「彼、新人なのになかなかやりますね。」
モニターを覗きながらこの店の人事部長兼事務部長の広沢が言った。
「うむ、これはいけるぞ。また新人が一人増えるな。」
コーヒーを片手に関心しながら支店長の青松がいった。
「彼はキツネだけでなく他の色々な獣人も受け持ってほしいですなぁ。きっと喜ぶでしょう。」
自信満々に広沢が言った。
「うむ、確かにここでも何人かは掛け持ちをしているが、初めての時の快感のおかげで一つの種類を極めたいと言う奴が多いのが現状だ。実際は色々な事を楽しめる掛け持ちが給料もいいのだが、果たして彼が素直に受け入れてくれるかどうか・・・。とりあえず終わったら聞いてはみるが。」
青松はため息をつきながら言った。
「じゃぁ、自己紹介も終わったことだし、そろそろ始めましょう。それじゃあ、服を脱ぎましょう。」
ココは裕樹にそう言った。裕樹はココの胸元を見ながらボーっとしていた。
「どうしたの、大丈夫?」
裕樹はやっとココの言葉に反応した。
「す、すみません。つい・・・。」
「いいのよ、別に。そのまま見ていても。でも、私は早くあなたとあま〜いひと時を過ごしたいの。さぁ、服を脱ぎましょう。」
ココは甘い声でそう言った。裕樹は急いで自分の着ているもの全てを脱いだ。
ココはじらすようにゆっくりと和服を脱いでいく。帯をシュルシュルっと取ると裕樹に胸を見せるように脱いでいき、ココの全身が露わになると和服を後ろへ放り投げた。部屋がキツネ獣人のフェロモンで充満した。
「あらあら、あなたももうこんな状態になってるのね。まぁ、初めての人は誰でもこういう風になってるわ。無理もないわね。」
ココは裕樹のイチモツを見てニコッと笑って言った。
「そこに座って。」
ココは不安そうな顔をしている裕樹にベッドに腰掛けるように言った。
「それじゃあ行くわよ。」
するとココは床に膝をつき、直立不動の裕樹のペニスをほおばり始めた。
「え!ちょ、まっ・・・!?」
ココの行動に裕樹は驚いていた。まだ心の準備ができていなかったようだ。
「ああ、ああぁぁ・・・。」
裕樹は突然襲ってくる快感の波に飲み込まれていった。ココは裕樹のペニスを舌で優しく包み込み、時には舌先でチロチロと亀頭を嘗めた。
「あぁぁ、もっと、もっとぉ、もっと速くぅ・・・。」
ココは裕樹の指示に従い、顔を前後に素早く動かした。
"あぁ、俺、裕樹とやっちゃってるんだなぁ。"
本来は男性であるココは自分が男性と、しかも友人とやってるというのが少し信じられなかった。
「ああぁ、い、いく、いくよぉ。」
"ドクッ、ドクッ"
そしてしばらくしてから裕樹のペニスが脈打った。ココの口の中が裕樹の精液で満たされた。ココは裕樹の精液を一滴も漏らさず全て飲み干した。
「ぷはぁ、あなたのなかなかおいしかったわよ。」
ココはうれしそうに言った。
"うわぁ、俺、裕樹をイかせちゃったよ〜。"
内心そんなことを思っていた。口をあんぐりと開けて裕樹は少し顔を赤くしながらじっとココを見ていた。
「何照れてんのよ、もう。」
ココは裕樹の鼻をツンと指でついた。
「い、いや、なんか、その、あの・・・。」
裕樹はさらに顔が真っ赤になった。
「それじゃあ第2ラウンド開始!」
少し休憩を取った後、ココはそう言った。
「さぁ、早くおいで。まだまだこれからよ。」
ココはベッドに仰向けになり、裕樹を誘った。裕樹は言われるがままに、ベッドに上ってココに覆い被さるように四つんばえになった。裕樹の表情はこわばっていて、かなり緊張しているようだった。
"ズブズブズブッ"
裕樹は慎重にペニスをココのワギナに差し込んでいった。
「あ、ああぁぁ・・・。」
二人から同じような声が漏れた。裕樹がピストン運動を始めた。ココは想像していたのより激しかったので驚いていた。
「あん、あん!もう、私、壊れちゃいそう!!」
あまりの快感にココは理性を失いかけていた。
「あぁぁん、もっと、もっとよぉ!!」
ココに言われるがままに、裕樹はさらに激しく腰を振りだした。ピストン運動をするたびに、裕樹の大腿部や腹部にキツネの毛が触れた。裕樹もまた初めての感覚と快感に酔いしれていた。
「ああぁ、もう、もういくぞ・・・!」
しばらくしてからそう言って裕樹のイチモツが脈打つと、白濁とした精液がココの子宮めがけて発射された。
「ああああぁぁぁん!!」
ココはあまりの快感に気を失いそうになった。
"ドクン、ドクン"
ココがビクビクと少し痙攣をした。子宮に裕樹の精液が流れ込んでいく。
"あぁ、すんごく気持ちいい・・・。もう、最高!!"
ココである博史は女性の快感を味わえてすごく嬉しかった。二人はしばらくの間、余韻を味わった。裕樹はココから自分のイチモツを抜くと、愛液がとろとろとココのワギナからベッドの上に垂れた。
「こんな感覚初めてよ。最高だったわ!」
ココは満足げに裕樹に言った。
「そ、そうだったですか?何か、そう言う風にいってもらえるとうれしいな。」
裕樹は照れながら言った。
「そういえば、あなたをもっと気持ちよくするものがあるんだけど。」
そう言ってココは灰色の錠剤と白いカプセルを裕樹に差し出した。
「これは何の薬なんだい?」
不安そうに裕樹が尋ねた。
「白いカプセルは精力剤、灰色の錠剤はある獣人に変身する薬よ。他にも色素転換剤っていうのがあるから自分の好きな色の獣人にもなれるわ。」
「ど、どういうことなんだ?」
裕樹はさらに不安になってココに尋ねた。
「実はね、私達は生まれつきこういう体じゃないの。薬でこういう風になってるの。ここはそんじょそこらの風俗店とは訳が違うの。私達は普段は普通の人間で普通の生活をしているわ。他のみんなも普通に交わっていることに飽きてさらなる快感を求めてこの店に入ったの。私がこの店に入ったキッカケはインターネットだったんだけど、私は初めてこの店に来てすぐにここの店員になったわ。こんな素晴らしい商売があったなんて信じられなかったもの。実際給料もかなりいいし。だからバイトもすぐにやめたし、引退するまではここで働こうと思ってるわ。」
裕樹は少しショックだったが、本当の事を知ることができてよかったとも思っていた。
「とにかくその薬を飲んで。まだまだ夜はこれからよ。」
ココは甘い声で早く薬を飲むように誘った。
「変身してもちゃんと元に戻してくれるんだろうな?」
裕樹は念を押して尋ねた。
「もちろんよ。私達だって一生こんな姿じゃないわ。」
ココは強気な声で言った。
"ポイッ、ゴクン。"
まだ少し不安はあったが、ココの言うことを信じて裕樹は一気に薬を飲んだ。しばらくすると、体の中から何かが燃えているような感覚に襲われた。その熱は体中へと伝わり、裕樹を犯し始めていた。
「ぐあぁっ!何だこれは・・・!」
「落ち着いて!深呼吸よ、リラックスして!!」
ココは苦しそうにしている裕樹を必死に落ち着かせようとした。裕樹の頭の中は真っ白になっていき、何が起こっているのか分からなくなっていた。
裕樹はとうとう立っていることもままならず、畳に四つんばえになった。ミシミシと音をたてて体の色々な骨格が少しずつ変化していき、中肉中背の裕樹の体は脂肪が熱によって燃焼されていき逞しい体つきになっていった。さらに背中からは灰色の毛が伸びていきそれに伴い尾てい骨付近から床に届きそうなフサフサのしっぽも生えて、終いには灰色の毛は綺麗に全身を覆い尽くした。
その次に顔が変化し始めた。鼻と口が前に突き出していくと鼻は黒くなり歯は鋭く尖っていった。耳は少し頭の上の方に移動していき、三角形のピンとした耳になった。ペニスは赤みを帯び始めると太く逞しくなっていった。睾丸も肥大化していき、新たに精液が製造されていった。変身はほんの数分だったが、裕樹には途方もない時間に感じていた。
「はぁ、はぁ、はぁ。・・・。」
裕樹は息を切らしていた。
「大丈夫?」
まだ意識が朦朧としている裕樹にココはやさしく尋ねた。
「あぁ、何とか。」
裕樹は落ち着いたところで、ゆっくりと立ち上がった。
「それじゃぁ、自分の姿を拝んでみましょうか。」
ココはそう言うと、裕樹を大きな鏡の前に立たせた。裕樹は自分の体を見て驚いた。そこには全身が灰色の毛に覆われて大きくて赤黒いペニスがビンビンになっている唖然とした狼人がいたのだ。
「な!何なんだ、これは!?お、俺、本当に獣人になってるよ。」
裕樹は半ば唖然としていたが、嬉しくも思っていた。
「うふ、新しい自分はどう?気に入った?」
嬉しそうにココが尋ねた。
「ああ、なんか気持ちいい気分だよ。」
裕樹は静かに笑って言った。
「それじゃあ第3ラウンド、行っちゃいますか!」
「おう!!」
ココの誘いに裕樹は快く応じた。
「お互い獣人なんだから動物らしく交わろうぜ。」
「いいわよ。」
ココは快く返事をした。ココは裕樹の言っていることを理解した。そして、ベッドの上で四つんばえになった。
「さぁ、はやくあなたのその大きなペニスを突っ込んで!!」
狼人の裕樹は言われるがままに赤黒いペニスをココのワギナに勢いよく挿し込んだ。
「はうっ!?」
ココはあまりの衝撃にむち打ちのような感覚を覚えた。その鈍い感覚はじばらくの間体に残っていた。そんなことはお構いなしに裕樹はココを激しく何度も突き上げていく。裕樹の逞しいペニスによってギチギチとココのワギナが悲鳴を上げていた。犬科特有のペニスのコブがココの膣の中で膨らむと、二人は新たなる快感に飲まれていった。
「ああぁぁぁ、この感覚よ、この感覚!!あぁぁ、もう私どうなってもいいわ!!」
ココはただでさえ大きいペニスがココの膣を広げているのに加えて、ココは握り拳に近い大きさのコブがココの膣を広げている感覚に快感を覚え、裕樹もコブやペニスがココの膣によってキュキュッと締め付けられる感覚に酔いしれていた。二人とも今まで味わったことのない最高の感覚だった。
ココはコブの感覚がどのようなのかを感じたいがために、裕樹を狼人に変身させたのだ。裕樹はピストンの勢いも加わってか、だんだんココに覆い被さるようにしてココの上に四つんばえになった。二人の体がまさにひとつになろうとしていた。
「くっ、も、もういくぞ・・・。」
しばらくピストン運動をすると、赤黒いペニスから勢いよく精液が発射された。
「ああああぁぁぁぁん!!」
「うをおおおぉぉぉぉん!!」
ただでさえ変身した後の精力は凄いのに、精力剤も手伝って裕樹の精液は絶え間なくココに注がれていった。止まることを知らない狼人の精液はコブによって外に出ることはまずなく、確実にココの子宮を満たしていた。
「あぁ、あああぁぁ。も、もう、おかしくなっちゃいそう!」
ココの頭の中は真っ白になっていた。裕樹もまたそうだった。射精が終わると、二人は本日二度目の余韻を味わった。ココのフサフサした綺麗な白い毛がある腹は裕樹の大量の精液のせいか、少し膨らんでいるようにも見えた。裕樹はペニスを抜こうとしたが、コブがまだ膨らんでいてなかなか抜けなかった。裕樹は無理矢理抜こうとしたが、またそれが二人を刺激してしまった。
「あん!まだやりたりないの?」
「いや、そういう訳じゃないんだけど・・・。」
その時まだわずかに裕樹の中に残っていた精液がココの膣に放たれた。どうにかペニスを抜き終わると、二人は安堵のため息を付いた。ココのワギナからさっきよりも大量の愛液がトロトロと流れだし、シーツやココの大腿部を湿らせた。
「はぁ、さすがにもう疲れたわ。あなた、勢いが凄いんだもの。ぞくぞくしちゃったわ。」
「え?そうだった?僕はそうは思ってないけど。」
裕樹は狼人になったせいか、まだ余裕そうな感じだった。
「俺も、ここの店員になるよ。獣人がこんなに素晴らしいものだったなんて思わなかったよ。」
「そう言ってもらえてうれしいわ。それじゃあ、こっちに来て。元の姿に戻してあげる。」
「これを飲んで。元の姿に戻れるわ。」
ココは薬製造器の取り出し口に置いてある肌色のカプセルを裕樹に渡した。
「いい、薬を飲むときはさっきも言ったけど、リラックスするのよ。吸い込まれるような感覚を感じれればすぐに終わるから。」
「ああ。」
そして二人はカプセルを飲むと、目をつむった。
しばらくすると、段々と何かに吸い込まれる感覚が二人を襲う。そして頭の中がスーッとしてきたときに閃光のようなものが瞬くと、徐々に人間の感覚が戻ってきた。裕樹はココの人間の時の姿がどのようであるか期待をしていた。しかし、その期待はすぐにうち砕かれるのであった。
「あぁ!?な、何でお前がここにいるんだよ!い、一体どういうことだ!?」
裕樹は完全に取り乱していた。
「あぁ、説明しようと思ったけど早く女の感覚を味わいたかったから説明するの忘れちゃったよ。あはは。」
博史は苦笑いをした。
「じゃぁ、俺は博史とヤったってことなのか!?マジでそれだけは勘弁してくれよぉ〜。」
「大丈夫だよ。男同士だから妊娠するってことはないから。気にすんなよ。いやぁ、またあの感覚味わいたいなぁ。」
「そういう問題じゃねぇよ!男同士っていうのが問題なんだよ!わかってないなぁ!」
「別に関係ないじゃん。獣人の時は異性だったんだし。それにしても、お前のピストン、かなり激しかったなぁ。」
「うるせぇよ!もうどうでもいいだろ!」
裕樹の罵声と博史のおおらかな声が変身室に響き渡っていた。
博史と裕樹がシャワー室から出てくると、二人は青松と広沢に呼び止められた。
「いやはや、よくやってくれたよ。新人が新人を招くなんて我が店では初めてだよ。」
青松が満面の笑みで言った。
「そこで君達に話したいことがあるのだか、ちょっと私達といっしょに来てくれないかね?」
広沢がニヤニヤしながら言った。
「はぁ、わかりました。」
二人は素直に応じた。青松と広沢は二人を暗い廊下へと導いていった。
「君は私と来てくれ。」
青松が博史の肩に手を掛けて言った。
「おっと、君はこっち。」
広沢が博史と一緒に行こうとする裕樹を呼び止めた。博史は支店長室に、裕樹は事務室に連れて行かれた。青松は自分が革張りのイスにドカッと座ると、博史を自分の机の前にあるイスに座らせた。
「さて、いきなりの注文で申し訳ないのだか、掛け持ちをやってみないかね?」
「掛け持ちって一体なんですか?」
いきなり訳の分からないことを切り出されたので博史は困惑した。
「なに、心配することではない。掛け持ちっていうのはただ一種類の専属の獣人になるのではなく、他の色々な獣人にもなって仕事をするというシステムだ。まぁ、その獣人の身体的特徴や使えるテクニックが違ってくるから難しいといえば難しい。でも待遇は普通よりはずっといいことは保証してやろう。自由度が高い上に快楽も何通りにも増える。これは絶対お得だぞ。少し大変かもしれないが、やってみてくれないか。」
「う〜ん・・・。わかりました、掛け持ちやってみます。」
しばらく考えた後博史ははっきりした口調で言った。
「よし、そうと決まれば話は早い。ここにサインしてくれ。」
博史は青松の指示通りに契約書にサインをした。それと同じ時、事務室では広沢が裕樹に契約書を渡していた。
「それで、あんたは何になりたいんだい?」
「さっき博史がくれたあの薬の獣人でもいいんだが、他にはどんな獣人になれるんだ?」
「他にねぇ。ふん、この世に存在する全ての動物の種類になれるよ。」
「それはすごいな。決められた獣人でしか仕事はできないのか?」
「そんなことはありませんよ。掛け持ちっていう毎回その日の気分で自分の好きな獣人を選べるコースもありますよ。給料も普通のコースと比べると遙かにいいです。」
「そいつはいいな。それにするよ。」
「ありがとうございます。それでは契約書のここにサインを。」
裕樹が持っているペンが契約書の上で軽やかに踊っていた。
「あああぁぁぁん、それはずるいわよ。ワギナとアナルにペニス2つも突っ込むなんて。」
少し太めのゾウ獣人が言った。
「はっ、はっ、はっ。いいじゃない。あんただってさっき私のワギナに鼻突っ込んだんだから。初めてなのにあれで私をイかせるなんてなかなかじゃないの。」
美しい水色の竜人が言った。
「あん、あん。私も今度はふたなりにしてみようかしら。でも、鼻から飲むのも面白いわ。ちょっとむせそうだったけど。あぁん。」
「はぁ、はぁ。ふたなりはいいわよ。男性と女性の快感が一挙に味わえるんだから。私も、うぅぉん、ぽっちゃり体型のヤツと一度やってみたかったんだけど、まさか今日できるとは夢にも思ってなかったわ。温かくて気持ちいいんだもの。はっ、はっ。」
「私達って以心伝心なのかもね。」
「そうかもね。」
ほとんどが大理石でできている豪華な部屋で、今日はメスのゾウ獣人の裕樹と複根ふたなりの竜人の博史が激しく愛を求め合っていた。その部屋は既に互いの愛の匂いで包まれていた。
「またあの二人はヤってるんですか、あいつら今日は仕事の日じゃないのに。はぁ、もう熱心なことこの上ないですね。」
モニターを見ながら広沢が少し呆れながら言った。
「まあ仕事も真面目にやっている訳だし、いいじゃないか。それより清掃員の数を増やすか。あの二人のおかげで清掃員達は毎日ヒーヒー言っているみたいなんでね。これを皮切りに多くの人が獣人とふれあって欲しいものだ。」
青松はコーヒーを片手に感心そうに言った。
モニターでは二人がお互いに乳房を揉み合い母乳を顔に吹きかけて、それを飲み合いながら絶頂を迎えていた。