ゲームギアミクロに『タントアール』／『イチダントアールGG』が入らなかった件について

　セガ社創立60周年、ゲームギア30周年を記念し、2020/10/06に発売予定のゲームギアミクロたんですが、われらがタントアールシリーズの所収は叶いませんでした。
　今後、ゲームギアタイトルが復刻配信される可能性はいくらかあると思うのですが、ゲームギアの形をしたゲーム機への移植チャンスとしてはもしかしたら最後かもしれず、「じゃあ僕らはやっぱりオリジナルのゲームギアをいそいそ持ち出して、カセット端子接触やACアダプタ断線にやきもきしながら起動するしかないのか……」と唇を噛む思いです。

――収録ソフトが16作品ありますが、どのようにして決められたのでしょうか。

奥成　これはメガドライブミニに続いて僕が選ばせてもらいました。過去のデータを見て、当時の販売実績や専門誌でのランキング、ニンテンドー3DSでバーチャルコンソールとして配信したときの反響などを参考にしました。 ファミ通.com「“ゲームギアミクロ”インタビュー。キーパーソンに訊くコンセプト＆収録ソフト選定の経緯」
https://www.famitsu.com/news/202006/03199534.html

　バーチャルコンソール配信のゲームギアタイトルに、タントアールシリーズは含まれていませんでした。
　なお、メガドライブ版『タントアール』『イチダントアール』がWiiにて配信されていましたが、現在はダウンロードサービスが終了（「Wiiショッピングチャンネル」の2019/01/31終了に伴い）、DL済のものを遊べるだけとなっています。

　同インタビューには、4色展開で1パックあたり4作品、うち1作品は箸休めのパズル、との言及があり、じゃあ何が入っているのかというと、黒：ぷよぷよ通、青：ばくばくアニマル世界飼育係選手権、黄：なぞぷよアルルのルー、赤：コラムス、という布陣。みんないいゲームなので妥当ではあるが悔しいな。