ヒロアカにシシドきゅんが出てきたら読もう、と思っているすべ……ての……(あるいは19-26巻+キャラブック2感想)

尾白&
砂藤

インターン先
ライオンヒーロー
シシド
チャートNo.13 堀越耕平「僕のヒーローアカデミア 26」(ジャンプコミックス)P.148

 (おそらく)厳密にいうとヒロアカ本編初出は25巻P.195、砂藤がB組宍田獣郎太から紹介されているコマに登場しています。ちょっと確証持てなかったので枕さん「はっはっはシシダがシシドを紹介なんてそんな語呂の良い展開あるわけないじゃないか似た人だよ似た人」などとのたうち回っておりましたけども。

 でまぁ次巻で確定したワケですが、作中設定からして15歳ではなさそう(雄英高校卒業=プロヒーロー、ですよね?)なので、期待度を下げておいて被弾ダメージを少なくする作戦。はたちすぎたシシドきゅんという世界線に出会ったら自爆するクラスタ

19巻は常闇くんがギターを弾けた(というかFコードで諦めた)ことが判明。
19巻裏表紙のアオリ「常闇の粘膜がついに仕事する」というビーンボールですが、堀越先生もこういう下ネタ ボール投げるんだ……的な感慨すらありますね。ギリギリです。
19-20巻は緑谷VS動画配信者、ということで、規律を乱すことに意義を見出し雄英文化祭に突入するチューバーと、侵入即中止の文化祭を守るため戦う高校生、という構図であり、端的にいうとチューバー諦めようねという気持ちに傾く。
20巻P.186、ホークスのキャラ紹なのですが、劇場版第1作にオーマガのタカヒロが出てる話が載ってます。
ホークスはもともと鳥頭キャラだったが、劇場版にタカヒロを出すというオファーがアニメ側からあったため、ホークスのデザインを変更し人頭にした
堀越先生が鳥人間だいすきな理由は魔神英雄伝ワタルのせい、つまり渡部クラマのせいですね。
そして劇場版のタカヒロは招待されたパーティーに乱入したヴィランに捕まったヒーロー(タブン)役ということで、まぁあんまり活躍すると園長とかシシドが嫉妬するので調整上このあたりで、というところが窺える。
21巻、中表紙の常闇くんの立ちがなんだか弱弱しい
20~23巻前半はA組VSB組で、とくに20-21巻を跨いでの第3セット、常闇VS黒色支配、葉隠VS吹出漫我という好カード、というか早く絡めというエールを飛ばしていたバトルが展開。まさか黒色が常闇に対し、中二ワードで同属と思わせとく攪乱を仕掛けた上で、キャラ紹(P.182)ではやっぱりちゅき(編注:「シンパシーを感じている」)とか書いてあり、ラストは常闇マントにくるまれて退治される、というのでなんかもうそれは恋なのか恋か、と野次馬根性で眺めていたい。
あと常闇クンがホークスに抱っこされて空飛んだりしてる。
ついでに23巻P.60では緑谷の「黒いの」の「暴走」に対し、常闇&黒色がそわそわしていてかわいい。
とはいえA組VSB組の見所は心操くんとワートリ作者の寄稿(22巻P.170)なのでみんな読もう。あととがるん(鎌切尖クン)出番チョー少ないのでもっと出して喋らせてあげてください。
さすがに4人対4人を5セット読むのは脳がしんどいので、作者はもっとしんどかっただろうな
23巻後半~はスピナー目線でヴィラン連合の話、緑谷&爆豪&轟がエンデヴァーのもとでインターンする話。

ジャンプコミックス『僕のヒーローアカデミア公式キャラクターブック2 Ultra Analysis』(2019)

水族館の方は
もういいの?
お前こその世話はいいのか? P.183、強調部は引用者による
ジャンプコミックス『僕のヒーローアカデミア公式キャラクターブック2 Ultra Analysis』(2019)

 これギャングオルカのページにある、ウワバミとの相関図に記載のコメントなんですけども、トイトイ・ウワバミ・サカマタが出て劇場版にタカヒロが出て、もうヒロアカってだいたいオーマガですよねーとか思ってたらコミックス#23P.195の死柄木のキャラ紹で「死柄木の原型はデビュー読切『テンコ』」「ヒロアカは今まで書いたの全部乗っける」と堀越先生仰ってますので、そのうち園長も出るでしょうね。ラスボスとかで。

 私ジャンプ読んでないのでそっちで既出かもですが、コミックス派にとっての新情報がポロポロありました。P.039常闇クンの憧れヒーローが「ダーククリスタル」とか、P.083黒色支配は銀髪とか、P.093吹出のすきなコが絢爛崎とか(そうくるかー!)。
 ちな相関図コメントは堀越先生目を通してらっしゃるか不明で、本編引用・準拠なのか唐突なヤツもありますね。P.093ポニー⇔吹出の「アニメ面白いデス!」「漫画もいいよ!」とか、P.197、13号→ウォッシュの「姿も人気ぶりも似たものを感じます」とか、言ってそうで言ってないだろう絶妙なテキストがたまにある。