世界観・用語・職業等






    
    
    日本やアメリカがあったのは今は昔、人間が溢れていた世界は今は昔。
    今や獣や竜が地上にむせ返り、昔人が人らしく暮らしていたように、獣たちが人らしく暮らしている。
    人が笑うように獣も笑い、人が泣くように獣も泣き、人が知性を持ったように、獣が知性を手に入れた。
    そんな世の中になった世界の話。そんな世の中になったとある時代の話。









◇◇◇オオエド
   
レイたちが暮らしている小国オオエド。大きさは日本くらいの小さな島国。
   建国者が日本に思い入れがあったらしく建物や雰囲気も日本そっくりだが、どこかエセ臭い。
   日本らしい建物なのに煙突ついてたりファンキーな看板があったり、訳の分からないことになっている。
   本人達はそれが日本だって思ってるからどうしようもない。
   そんなおおらかな心の持ち主達が住む島国。







◇◇◇だるま亭とそこに住む人たち

   
オオエドのとある都市にある古い旅館。今は経営しておらず流れ者が住み着いている。
   土地や建物の私有者はレイ。どういう経緯でそうなっているのかは謎。
   とてつもなく広い敷地で中庭なんかもある本当は結構いい旅館。
   庭は石庭や池もあり、そのなかに錦鯉とかししおどしなんかもあって結構風流な感じ。
   ただ日本人が設計したわけじゃないので街中同様ファンキーな部分もある。
   部屋数も半端なく多く、経営当時はとても賑わっていたらしい。

   建物は花棟(東)・鳥棟(西)・風棟(南)・月棟(北)の四つに分かれている。あまりにも広いため現在風棟でみな生活をしている。(風棟に玄関があるので
   他の三棟は放置されており、なにか住み着いているという噂も・・・・。
   オオエドにはびこる霊的現象はここから始まっているとさえいわれている。いわゆる曰く付きの旅館。
   風棟にはレイ・イディオス・疾風・スィナ・クライム・ギミック・旋風・夏雪が住んでいる。
   家賃を払ってるのは夏雪だけで、それ以外は勝手に住み着いてる。ちょっとした家族みたいな感じ。
   部屋は各自一部屋ずつ(イディは勝手に壁をブチ破って2部屋だったのを一部屋にしている
   スィナとクライムは2人で一部屋、旋風とレイは適当にそこら辺で寝たりしてる。

   食事は基本みんなで食べる。家事担当はギミックと疾風。
   生活費は疾風がアルバイトして稼いだお金とイディオスがどっからか大金を持ってくる。
   イディオスが何で稼いでいるかは謎。













◇◇◇職業・団体・会社・施設等◇◇◇







◇◇◇硯工務店[スズリコウムテン]

    オオエドきっての大手老舗工務店。オオエドの建物の大半はここで建てたもの。
    海外からの依頼なんかも多い。「早い・強い・安い」をモットーに経営展開している。





◇◇◇紅蓮流総本家[グレンリュウソウホンケ]

    オオエドを仕切る忍者流派の本家。全国から依頼を受け優秀な忍びを派遣する。
    総帥がチャランポランだが頭が切れることで有名。
    他の流派の者は頭が上がらない。守警とは犬猿の仲。





◇◇◇守警[シュケイ]

    守護・警備団体の略称。警察に近い職業。
    忍者を忌み嫌っている節がある。





◇◇◇憑き物落とし

    人に憑いている悪い霊を引っぺがしたり、成仏させる職業。
    住職を兼ねてやるものが多い。





◇◇◇稲荷社[イナリノヤシロ]

    オオエドの数ある神社の中で由緒ある社。
    見た目は街外れにある小さな神社。名前の通り狐の神様が祭られている






◇◇◇穴埋屋[アナウメヤ]

    夏雪が一人でやってる何でも屋。通称「ウメヤ」。
    主に守警ができない違法な仕事や忍者も嫌がる、もしくは忍者と対立するような仕事を受け持つ。
    あらゆる仕事の穴を埋めるお仕事。










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