「・・・はぁ・・・・・・」
一人ベッドの上で仰向けになっているのはねずっちょ18才。
「誰がねずっちょだコラァッ#!!」
おや、まだ気にしていたようだね、バクフーン。
「・・・ねずっちょじゃないやい・・・」
そう言うと布団にもぐっていった彼。そしてそれを黒・・・いや、白い影。
バクフーンと一緒にブラッキーを襲ったザングースだ。
「・・・まだ落ちこんでいるんですか?」
「しくしく・・・・・・」
「まったく・・・体ばっかり大きくて中身は子供なんですから・・・。」
すると布団ががばっとめくれる。
「な、なんだとーっ#!!」
「ほら、そうやってすぐに怒るところが子供だって言っているんです。」
「な・・・ぐ・・・・・・しくしく・・・・・・」
怒ったり泣いたり・・・本当に子供みたいなバクフーン。
隅でいじける彼にザングースが語りかける。
「・・・泣かないでください。貴方にはするべき事があるでしょう?」
「・・・ザングース・・・お前・・・・・・」
「・・・ではよろしくお願いしますw」
「・・・・・・・・・何だコレは?」
頭にバンダナを巻き、エプロンを身につけ、手にはハタキ・・・・・・どうみてもお掃除ルック。
「今日は貴方が掃除するんですよ?ちゃんとするべき事はやってくださいね。」
「・・・あのさ、オレのするべき事って・・・・・・掃除?」
「ちゃんと掃除しないと夕飯は・・・ですからねw?」
怖い笑顔。怯えるバクフーン。・・・こんなのは日常茶飯事。
「・・・分かったよ・・・。じゃ、今日はちゃんとアレ作ってくれよw?」
「はいはい、わかりました。」
カゴを背負って出かけるザングース。それを見送るお掃除ルックのバクフーン。
いつもならバクフーンが材料を取りに行くのだが今日は彼が取りに行くらしい。
「・・・さてと、気合入れて掃除すっかぁっ!!」
・・・その2秒後、彼は花瓶を落とした。
獣道を通り森の奥の方へと進んで行くザングース。
木の根に注意しながら歩いて行くとバクフーンが好きな木の実がなっている木があった。
「あれは確か・・・・・・まっ、少しだけなら大丈夫でしょう。」
そういって彼は木に登ろうとしたが・・・
「よいしょ・・・っ!?うわあぁぁっ!!!」
彼は足を滑らせて木から落ちてしまった。
元々苦手な木登りをしてまで取りたかったバクフーンの好きな木の実。
「・・・バク・・・フー・・・・・・ン・・・・・・」
ここは深い森の中、ナニがいるか分からない。
だからいつもはバクフーンがここに来ていた。
しかし、いつまでもバクフーンに頼ってばかりではいけないと考えてこうしたのだろう。
「・・・・・・・・・・・・」
気を失った彼、そして忍び寄る怪しい影。
その影は彼に近づいていった。
その頃バクフーンは・・・
「・・・ふぅ・・・まっ、オレが本気を出せばこんなもんだなw」
一通り綺麗になったようだ。彼なりに頑張ったのだろうがやはりザングースのようにはいかない様だ。
「・・・それにしても・・・ザングースのやつ・・・遅ぇなぁ・・・・・・」
時間が経つにつれて心配になってくるバクフーン。
「・・・ちょっと様子見て来るか・・・」
いざと言う時のために狩猟用の大剣を背中に背負い暗い外に飛び出した。
「・・・ザングース・・・無事でいてくれよ・・・・・・!!」
「・・・・・・ん・・・・・っ・・・・・・・・・」
ザングースはバクフーンが探している頃、ようやく目を覚ました。
目を覚ましたザングースは辺りを見まわした。
「・・・ここは・・・洞窟・・・かな・・・?」
「・・・おっ、目ぇ覚ましたみたいやな。」
後ろの方から聞こえるあまり聞かない方言。
「・・・誰だ・・・?」
「あんたを助けたお兄さんとでも言うたらええんかな?」
「・・・助けた・・・・・・?」
「せやwあんたが木の下で気絶してたから何事やと思うてな。ここまで運んだんや。」
「・・・そっか・・・僕・・・」
少し落ち込むザングース。
「あー・・・そんなに落ち込むなや・・・なっ?」
「・・・うん・・・」
「・・・・そやwあんた、名前なんて言うん?」
「・・・ザングースです・・・」
「わいはウインディって言うんや、何かの縁やと思て仲良くしてくれやw?」
「・・・はい・・・w」
笑みを見せるザングース。
「そういや、なんであの木に登ったんや?」
「あの木になってる実を取りたかったんです。」
「ああ、ホムラの実の事やなwわいもあれ好きやでw」
「あの人が好きな実だったから・・・・・・」
「・・・なるほどな。そんなら分けてやろか?」
「えっ・・・い、良いんですかっ!?」
「別にそんなんええで?ちょっと待ったってやー。」
奥の方に行くウインディ。
すると何個かホムラの実を抱えてきた。
「ほいwこんぐらいでええか?」
「あ、ありがとうどざいますw!」
カゴの中にホムラの実をごろごろと入れるザングース。
すると遠くから誰かの声が聞こえてきた。
「・・・スー・・・ッ・・・ザン・・・スー・・・ッ・・・・・・」
「おっ、お迎えが来たんかな?」
洞窟からザングースと一緒に出るウインディ。
「あっ・・・バクフーン・・・・・・」
「ザングースッ!!」
再開するとザングースに抱き着きおいおいと泣くバクフーン。
「うわあぁぁんっ!!」
「・・・ば・・・バクフーン・・・;;」
「・・・良かったな・・・ザングース・・・w」
ウインディが頭の上にポンと手をのせる。
「・・・うん・・・w」
「ぐすっ・・・ひっく・・・・・・あ、あんたが助けてくれたのか?」
「そうやけど・・・あんた、この子の兄さんか?」
「ああ・・・まぁ、そうだけど・・・」
「そんなら一つ言っておく事があるんやけどw」
「・・・・・・?」
きょとんとする二人。
「最近になってからなんやけどな、なんや変な植物が出とるって噂やて。」
「・・・変な・・・」
「・・・植物・・・?」
「この近くでも何件か被害にあってるみたいなんや、だから気ぃつけて帰りや。」
「・・・うん、ありがとうウインディさんw」
「ほなな〜w」
にっこり笑うとウインディは洞窟に戻っていく。
「・・・じゃ、帰るかw」
「・・・うんw」
一緒に帰ろうとバクフーンが後ろ向けた時、ザングースは見てしまった。
「あ・・・。」
バクフーンが背中にハタキを背負っていた事を・・・。
・・・おそらく慌てて探しに来てくれたのだろう。
そして、ザングースはそれほど自分の事を心配していてくれたと受け取った・・・・・・
そして、家路についた二人。ザングースは急いでホムラの実を使った夕飯を作った。
大好きなバクフーンのために・・・・・・
「ご飯できたよ〜w」
「わぁい〜w」
本当に子供のように笑うバクフーン。
そして、瞬く間になくなっていく夕飯。よほど腹が減っていたのだろう。
「ふぃ〜・・・食った食ったw」
「ごちそうさまw」
食器を片付けるザングースにバクフーンがこう言った。
「なぁ、一緒に風呂に入ろうぜw」
「えっ・・・うん、分かったw」
先に風呂場に行くバクフーン。何故かすでに顔が赤かったような気がしていたザングース。
「・・・さてと、そろそろ行かなきゃ。」
食器を洗い終えたザングースは風呂場に向かう。
ガラララッ・・・
「・・・ふぅ・・・///・・・」
先に風呂に浸かっていたバクフーン。頭にタオルを乗せ歌なんか歌っていた。
「悲しみの粒は喜〜びに変わ〜る〜///♪」
「また歌なんか歌ってるの?」
隣りにザングースが入ってくる。
「こうするのが好きなんだ///w」
「へぇ・・・そうなんだ・・・」
「・・・ねぇ、バクフーン。一つ聞いていい?」
「何だ///w?」
「・・・何で顔赤いの?」
「んっふっふ〜///wそれはなぁ・・・・・・///」
ざばっと立ちあがるとザングースの目の前に何か紅いモノが現れた。
「わっ・・・・・・///・・・」
「こうゆうことだ///w!分かったか///w?」
「え・・・でもそれぐらい僕だってたまになるよ・・・・・・///?」
「だからぁ・・・ほら、口開けろよ・・・・・・///w」
「・・・???こ、こう///?」
大きく口を開けるとバクフーンが前進してきた。
そして、ザングースの口に紅いモノが突っ込んだ。
「んぐっ///!?んむっんんっ・・・////・・・」
「うっ・・おっ・・・おぉっ・・・////w」
ザングースの頭を掴み腰を前後に動かすバクフーンを何をされているのか分からないザングースが見つめる。
「んっんっ・・・うぁくふぅん・・・うぁうぃうるの〜////・・・?」
「そろそろ分かる・・・・っ////!!!!」
バクフーンが仰け反ったのを見たとき、口の中に何かあたかかくてヌルっとしたものが流れこんできた。
「んっ!!うぁくふっ!!んんっ!!ぅんっ////!!!」
「うぁっ・・・へっへっへ・・・・・・////w・・・」
何回か口の中でびくんとはねたバクフーンのモノ。でも、嫌とは思わなかった・・・むしろ・・・
「んぁ・・・バクフーン・・・・・・////・・・」
口からバクフーンが出した白いものが流れ出て来る。
「・・・はぁはぁ・・・ザングース・・・////・・・」
すると、バクフーンはザングースを向かい合うに持ち上げ目を瞑り唇を触れさせた。
「・・・んっ・・・・・・////・・・」
「・・・・・・んんっ・・・ちゅっ・・・////・・・」
静かになる風呂。二人のキスをする音だけが響いた。
「・・・・・・ザングース・・・・・・///・・・」
「・・・はぁっはぁっ・・・・・・バクフーン・・・////・・・」
見つめあうとそっとバクフーンがザングースを抱き直しアナルを弄りだす。
「ひぁっ////!?ば、バクフーンッ////!?」
「・・・ちょっと慣らすだけだからな・・・・・・////・・・」
「・・・う、うん・・・・・・んゃっ・・・///・・・」
甘い声を出すザングース。その声に反応するようにバクフーンの逸物がリズムよくはねる。
「・・・じゃ、そろそろ・・・いくぞ・・・・・・////?」
ぴたっと逸物の先をザングースのアナルにあてる。
(あっ・・・これって・・・♂が大好きな♀とするのと同じだ・・・////・・・)
そう思ったザングースはコクンと頷いた。
「痛かったら言ってくれよ・・・・・・////・・・」
ぐぃっ・・・ぐぐっ・・・ずぶぶっ・・・ぐぃっぐぃっ・・・
「うあっ///!!・・・くぅ・・っ・・・・////・・・」
「・・・くっ・・・ザングース・・・っ・・・・////・・・」
バクフーンは上に突き上げるように腰を動かしたりザングースを上下に動かした。
「あっあっ///バクフーンっ////!!」
「ぐぁっ・・・ざ、ザングースっ////!!」
ザングースは自分で大きくなっていた自分のモノを扱いていた。
そして、二人が大きく叫んだ。
ザングースからは白い一閃が放たれた。
バクフーンはザングースの中に熱い想いを放った。
「・・・はぁはぁ・・・ざ、ザングース・・・////・・・」
「んんっ・・・バクフーン・・・・////・・・」
「・・・オレもさ、一つ聞いていいか///?」
「・・・んっ・・・なぁに・・・///?」
「・・・なんでホムラの実、料理に入れたんだ///w?」
「・・・・えっ?だ、だってバクフーンが好きだっていったから・・・///・・・」
「・・・あれは熟してない実だから炎タイプを興奮させるんだぞ///w?」
「・・・えっ。・・・て言うことは・・・・・・?」
「あのウインディって奴が仕組んだんだろうな////w」
「・・・・・・あのヤロゥ・・・・・・#////・・・」
ザングースの怒りはバクフーンが夜の間に消してしまうだろう。
そして共に光風霽月な心になるだろう。
・・・さて、その頃ウインディは・・・・・・っと、この話しはまた今度にでもw