LaQ ビルドアップロボ・タイプシャドー 色とパーツが足りない版

前回までのあらすじ

 密書を手に入れるため、枕ヶ城に潜伏していたビルドアップロボ・タイプシャドーは気が付いたら捕まっていて頭と足1本だけになっていた。
 いっぽう、城主・枕のちせは城内にあるNo.7をすべて集めて数えた結果40コあり、
「これはイケるのでは……マフラーの高さ稼ぎ分を割愛すればイケる……?」と期待に胸を膨らませたのであった。
(タイプシャドーのNo.7は41コ)


「拙者の足袋の色がちぐはぐでござるよ」

なんとかなった。この達成感よ。

「こ、ここで開脚箕踞すればよいのでござるか?」
「そのスイッチをお尻で押すと隠し扉が開くよー」

 厳密なことを言えばシャドーは構造上臀部が存在しない。なのでこの姿勢のときに床に着いているのは下肢後面だけなのでスイッチとか押せてないかも。

「垂耳兎をびるどあっぷして、遠くの音が聴こえるようになったでござるよ!」

 ツインテの既視感が強いため、アルマジロを連れた魔法少……年に見える。手のピンク色も影響しているようだ。