へび少女の長い髪(第七夜) 長毛 編髪作
「おほほほ。明日からおもしろいことになるわ。」
 片手を口にあてながら女王のように雅紗也は振る舞っていた。恐ろしいへび女の女王なのである。
「雅紗也さま。」
 小学生の中学年ほどと見られる、髪の毛を背中いっぱいにおろしている少女が近づいていた。
「あら、どうしたのかしら。」
「わたし、自信がないんです。」
「まあ、こんな髪の毛長くしてるんだから、じゅうぶん襲えるわよ。」
「でも、わたし…。」
「おほほほ、どうやら好きな男の子がいるみたいね。」
「えっ?」
「ふふふふ、いいわ。あなたをその子のいる家までつれていってあげるから。」
 誘われた少女は、ついに目当ての男の子のいる家にしのびこんでいたのであった。そしてその子の寝顔を見るなり布団をはいで男の子の身体に蛇になった胴体をぐるぐる巻きつけ始めるのであった。長い黒髪も大きく舞い上がって何度も回転していくのであったが、男の子は痛みを感じて目覚めていた。
「ん、あっ、うわあーっ!」
「くくくく。」
「や、やだ、ちょっと、やめて。」
「うふふふふ、あなたはわたしのものよ。」
 少女の舞い上がった長い髪の右半分が男の子の首にまきついて首を絞めていた。
「うう…。」
 少女は男の子の着ていたパジャマやトランクスをはぎとってフェラチオを始めるのであった。
「くくくく。ちゅばっ、ちゅばっ。」
「あの、君、何を、うわっ!」
 興奮した少女も精液を出して男の子の口に侵入させてしまい、少女の髪の毛によって首を抑えつけられていた男の子は飲み込んでしまった。
「おほほ、飲んだわね。」
 男の子の身体にもうろこが現われはじめるのであった。

 翌日、中高生の間にもへび少女がふえているのであった。ある中学の男子生徒が女学校のそばを通りかかっていた。その女学校では早々と朝礼をやっていたようであった。しかも、並んでいる女子生徒が全員二本の三つ編みを背中に垂らしていたのであった。
「こんなところに女学校なんてあったのかな。しかもみんな三つ編みで、校則でそう決められているのかな。」
 長い髪の毛、特に三つ編みにあこがれていたその男子生徒は、女子生徒たちの後ろ姿をまじまじと見つめているのであった。ところが、恐ろしいことが起こり始めた。男子生徒の見ていた女子生徒たちの三つ編みに結った髪の毛がいっせいに舞い上がり始め、彼女らの背中の上でまるで蛇のようにとぐろをまき始めたのである。
「あ、ああ…。」
 男子生徒は腰を抜かさんばかりのようすでその場にたちつくしてしまった。その男子生徒に背後から何人かの女子生徒が近づいて彼を取り囲み始めていた。校内にいた女子生徒たちと同じように全員校則通りと見られる三つ編みの髪形であった。
「あんた、こんなところでなにしているのかしら。」
「男の子のくせに、女子校のぞいてたんでしょ。」
「えっ?あ、あの…。」
「ほらね、許せないわ、こっちにいらっしゃい。」
「うふふふ。大声出したらあなたが怒られるのよ。」
 とうとう、男子生徒は腕などをつかまれてしまい、校内の裏手にあった倉庫に連れていかれてしまったのであった。
「あの、あなたたちは朝礼に出ないんですか。」
「あたいたちは札つきのワルだからまじめにそんなかったるいところなんか出ないわよ。」
「いちおう、お嬢様学校だけど、わたしたち落ちこぼれたの。」
「ふふふふ。番長を呼んできてやるわ。」
「番長って、女番長?」
「おほほほ。そのとおりよ、ほら来たわ。」
 男子生徒は、その女番長を見て驚くのであった。いままで男子生徒を囲んでいたり、また校内で朝礼を受けていた女子生徒たちはいずれも胸から腰ぐらいまでの長さの三つ編み髪だったが、その女番長は耳もとにもヘアゴムを結んでいて髪は超長く、三つ編みに結んだ毛先はお尻のところまであり、その毛先もスカートをこえていた。髪をほどけば地面にはついてしまうほどの長さである、まさに番長の格を表わしているほどの長さであった。
「きゃあ、ねえねえ、この子番長に会ったらね。」
「なにを騒いでるのよ。」
「股のところ見てよ、すごく大きくふくらんでるわ。」
「もしかして、番長とエッチしたいのかしら。」
 もはや、助からないと覚悟しているしかないかの男子生徒だった。ようやく、その女番長という人物がしゃべり始めた。
「ほほほほ。この男の子がどうかしたのかしら。」
「どうかしたもなにも、わたしたちの学校のぞいてたのよ、じろじろ見て。」
「いやらしい目つきでね。」
「そう、覚悟できてるわね。そのままにしていいわ。」
 男子生徒は、まだ女子生徒たちに両腕を背中でつかまえられたままで、ほとんど身動きのできない状態になっていた。
「そこにすわらせておやり。」
「はい。」
 男子生徒は倉庫の一隅にあった背もたれのない長いいすの上に座らせられ、女番長もその横に座っていた。そして、男子生徒のはいていた制服のズボンのベルトをはずされ、チャックもおろされて下着もはぎとられ、露骨な性器をあらわにされてしまったのであった。
「きゃーっ、あんな大きくなってる。」
「いやらしい、きもい。」
 恥ずかしさでいっぱいの男子生徒には返す言葉がなかった。それより、女番長が男子生徒に三つ編み姿の背中を見せながら男子生徒の勃起した性器にちゅばちゅばっと口を加えはじめたのでまた男子生徒は興奮してくるのであった。
「おほほほ、出てるわよ。」
「番長が咥えているからよく見えないけど。」
 その時であった。女番長の超長い二本の三つ編みに結っている髪の毛が風もないのに舞い上がり、男子生徒の首にかたほうの髪の毛が巻きついてくるのであった。その三つ編みの髪の毛を分けるうなじに出て来る分け目のあたりが割れて妖怪二口女のような口が現われ、なかから蛇の舌が出て来た。
「うわあーっ!」
 女番長は恐ろしい妖怪のへび女であった。三つ編みの髪の毛先もへびの顔になっており、首に巻きついた髪がしめつけて、もういっぽうの髪の毛先をうなじの口から出て来た舌にある液を運び、男子生徒の口のなかにそれをつっこませて飲ませるのであった。
「くくくく。」
「うぐっ。」
「おほほほ。飲んだわね、あなたもへびになるのよ。」
「ええっ?」
 男子生徒の身体にもうろこが事実現われていた。
「やっぱりね、いやらしい心の持ち主であることがよくわかるわ。」
 周囲にいた女子生徒たちも。髪の毛を舞い上がらせてうろこだらけの顔になっていた。
「うわあーっ!」
「さ、この子の精液でてきたから、みんなでたっぷり彼の身体をなめておやり。」
 とうとう、へび少女になっている女子生徒たちがいっせいに男子生徒にとびかかり、かみついたりなめはじめたりしたのであった。
「おほほほほ。うれしいでしょ。しかもあなたの好きな髪の毛長い女の子にばかり囲まれて。」
「たすけて。」
「もう、あなたもへびになってるんだから、じたばたしてもだめよ。そうだわ。」
 女番長は、男子生徒に巻きつけていた髪を離してほかの女子生徒たちに任せると、ロッカーに隠していた別の女子生徒の身体を運んできたのであった。その女子生徒はやや太った身体をしていたが太めに編んだ三つ編みの髪の毛がスカートの上裾に毛先がかかるぐらいの長さやボリュームのある黒髪で、その女子生徒の姿を見せられた男子生徒はまた興奮して性器を勃起させるのであった。どうやら、男子生徒と同じ学年らしかった。
「ほら、この子はまだへびになっていないわ。この子を襲ってへびにするのよ。」
 女番長が男子生徒の性器をもみはじめ、その太めの女子生徒を襲わせるのであった。その女子生徒も目覚めて気づいたが、男子生徒がとびかかっておさげ髪の間にあるうなじにかみつきだしていたのであった。
「きゃあーっ!」
「くくくく。」
「すごい、この男の子、女の子を襲ってるわ。」
 男子生徒はその女子生徒の三つ編みに結った髪をわしづかみにしたり胸をもんだりしていた。すると、女子生徒もまもなく意識がもうろうとなって、その男子生徒の性器に口を加えはじめ、興奮して大量に出した男子生徒の精液を飲み込んでしまった。女子生徒の顔にもうろこが現われ始めていた。
「うう…。」
「ふふふふ。この女の子もこれでへび女よ。」
 傍らでまた女番長が自分の髪をつまみながら不気味に笑うのであった。
「くくくく。」

「きゃあーっ。」
 ある小学校ではまた男子児童が三つ編みの髪を腰まで届かせている女子児童の髪をわしづかみにして性器を女子児童の口に入れ込み、精液を飲ませてへび少女にしていた。襲われてへび少女になった女子児童もまた、べつの男子児童を三つ編みの髪でつかまえて性器にかみつき、精液を逆流させてへびにしていったのであった。
「うふふふふ、うふふふふ。」
 髪の毛を背中いっぱいに拡げた雅紗也が、片手を口にあてながら不気味に笑い続けるのであった。
 少年少女たちの間からふえ続けていく、へび少女たちがいずれ世の中を支配するかもしれないようになるのかもしれない。


(おわり)
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