その時には宮司も巫女も鬼化が始まり隈取が出来八重歯が生え角が額から形成され、何よりもイチモツが凶器と化す。今回は儀式に適応した少女は二十人で少年は三十人であり、他の子は不適合になり下忍の材料にされこれはまだチャンスがあるから良いとし、戦があり勝利する度に脱落した男児と女児一人ずつ樹木化にされる。神社にある大木はこの里が出来る時に結界を形成する上で必用な妖力を得るのに穢れ神を憑依した初代を封印し樹木化にしたものである。
「今回の戦の勝利のお礼として茸と李をお納めください」
御頭がそう言うと木の枝や蔓が伸び二人を捕まえると蔓や枝が性器を弄り、破瓜の血と初精が吸収されると実を落としこれが妖術を使うこの忍びにとっては無くてはならないものだ。そして樹の幹から新芽の様な肉棒が出てくると少年は菊の門をこじ開けられ、蔓は男児の肉棒を包みさながら女陰の煽動を再現し女児は菊門と李を蹂躙される。
宴は日が落ちるまで続き夜になると二人は樹から離れた蔓や枝により立たされてままになっていた……そのままひたひたと歩き出し森へと入り、月の光により照らされた所に立つと足が根へと変化し忽ち下半身は樹木化し、やがて手は枝になり首の後ろから樹木が生える……顔もやがて樹皮に覆われ朝日が昇ると光合成し樹木として一生を過す事になる。
この様な妖木は至る所にあり刀の鞘や神事に使う材料へと利用されるが、時々外の世界に到達する事もあるそうだ。