
- エルリックはスキル&ウィズダムの現役生。まさか20数年も経ってから、S&Wの新顔と会えるなんて、ファンとしては感慨深い。
- とりあえずルーファス・クローウンという個人名がエルリックの口から出る。20年以上前の人間とのこと、リアルワールドと時間軸を揃えてきた。
- そしてデイル・マースは、ラスボスだと思ってた人がラスボスじゃなかったというすごくいいタイミングで登場、CV:OMATURIたかお。ウィズハ1と同じ演技で語ってくれるぞ! 周りの声優さんがウィズハ1と違って段違いにウマいのに、それに迎合せず“あのころの”ウィズハクォリティで喋ってくれるので「デイルせんぱいいいいいいい!」と声が上がってしまう。
- さらに先輩もといデイル社長(彼、公式サイトのキャラクター紹介にいないんだけど、わざとだよな……)は、ラストでしにかける主人公を助ける段にもさらっと登場する。その場の誰よりも壮大な魔力を以てして事を為す、という1作目同等のキャラ付け。
- あとエルリックの後日談にも出ており、アルトを取り合うというお家芸を繰り広げる。気に入った人材を手放さないあのころのデイル先輩。
- あと弥次郎はふつうに出ます。図書館の本の中に『ウィザーズハーモニー』があったり(手に入りやすさからいって卒業白書ですかね?)
うちのパーティーのみなさん
アルトさん
素肌にぴっちりの黒い服で上半身を覆っており、筋肉の隆起がはっきりしているので目の遣り場に困る。
殴ってハモれるヒーラー。
ヴォルク
マックスの体に、水着でもないのにしましまなガイルの右手を接いだ合成獣。なお毛色は過去キャラと被らないように配慮されている……かと思いきやライザさんの毛色がだいたいマックスなので、冒険の序盤には「ヴォルクが出ないよぉぉぉぉ」とマズル分を補給するため「左の一撃亭」に足しげく通っていた。
女癖が悪いキャラとして描かれており、「いやレジーとかアレフ君とかも主人公だいすきだったからだいじょぶだろ」と思って眺めていたらマリーシアさんに靡いていた。本編ではハーフキャットとプレートメイルのロリ2人を引き連れていたマリーシアさんだが、CV的にはアリサさん(井上喜久子)なので、口説くためにはテディを蹴散らす必要がある。
グレイ
顔がいいのでセンターに置いている。(左端が主人公、隣がヴォルクだからその次)
2本の短剣で攻撃するが2匹の悪霊が憑いており、命の危険に晒されてハァハァしている。きっと夜な夜な体を揺すられているんだろうなと思っていたら悪霊は除霊され、精霊に戻って帰ってきた。きっとグレイの体が忘れられなかったのだろうなと思っている。
紅紫翠
名前の色感すげえなと思っていたら、紅蒼紫とシフトしてるのか!
おそらくは紅家の人間なので、丁重にお迎えした。
アステルちゃん
おにゃのこだけどゴーレムなので人外枠。パーティの最後尾を護っていただいている。というか全員前衛殴る蹴る戦略でないと枕さんの頭がパンクするので致し方ない。
ニナさん
アイドルはいい……アイドルはいいぞ……ということで一時期タンバリンを振り回していただいていた。年齢的にもギリギリ(23歳)と仰る現実派の夢追い人。
敵さん
ヴァシレウス
誰だったの?
滅びた王国グランスカの王だと自称、王族しか使えない(と思われる)ハーモニクスを使える……となると、その正体は誰だったのか。グランスカから転移してきたのは主人公と兄:ヴァリスだけだから転移キャラではないし、兄弟王が生存している以上は転生キャラでもない(公式サイトにも「生まれ変わりと呼ばれる」としか書いてない)。もしかしてたんに思い込みの激しい一般人で、ハーモニクスを使えるのは努力の結晶、いっしょけんめセルフイメージ確立させた上でアルトに啖呵を切っていたとしたら、なかなか面倒な人である。どちらかというとアクィラ(グランスカの末裔)の皆さんに担ぎだされて、否応なくスタンスを決めたのだろう。
マリーシアさんから好かれている。
三木眞なので悠久3のゼファー。
バトル汎用モンスター
リザードマンの腹とかよい。
そのほか
モブに獣キャラいました?
いやそれがね、クォーターキャットの1匹や2匹出るかと思ってたんですが、ストーリー100%達成して思い返してみるといなかったと思うんですよ。人外でシルヴィアのライバルであるエルフが出たくらいで。
アフターストーリー
スピカとのイベントで、アルト相手に唇間のキスが繰り広げられている。さすが正ヒロインもってくねー、と思っていたらフィーももってった。
マリアのクライマックスイベントで、最後のキス、実はあれ…唇だったんです! ディレクターの川村さんに修正されました~! スタッフインタビュー 脚本 たきもとまさし
『悠久幻想曲 ヴィジュアルブック』(メディアワークス、2000)P.107
たきもと先生! フィーちゃん14歳でマリアは15歳、やつらやりたい放題ですよ!
オーディオコメンタリー
- ウィズハの話をしたのはシルヴィア役の岩井映美里さんとOMATURIたかおさんだけ
- 岩井映美里「前作をプレイしたことがある方もいらっしゃると思うのですが」。どうもシンフォニースタッフの中では前作っていったら1のみを指すらしい。
- デイル先輩、ウィズハ1から「23年ぶり、デイル・マースが帰ってまいりました」と喋っているが、厳密にいうと2でもデイルとして喋っていた記憶がある。復刻版(1999)にも追加セリフがあったのでは。